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BTS花様年華はやっぱりすごい3

2巻からは一気に話の規模がでかくなっていきます。ネタバレも詳細になるので、本当に大丈夫な方だけついてきてください…。

前回はこちら ↓

この記事のスクショは こちらの動画 からとっています。

6. ヒントの代償

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割とすぐ女性が死なない方法は見つかるけど、その後、ナムが住む地域が炎に包まれてナムが死んでしまうので、また次に進めなくなります。

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しかもこれは議員であるソクジンの父が関わる再開発事業の関連なので、一筋縄ではいかない。父の書斎で見つけたリストにナムジュンの名が。

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ソクジンは段々病んでいき、せっかく命を助けた彼女もそんな彼が怖くなって結局離れていく。頑張って命を助けた人たちとひたすら疎遠になるの辛いね…。

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失敗続きの彼に、力を与えた存在が「魂の地図を見つけたら終わる」とヒントをくれるけど、その代償に友人たちと過ごした楽しかった記憶を奪われてしまいます(辛いのは残ったままなのが厄介)。

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はい、この扉、Film Out とリンクしてる! おそらくこのループを繰り返して友人たちとの楽しかった思い出が吹き飛び、闇ソクジンが誕生するまでが Film Out だと思います。彼にとって、もう友人たちはクリアのために仕方なく守らないといけない厄介な存在。かつての優しいソクジンは「消えて」しまいます。

7. 頑張れ、テヒョン!

そして再び2022/4/11。客に絡まれそうになったところをソクジンに助けてもらい、拘置所送りを免れたナムがテヒョンと会います。「久しぶりに会ったソクジンさんは別人みたいだ」と聞いて、テヒョンは夢の情報を頼りに自分から積極的に介入しようとします。でも邪魔するなとウザがられる。しかしテヒョンは諦めず、最後の展望台に登る場面でも後ろをついていきます。

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こんなパターンは初めてで戸惑うソクジンは「早く降りろ」とキレる。テヒョンは昔の楽しかった思い出を語って説得しようとするけど、ソクジンは「そんなの覚えてるかよ」と1人車で帰ってしまいます。おいてけぼりになった皆は仕方なく歩いて駅へ。そして、グクが交通事故に遭います。

8. 魂の地図を探せ!

どうやらソクジンが「魂の地図」を探しているらしいという情報を掴んだ5人(入院中のグク以外)は、専用チャットルームを作って情報収集を始めます。そしたら次から次へと情報が。だから頼ればよかったのにね…。

【ナム&テヒョン】テヒョンの夢を頼りに、ソクジン父の事務所に忍び込み、彼が主導で進めている都市開発関連の機密文書を入手。でも警察に捕まり、慌てて文書を投げ捨てたら、それが一般の目に留まって大騒ぎになる。

【ジミン&ユンギ】かつて一緒に収容されていた患者が「魂の地図」と呟いていたことを思い出したジミンは、ユンギと面会を試みる。彼はTVに映るソクジン父を見て取り乱し「あいつのせいで魂が壊れた」「ギホが消えた」「音楽室」という言葉を残す。

【ホソク】警察に捕まったナム&テヒョンを引き取りに行った後、自分が育った児童養護施設も立ち退き対象だと知る。文書が公になったことで逆に計画が早まってしまい、チャットは追えても自分では調査どころじゃなくなる。

【グク】ぶっちゃけ皆に忘れられてます。入院中だから心配かけないでおこうという皆の優しさだったのですが、グクはその間にひき逃げ犯だと疑っているソクジンだけでなく、何やらコソコソしている他の人たちへも不信感を募らせていきます。

長くなるので詳細は次に回しますが、4人はソクジン父について更に調査を進めていきます。一旦ここまでの情報を渡そうと、皆はグクの退院祝いに「魂の地図について話しましょう」とソクジンを呼び出しました。ここでも、もはや誰も結構危険な状態から回復したグクに気が回ってないんですよね…。まぁ、色々起こりすぎててそれどころじゃない気持ちも分かるけど。

しかもケーキ係のホソクがなかなか来ない。微妙な空気の中、ひとまず「魂の地図はお父さんと関わりがあるかも」と話を始めていたら、ホソクが現れて、突然ソクジンに養護施設のことを父親に口利きしてほしいと言い出した。遅れたのは施設の人たちが再開発反対のデモで警察と衝突したからでした。

でもソクジンは「いつまでお前らの世話をしなきゃならないんだ」と突き放し、これ以上は時間の無駄だと帰ってしまう。グクは走り去る彼の車に事故の跡があるのに気付き、犯人をソクジンだと断定します。

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本当はこんな展開のところで止まりたくないんだけど、すでに情報が盛りだくさんなので、一旦ここまで。

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疑問②【本当にソクジンがグクを轢いたのか?】

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ソクジン本人はライトもつけてない対向車線からきた車を避けてハンドルを切り、ガードレールにぶつかったと話しています。その一方で、意図的に事故を隠蔽する場面もあるので、よく分からない(警察に通報した人を脅すところ、怖いけどすごくかっこいい)。

私的には、もし本当にソクジンが轢いてたらテヒョンが夢で気付くんじゃないかと思うので、何かの間違いだと信じたい。

未然に防ごうとしたこともあったが、グクの事故はループと関係ないことが分かったので放っておくことにしたという冷酷な表現もあるのですが、もし本人が不注意で轢いていたのだとしたら避けられる気がするのです。

私は一時期、ソクジンがテヒョンと喧嘩した後にもう一度最初からやり直したくなって、とりあえず誰か殺してループしようとしたのかと心配していたのですが、今のところ、そういうわけでもなさそう。彼が私のようなサイコパスな発想してなくてよかったと思いました(笑)

このあたりの「ぞっとするような冷たい目をした」闇ソクジンがとても私好みなんですが、「そんなソクジン見たくない!けど見たい!」という相反する感情が自分の中で戦っていて複雑な気持ちです(もうお気付きと思いますが、私はJIN推しです)。

そして、ここまでの展開を分かった上でまた Film Out の歌詞を見ると泣けます…。特に涙腺にくるのはSUGAとJ-hopeのところ…。

正しくなくていいからさ
優し過ぎる君のまま
笑ってて欲しかっただけなのに それなのに
涙の量計れるなら 随分遅ればせながら
やっと今君のとなりまで 追い付いて
見付けたのさ

やっと見付けたのに、消えてしまうのかよぉぉぉ!!(滝のような涙)

この曲は未練や別れの気持ちを歌っているので、ドラマ シグナルの内容にぴったりはまっているだけでなく、本編でも何重もの意味で効いてくるのが面白いなと思います。

【6人→ソクジン】本来の優しかった兄さんが消えてしまった悲しみ

【ソクジン→6人】楽しかった6人との記憶が消えてしまった悲しみ

【彼女→ソクジン】好きだった彼が変わってしまった悲しみ

【ソクジン→彼女】好きだった彼女が離れていってしまった悲しみ

BTSの曲は歌詞がほどよく抽象的なので、男女の関係だけでなく家族や友人、また、人ではない自分の夢や大切なものに置き換えることもできるのが素晴らしいですよね。私は、それも人気の理由のひとつだと思ってます!

この展開で止まっているのは嫌なので、なるべく早く次も続けます! よろしければ次もお付き合いください。

※ 続き書きました!

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