今年読んだGoの本+個人的九州ベストラーメン3位までのご紹介
おはようございます、udzuraです。2022年12月9日の夜です。
こちらはQiita x エンジニアカフェ共催!今年がんばった技術(と好きなラーメンと麺のかたさ) Advent Calendar 2022の9日目の記事です。
実は今年転職したんですが、
サーバ/インフラサイドの主要言語がGoの会社なので、今年は改めてGoと向き合い、勉強し直す年にもなりました。その際、読んだ本や記事などをメモがてら紹介する感じのエントリです!
そして、好きなラーメンがテーマの一部に含まれているので、せっかくなので後半でこの九州島で個人的に好きなラーメン3つを紹介しようと思います。
なお、硬さは「一応硬めを頼むけど、普通でも大丈夫」というやや弱気な派閥です…。うまかっちゃんが伸びるのはNo。
今年読んだGoの本
Goならわかるシステムプログラミング
(私が読んだのは結構前に入手した第1版です)それを踏まえて読み直したのですが、結論、Goでお仕事のプログラミングをするのならば、インフラ/アプリケーション問わず読むべき本だと思っています。というのも、GoのIO周りについて最も分かりやすく丁寧に書かれた本だからです。
2章、3章を読むことで、io.Reader/Writerがインタフェースであることから始まり、具体的な主要な構造体、関数、ストリームをくっつけるテクニックなどなど、GoでIOを扱う上でよく出るパターンと裏側の発想が一通り学べるような作りになっています。どういう言語であれ、現実のコードを書く上ではあらゆるIO(ファイル、ソケット、標準入出力他)を避けて通れないはず。かつ、IOを扱うコードは非常にGoらしいパーツでもあります。そこを押さえられるこの本の価値は高いです。
もちろん、IO以降の章の情報(チャンネル、ソケット、プロセス、時間、メモリ周りなどなど)もとても読みやすく、関連分野の理解が深まるはず。システムを知ることは、プログラミングの幅を広げてロバストなGoコードを書く上で重要なので、そういう点がまとまっていると思います。
Go言語による並行処理
こちらはGo言語の重要なパーツである並行処理について、発想と具体的なコード、パターンをまとめた本です。チャンネル、select文、syncパッケージなどの基本的な道具をまとめて流れで理解できるのは便利でした。なおかつそこまでの厚みではないので、サクッと通して読んで後から見返しつつ学習するのが良いかと思います。
ところでもちろんcontextパッケージに関する説明もありますが、ここは実際のコードをもっと読んでいかないと理解が難しいかもしれません。その辺りは後述する本や記事で補完するとよさそうです。
エキスパートたちのGo言語
大変申し訳ないのですがこの本は通して読めていません…(WebAssembly周りなども掲載されていて、ちゃんと読みたいところ)。序章の内容に絞って紹介します。
この本の序章は、Go初学者が一歩先に進むためのトピックがまとまっている感じで、この部分だけでも通して読むのは価値があると思います。
こと、コンテクスト周りと、エラーハンドリング(ラッピング周り他)が分かりやすくかつ簡潔に書かれていて、なおかつ独学ではいい感じに設計がしにくい箇所なので、悩んでいる方は読んでみるとよさそうです。
https://gihyo.jp/book/2022/978-4-297-12519-6ちなみに、Zennに「よくわかるcontextの使い方」というオンライン書籍があります。こちらも一読をお勧めします。
(おまけ)Googleのソフトウェアエンジニアリング
この本も、会社で読書会真っ最中なのこともあり、まだ通しで読めておりません…。
が、Googleでいい感じにソフトウェア開発を続けるための発想やノウハウが出てきているのですが、随所に「こういう背景があるからGoはこういう仕様になっているんだろうなあ」という気づきがあるので、結果的にGoのコードをよくするために役立つような気がします。今のところ、スタイルガイドの章や、ユニットテストの章などが面白かったです。
おすすめのGoの本は先達の記事がたくさんありそうで、どの本にすべきかについてもいろいろな意見もあるかもしれません。しかも後半の本は読みかけですみません… が、Goの学習をしている方の参考になれば幸いです。
最後にこの中で一つだけを挙げるとしたら、Goならわかるシステムプログラミングは一押しだと思っています。
ということで、本編(???)である九州島ラーメンベスト3を…。
掲載する写真は全て自分で撮影したものです。
3位 博多川端どさんこ
いきなり豚骨じゃないんですが、さらにいうと北海道を名乗るラーメンで「…何?」ですが、福岡市内最強の味噌ラーメンです。
と言いつついまだに川端の本店に寄れていない…。博多駅のデイトス、あと最近は天神パルコにも支店ができました。
2位 ラーメン小金太
続いて即座に福岡県を出てしまってあれですが、鹿児島、天文館通り近くの豚骨ラーメンです。
豚骨ですが、なんとも言えず爽やかで、かつ濃厚で満足感高いという唯一無二の味。お店では、鹿児島ラーメンの名物らしい千枚漬け的な何かももちろん楽しめます。
このラーメンを食べにまた鹿児島に行きたいので、鹿児島コミュニティの方勉強会に誘ってください。
1位 ラーメン工房 龍
福岡市エンジニアカフェ協賛のイベントアドカレですが、北九州の紹介で〆ます。北九州は三ヶ森の、九州至高の豚骨ラーメンです。
福岡市内の人も知っている人が多い有名店で、行列必須のこの店のラーメンは、中麺細の満足感と豚骨の旨味を同時にハイレベルに味わえる逸品です。個人的に、久留米系の流れを汲みつつさらに違う個性を持った「北九州系」をここに感じます。
小倉のような中心部から少し離れていますが、北九州市外、県外の方も一度チャレンジしてみてください。いやまあ僕は福岡市在住なんすけど…(奥さんの地元は、北九州です)。
正直どこも有名店なのであれですね…。あと、最近天神圏内で注目している店もついでに話すと、麺屋我ガです。かつて今泉・春吉に存在した鳳凛を少しだけ彷彿とさせる(しかも今泉の近いところにできた)。
この手のラーメンランキングこそ、百家争鳴の恐れがあるのでこの辺で撤退します。
それでは来年も良いハッキングライフ+ラーメンライフを。
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