憧れは
なんだ高学歴、言葉も知らねぇのか
テレビを観ていて思った
穿ったことを言いたかったのかカッコつけなのか。高学歴な奴は鼻につく。理数系だかなんだか知らねぇが、だったらそれがお前らの生活の、なんの役に立ってんだ
人の評価は数字だ。数値化できない能力は評価されない。評価する側が無能なだけなのに
"これでいい"と言った瞬間に人は死ぬ。その先の発展は望めず、そこで終わり。日本の評価システムはとっくに死んだ。いつの時代の教育システム引っ提げてんだって話だ。それにぶら下がる社会も、そりゃ腐るわ
日本語くらいまともに使え!なんて言わない。言葉は多彩だし発展し続ける。だったら調べろって。そこにその、高学歴野郎の慢心があるんだよ。自分は優れている。テストで点数を取れる奴は偉い。全知全能とさえ思っているんじゃないか
そんなことを書きながら思い出されるのはその高学歴野郎の顔じゃない。前職で関わった役人野郎だ。大して賢くもねぇ癖に
周りが、"彼は口が立つ"と持て囃す。馬鹿言え。あれで口が立つ?私の、中学生時代のレベルだぞ?比較というのは人を騙す。周りがポンコツならそいつがよく見えるって算段だわね
いつから私はこんなにも。人を見下すようになっちまったのかね。子どもの頃は大人という存在に憧れていた。大きかった
なのに。現実は違った。成長して社会を知るほど、大人なんて存在は居ないんだと知ることになる。当たり前にある嫌がらせ、虐め。怠惰と腐敗。無知で向上心もなく、無責任なのに傲慢で高飛車。反吐が出た
憧れは。潰えた時の反動が計り知れないのだと知った。私はこの先、きっと人を信じることは無い。見下し続ける。自分で自分の首を絞め続けて
書き殴った感情は私だけのもの。誰にも共感なんかされない。されなくていい。全部勘違いだ
私は私の背に、私が憧れた大人の姿を映す。それがいずれ崩れ去る前に、等身大の像として引き渡す。なんの才能も無い、失望した私の出来る数少ないこと
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