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人生の苦しみを和らげるたった一つの方法

今、僕は仕事に集中もせずに、noteに赤裸々な心情を吐き出して人生をやり過ごしている。

正直、辛い。人には言えない苦しみを誰しもが抱えていると思う。

そんな人に読んでほしい。実は人生の苦しみを和らげる方法に気づいた。

僕はこの方法に気づかず過ごしてたら、たぶん生きるのを辞めるか、死人のように生き続けていたと思う。

お陰様で、その苦しみを和らげる方法に気づいたので、希望を持ち始めた。

この記事では、苦しみの根本原因から、僕のしょうもない人生と、一冊の本が気づかせてくれた、人生の苦しみを和らげる方法を書いている。

読んでくれたら嬉しい。それでは始める。

理想と現実のギャップから人は現実逃避をする

おそらく、人生の苦しみや生き辛さは、理想と現実のギャップに耐えられなくなり、現実逃避してしまうところにある。

例えば、明るく元気に振る舞う人間でいることが理想の人がいたとする。この人の現実は、明るくもなく暗くもない普通の人だ。

本当は明るくもなく暗くもないフラットな人物なのにも関わらず、明るく元気な人間を演じていたら苦しくないだろうか。

他にも、仕事で例えるとしたら、理想が自分の得意が活かされていて、かつ人望のある人物だと思われたい人がいるとする。

しかし現実では、自分の得意なこともわからずに、社内では評価されなくて、別に嫌われていないけど人望がない人だったら、どうだろうか。

人は理想と現実のギャップを感じてしまうと、現実逃避という行動をとってしまう。

明るく元気に振る舞う自分じゃないなら、極力人と会わないで暮らしていこうと思うかも知れないし、得意を仕事にできていなければ、仕事を辞めてしまうかも知れないのだ。

理想の自分に追いついていない現実の自分を見ていられなくなると、現実逃避をする。現実逃避をしていると、やるべきことに着手することができなくなってしまう。

このデフレスパイラルのような状態が、苦しみの正体ではないだろうか。

僕が直視できなかった現実

僕は、20代前半のとき、お金持ちになる理想を持っていた。しかし現実は、わけのわからない怪しいビジネスで一発逆転を狙う借金まみれの若者だった。

夢や理想だけが先行して、お金持ちになってやりたいことも、自分の得意不得意も何もわかっていなかった。

このときの僕は、自分の能力や特性などの現実から目をそらして、稼げそうな何かに縋っていた。こういうやつにものを売るのは簡単だ。僕の借金は膨れ上がった。

借金が膨れ上がり、さらに現実逃避した僕は、仕事をやめた。お金を稼がなければいけないのに、なぜかこんな仕事、自分には向いてないと思ったのだ。

当たり前だが、だんだん貯蓄もなくなり、借金すら返せない日々が訪れた。

督促状で郵便ポストは一杯になり、催促の電話がたくさん鳴った。督促状に目を通すのも辞めて、電話も全て無視していた。

このときは、本当に辛かった。借金をどうしていいかもわからなかったし、電話にでたら怒られるんじゃないかと思っていた。そもそもこれからの人生どうなってしまうのか絶望した。この時22歳だったと思う。

それでも放置しきれず、勇気を出して、借金していたところに1件1件電話をしてみると、実際は怒られることもなく、どのぐらいの期間でいくらずつ返せますか?ということを聞かれた。

この瞬間、僕の抱えていた真っ黒な不安の塊は解けていって、とても気持ちが楽になったことを覚えている。

他にも理想と現実のギャップから、現実逃避して辛くなるのだ。そして、あるタイミングで現実を受け止めて楽になった経験が他にもある。

また自分と向き合えなくなる

僕は独立して一度失敗している。

その時は、自分にはもっと向いている仕事があると思い、あれもいいなこれもいいなと考えているうちに、お金がなくなった。かなり追い込まれた。

そのときは払いきれなかった税金で地獄だった。あといくら返せばいいのか、額が大きくて直視できないでいた。現実逃避である。

あといくら稼げばいいのかもわからず、借金も含めて毎月20万円ぐらい返済していたときもあった。

あるタイミングで現実逃避を辞めて、自分の借金や支払わなければならない税金を確認して、毎月のキャッシュフローを確かめて、固定費を削れるだけ削ったことがある。

そこからやりたくはなかったけど、フリーランスとして受託業を始めてお金を稼ぐことができた。半年ぐらいで月の売上は100万円を超えたし、200万円を超える月もあった。

これは、実際に返さなければならないお金と向き合い、何をすべきか明らかになったことで僕は頑張れたのだと思う。

そして現在、そのお金の現実を忘れて、僕にはもっとやるべき仕事があると勘違いして、苦しんでいる。

残りの返済額もわからなくなってしまった。

順調に返済が進んでいたのに、仕事を減らし収入を下げている。今月は家賃が払えなくなるかも知れない状態まで追い込んでしまったのだ。

そんな状態なのに仕事をする気も起きなくて、noteに文章を書いて現実逃避していたのである。

noteを書き始めて思い出したこと

noteに文章を書くことで、気づいたこともある。文章を書くにあたって、僕は最近本を沢山読んでいる。

一字一句丁寧に読むことはないが、先週は6冊ほど読んだ。

その中で特に気付きを与えてくれた一冊がある。

これがこの本だ。

この本の一章で僕の生き辛さや苦しさの原因が判明した。

一章の最後、こんな文章が書かれている。

 自分は万能ではない。ただの無力な人間で、それはどうしようもない。
 その事実を受け入れたとき、苦しみはふいに軽くなり、地に足のついた開放感が得られるだろう。「現実は思い通りにならない」ということを本当に理解したとき、現実の様々な制約は、いつまにか苦にならなくなっているはずだ。

限りある時間の使い方 132ページから引用

ある人からしたら当たり前の出来事かも知れないが、僕は完全にこのことを忘れていた。

この本の二章はこれから読むが、一章の最後の文で僕は自分の辛さの原因を見つけることができたのだ。

この本を読んで悩みごとに向き合うべきことは違うと思った。

【悩み別】向き合ったほうがいいこと

抱えている問題別に、現実逃避しないで現実と向き合うべきことについて触れていく。

お金の悩みを抱えている人

まずお金だ。お金の問題は先程も書いたが、借金を返済しているのに苦しみ続けている人は、かなりの確率で、残りいくら返済が残っていて、毎月いくら使っているか把握できていない。

正直、収支と返済額、返済計画から目をそらさなければ、あなたの抱えている苦しさは段々と軽減していくと思う。

仕事の悩みを抱えている人

次に仕事が辛い人。自分のことを理解することから逃げていることが多い。

自分の能力を明らかにして、得意不得意を洗い出し、何が好きなのか具体的に考えることが重要だ。

これをせずに自分にあった仕事を掴むことはできない。

もしくは失敗したらどうしようと一歩踏み出せないこともあるだろう。

これも自分のことを理解すれば、それが無謀なのか可能性があることなのかわかるはずだ。

また先程のお金の問題とも結びついている。自分が最低限の生活をしたときにいくらかかるのかわかれば、挑戦できるこもともあると思う。

人間関係の悩みを抱えている人

この人が向き合えないものは、衝突や対立だろう。

人間誰しも意見が揃うわけがなく、言葉を発した時点でお互いが勘違いしあう。だからといって衝突や対立から目を背け続けると、言いたいことが言えなくなる。するとなめられるのだ。

つっぱれという話ではないが、人は他人のしていることに対して、やりたくてやっていると感想を持つ。

もしあなたが嫌々している仕事があったとしても、あなたが文句を言わない限り、やりたくてやっていると思われる。

そこからなんでわかってくれないの?っていう気持ちから、人間関係がさらにこじれてしまう。

代表的な悩みを出してみた。どんな悩みでも向き合うべきは、自分のことだとわかるはずだ。

嫌な感情ですらそのまま受け止める

先程の「限りある時間の使い方」にも書いてあったが、現実を受け入れるとき、何も事実だけ受け止めればいいわけじゃない。

その時の不快な感情も一緒に受け止めることが大事だ。

滝行をしているお坊さんは、冷たい水に入る時、あえて強烈な冷たさを感じようとすることで苦しみから開放されているらしいのだ。

逆に別のことを考えてその冷たさを紛らわそうとすると、辛さに耐えられなくなる。

たしかに僕も借金まみれの頃、借金のことを考えずお金を稼げばいいと考えていた。とてもじゃないが稼ぐ気力は湧いてこなかった。

でも心を改めて、借金してしまった愚かさや恥ずかしさなど全部そのまま受け止めた時、はじめて現実と向き合う力を得たし、苦しさから開放された。

向き合えるものから受け止めてみよう

僕は再スタートするために、お金の計算をするところから始める。

一体いくらの借金があるよか、毎月の支出はいくらなのか調べてみたいと思う。そういえば、僕がお金を稼けだ時も、同じようなこと。改めて書き出した時だった気がする。

こんなどうしようもない僕だけど、今回お伝えしたことは、人生を変えるきっかけになると信じている。

もし読んで共感してもらえたら、同士になってほしい。

zoomでお互い向き合わければならない現実をあらいだしあったってもいい

それがしたい人はTwitterでDMをくれ。

そこまでじゃないけどって人はコメント、フォロー、スキをしてくれたら嬉しい。

終わり。

大木ウド(@udonotaiboku81

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