“うまい”は色んな角度から。
一気に気温も下がり、朝が苦手な私にはスーパー苦痛シーズンが到来!
数日前に名古屋のきしめんの製麺所に行ってきました。
ご縁がありそこの創業者である方とお話しすることができました。
◯名古屋めし “きしめん”
名古屋めしの中で1番歴史のふかいきしめん。江戸時代から食されているきしめんが衰退傾向に。こんなに美味しいし歴史あるきしめんをどう次世代へと繋いでいくのか。
・そもそも何故衰退していった?
原因は様々だど思われますが、一つは他のラーメンやうどんが人気を集め、地元の食文化が多様化する結果。
愛知県できしめんを提供するお店はありますが何かと併用。うどんがメインできしめんもありますよというスタイルもチラホラ。作る側、職人さんからの視点は
→うどんと苦比べて作るのに体力、時間もかかる。
→薄く伸ばして切るために塩を増やしてある程度しっかりとした生地を使わないといけない。
→うどんに比べ一度に作れる量が大幅に少ない。例えばうどんが15人前作れるとすればきしめんは5人前しか作れない。
→⭐︎ 昔のペラペラから四国のうどんが人気が出ていて、コシのあるうどんで、ツルツルっと喉越しいいものの方が売れてくようになった。
◯そこで立ち上がったのが“星が丘製麺所”
星ヶ丘という名古屋の高級地にオープンし価格もリーズナブルで毎日数百食でるお店に。そこでは優れた冷凍技術と使いお店での提供、冷凍麺、出汁の全国発送もしています。その他にはアパレル、グッズ販売と様々に展開しております。
・実際に行ってみて思ったのは
“きしめん”を食べにいきたいと思う、気になる要素、見せ方なのかなと。
店内も若い人からお年寄りまで幅広い層がきていました。
◯1つ角度”入り口“
この”入り口“という言葉は
→お店のロゴ、スタイル、雰囲気。行く前の段階。
・入り口をカジュアルに見せることで硬い職種、廃れてる職種が若い世代に輝きやすい。獲得しやすい
廃れているフード、文化をどの世代に伝えるのか?”カジュアルにみせることで将来、なりたい職種になるかもしれない。なれる可能性が上がる
→次世代に繋いでいくために若い層に刺さりやすいブランディング。
・ローカルで尖った商売の需要は?
こちらのお店も都会であるから人気がでたのかもしれない。そもそも絶対的な母数が違うためスタートラインも必然的に変わる
→今の時代は気軽に発信、チャンネルを持てるためそこの概念も少しづつ覆されているのかもしれません。
◯“入り口”と“うまい”の関係性は?
お客さんがお店に行きたいと思うまでにはどのような心理、段階を踏んでいくのだろうか。
これらの要因が組み合わさり、お店に行きたいと思う心理が駆り立てられる。これらの要素をうまく活用していきたい。
行きたいと思う心理で全て“入り口”のように捉えられますが❶の興味を引く要素をどうアプローチしていくか。
→前述でも述べたように、「入り口をカジュアルに見せることで硬い職種、廃れてる職種が若い世代に輝きやすい。獲得しやすい」をすることで“うまい”の感度を引き立てられるのかなと。
◯まとめ
・日本の伝統的なモノなどがライフスタイルが変わっていくことで廃れていくものも多い現状。世の中から必要とされるものは残っていくのですがモノが溢れすぎている現代では何を残し次世代に繋いでいくか。“誇れる日本”を作り続けいていくにはどうすればいいのか。
世界料理で4位にランクインする日本の料理。歴史などが古いぶん固く、重く感じやすいからこそ”うまい“のひとつの角度の”入り口“部分に注目することで様々な気づきに出会えるのかなと。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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