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数ある中から選ばつづける“つづくをつくる”

今の世のにはモノコトがあり溢れ何かしようとも埋もれてしまがちな世の中。

その無数にあるモノコトから選ばれるには?の疑問を少しほってみます。

これから先、“つづくをつくる”にはロングセラー商品はもちろん、偶然そうなっているわけでもなく、パッケージなどデザインが優れているだけでも作り出せない。流行り物をいち早く手にすることや、たくさんのもの、最新型を手にすれば幸せになれるという時代が落ち着いたこれから長く愛され、数ある中から選ばれ続けるにはどうしたらいいのか。

●お客さんが選ぶ基準
はじめに深く掘り下げずに大前提として言えるのは
・お客さんにとって“1番都合のいいことを選ぶ。

「都合」これは人によって様々でお客さんそれぞれの都合で選ばれます。
→安さ、早さ、近さ、利便性、高い、高級感、最新、面倒くさくない…

「都合」は無限!!!

・基準を分けてみると
❶価格
商品の価格は。お客さんは自分の予算に合った商品を選ぶことが一般的である。

❷品質
製品の品質は重要なポイント。耐久性や性能などを考慮して商品を選ばれることもある。

❸ブランド力
ブランドの信頼性やイメージが、商品選択に影響を及ぼす。良いブランドイメージは信頼感を生みだせる。

❹デザイン・スタイル
視覚的な魅力やデザインは商品選択のポイント。個性的なデザインかどうかスタイリッシュか、無限にありどこに指したいのかを明確に。

❺機能性
商品の提供する機能や特長が、お客さんのニーズに合致しているかどうかが選択の基準に。機能性が高い商品は人気になりやすい?

❻口コミや評価
他の人のレビューや評価が、商品選択に影響がある。他の人の意見や経験を参考にすることで信頼性が高まる。

❼持続可能性
環境への影響や社会的責任が考慮され、持続可能な商品が選ばれる傾向があります。
買うことで貢献ができるのはお客さんの承認欲求を満たしやすいポイント。

個々の商品やサービスがこれらの基準をどれだけ満たすかが、選ばれ続けることに大きく影響します。

●“これじゃないと”に格上げ

・冒頭にも話しましたが現代では成熟社会と言われるくらいモノが溢れていて困ることは少ないのかなと。しかも市場に溢れているものは高品質なものばかり「これが欲しい!」という強い欲求を生み出すほどのモノが少なくなってきていて「モノの機能やスペックを一方的に伝えればヒットするというシンプルな時代ではない」という現実です。難しい。

・溢れすぎていることにより「安いから」「手に入れやすい」といった理由で商品が選ばれるようになることでコモディティ化が進み、最終的に競合商品に簡単に取って変わられる可能性が高くなります。
→そんな時だからこそ“これじゃないと”に変えていく必要性がある。そのように付加価値をつけていくことがより良い未来への一歩。

●最終価値を決めるのは“消費者”

「これがいい」になるためにはやっぱり「消費者の目線に立つこと」。

ですが、頭でわかっていても「いいものを作れば売れる」となってしまいますよね。
いまモノが選ばれる構造は、次のようになっています。
※途中抜粋しています。

❶メディアやテクノロジーが拡張し、洪水のように情報が溢れている。

❷メディアは細分化し、消費者の価値観も多様化してきた。

❸情報の選択権を消費者が持ち、かしこい選択をする人が増えてきた。

❹SNSなど属するコミュニティの価値観から受ける影響が大きくなってきた。

❺自分の価値観に合う情報かどうかを文脈から瞬時かつ直感的に選別し、モノやサービスを選ぶようになった

このような状況の中でお客さんのことを無視し企業の言いたいことだけを一方的に語っていても、多くの消費者からスルーされてしまいます。

「これじゃないと!」のブランドになるための秘訣、それは徹底した生活者目線でターゲットの普遍的な欲望や思いに応えることです。

製品やブランドの価値を決めるのは、いまや生活者です。私たち生み出す側は
・製品を「売る」仕組みをつくるのではなく→消費者「選ばれる」仕組みをつくる時代になっていることを、常に意識しなくてはなりません。

さらに、かつてのようにマスでの商品広告を見て国民全員が「これがいい!」と思うような、マス型の欲求が少なくなっている現在、「これがいい!」も一人ひとり異なっていると考えるべきです。これまで以上にターゲットを絞り込み、徹底的に生活者目線になることが新しい顧客獲得のために重要になってくるのです。答えは1つではないですが、選ばれつづけ“つづくをつくる”モノづつくりをしていくための大事なポイントですね!

※丁度、Jアラートがなってビビってます。皆様、ご安全に!

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