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多角で見ると、新たな入り口が。

時代によって物事の捉え方は変わる。

社会、文化、科学、技術の進歩、価値観の変化など、学校で習った歴史の教科書に書かれたいること。さまざまな要因が影響を与えます。時代が変われば、人々の考え方や価値観も変化し、それに応じて物事の見方も変わっていく。

・ある大学の先生のお話。

さまざまな新しい価値観が出てきた時代。
古い価値観と対決が迫られたり、新しい価値が模索・創出されたりした時代。
その時代に生きた人たちの葛藤を探ることで、日本がどのように形成されてきたかをいろいろな角度で考えることができる時代なんです。

我々は、ついつい忘れがちなんですが、史料というものはその時代に書かれたものなので、当時の価値観や社会通念が色濃く反映されています。

たとえば軍国主義の時代は戦争が礼賛されていたり。

大事なのは、今の自分たちの時代の価値観を過去に投影して「平和主義に反しているから、彼らは間違っていた」と解釈することではなく、「どうして当時の日本は戦争に真っ直ぐ突き進んだのか」を考えること。そこには必ず当時の時代状況や価値観があるので、背景をしっかり読み取って、「なぜ、当時の人々がそういう発言や行動をしたのか」を考え、理解することが「対話」なんです。

史料をただ字面だけで解釈するのではなく、時代性を加味して考える。
むしろ重要なのは、“時代の価値観”と過去の「見方」が変わることで、順をおって書いていた歴史に変化が生じることです。

「過去」は変わりないが「過去」の見方は時代によって変わり続ける。
「解釈して過去の事実に対して価値づける」こと。どういう意味があったのか、なぜそんなことが起こったのかに理由を与えていって、歴史像を自分で紡ぎ出す力を養うことが大事なんだと。
→多角的に見れているからこそこのように思えるのだと。

・物事を多角的に見ることは重要性がひしひしと。
異なる視点から物事を考えることで、より豊かな理解が得られ、よりバランスの取れた判断ができる。
他の人々や異なる文化、背景からの視点を取り入れることで、より全体的な解決策を見つけることができる。


視座を高めること。
捉え方であったりと。

なんにせよ・・・・・・

今の時代、答えが1つとは限らないからこそ多角で見た方がより幸せだよね。

・1つの角度からしか知れない場合には必然的に1つの答えにしか辿り着けないとすると
5つの角度から見れると、これまた5つの答えが導き出せる可能性も。

・ある話で

❶の図形は⬛︎、❷の図形は●

❶と❷を合わせてみる・・・

❶は横から見た視点。
❷は上から見た視点

とすると、「円柱」が浮かび上がってきますよね。

「円柱」だと理解するまでの❶や❷は視点の1部にしか過ぎないと。

あらゆる物事は多角的な視点で捉えない限り、全体像や本質を捉えることはできない。

四角や丸、だけで判断しないようにした。この例のように多角でみれると、見える世界ももっと変わるんだろうと。

多角で考え、新たな入り口へと!

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