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4月23日 東京都知事記者会見 個人的まとめ

大型連休における新型コロナウイルス感染症対策について

4月25日(土)から5月6日(水)まで、この12日間、「いのちを守るSTAY HOME週間」とする。以下3つの取組をパッケージにして展開。この2週間は、本当に大事な2週間。

まず第1に、在宅を進めるため、家に居てもらうために、都民、そして企業への呼びかけを強化。

都民の皆様には、これまでご協力いただいた外出自粛。それに加えて大型連休における不要不急の帰省、旅行など、他の道府県への移動の自粛をさらに強く強くお願いを申し上げる。
事業者の皆様方には、12日間の連続休暇やさらなる出勤抑制、テレワークの推進について、呼びかけを行ってゆく。また、働く人の自宅近くでテレワークの場を提供する宿泊施設と、その利用を希望する都内事業者をマッチングして、都心等の職場への移動を減らすための取組を開始してゆく。
それから都立公園等は「3密」を避けるということで利用自粛の呼びかけを、具体的には駐車場・遊具広場、自然公園のキャンプ場などの施設を閉鎖。高尾山のケーブルカーを4月25日(土)から5月6日(水)まで運休。また奥多摩周遊道路は駐車場を閉鎖。
区市町村立などの公園については基本各区市町村での判断となるが、その規模や子供の活動場所確保の要請、一方で密の状態になる恐れなどがあるなかで区市町村と歩調をあわせて、施設の使用については考えていきたい。
スーパーでの3密を解消するための取組としては毎日のお買い物を是非3日に一回くらいに控えてほしい。また大規模な商店街の加盟店舗が一体となって取り組むような独自の取組も支援してゆく。例えば「自主休業」に対して「奨励金」を交付する、過密防止の横断幕であるとかチラシの作成、商店街への来る方に対しての注意喚起の呼びかけなどに取り組まれた商店街には「補助金」を支出することで地元の商店街への集まりを、3密を避けるようにしていきたい。お店の混雑緩和策は様々な事例があるので、業界団体と連携して取組を進めていく。
スーパーと一口に言っても、様々な規模形態があるので一律の制限を課すのは非現実的ではないかとの話が業界団体との話し合いで出ている。今回はこの手段で行いたい。今後数字が悪化するようであれば、スーパーに限らず実効性のある手法を考えなくてはならない。


※3日に1度というのは根拠データが存在するものではなくあくまでお願いベースのものであるが、単純に3分の1となることを期待して都民の皆様へお願いしたい
※商店街の対策は、休業等への奨励金、3密を避ける工夫への補助金の二つの要素であり、詳細と財源を今詰めていっている所。
※パチンコ店については、特別措置法の24条9項による要請を行っているが今後もさらなる要請や公表も視野にいれつつ個別の店舗に対して営業実態の確認や指導等を進めていきたい。
※会見では言及無かったが、前日に発言のあった警察庁への呼びかけとは、行政指導や要請をするにあたって、例えば夜の繁華街などでの困難への連携協力、また人出が少なくなることにより逆に治安が悪化する可能性と、それに対する巡回等々のご協力を各警察庁から各都道府県警に対してお願いしたい。
※それから45条2項への移行の基準手続き等の詳細を国でも固め切れていいないため、国と協議しながら適切に処置していきたい
※山や海岸などで逆に密が生じることについて、基本的には屋外の環境の中で、一律に規制をすることは難しい一方で、法的な規制の中ではあると考えている。基本的には今後、様々な場所で地元の市町村からの要望等を踏まえて、例えば、麓の駐車場の閉鎖であるとか、場合によって散策路の一部を閉鎖することも必要に応じて考えていきたい。

第2に、在宅を楽しんでもらうための、外出を抑制する、そのための仕掛けをつくる。


24日15時から、STAY HOME週間のスペシャルなサイト「STAY HOME週間」を開設。様々なコンテンツをそこに掲載して在宅での過ごし方を提案。例えば、これを機に家の片づけをしようという人向けに「こんまり」こと近藤麻理恵さんから片付け法を教わるなど、この取組にご協力いただける様々な方から動画コンテンツなどお寄せいただいて充実をはかっていく。
また東京都公式動画チャンネルで「東京動画」があり、ここに「STAY HOME週間」特設コーナーを設置して、おうち時間を楽しむためのおすすめ動画を紹介する。それから「東京動画」と動画メディアの「C CHANNEL」で「いっしょに乗り越えよう 今年のゴールデンウィークはSTAY HOME週間」と銘打ち、若者向けの動画コンテンツを提供。
コロナ対策として、やらなければならないことを覚えやすくするために、この「STAY HOME 週間」を使い「コロナ対策 いろはカルタ」を是非とも皆様とともに考えていただきたい。都民の皆様のアイデアを募集します。詳しくは「STAY HOME 週間」ポータルサイトをご覧ください。4月24日(金)15時から、締め切りは、4月26日(日)17時まで受け付けますので、色々考えてみてください。お待ちしております。
それから、おうちでリフレッシュできるよう軽く体を動かすコンテンツも用意。テレワークの合間の軽いエクササイズ、障害の有無や年齢に関わらずおうちでできる運動を楽しめるよう、アスリートからのメッセージも配信をする予定です。
それから、子育て世帯向けには「とうきょう子育てスイッチ」というコンテンツが元々あります。このサイトを充実させる。そして家族が楽しく過ごすための情報や子育て情報を紹介します。
また家で過ごす子供たちの学びを支援する「学びの支援サイト」、テレビ番組で「TOKYOおはようスクール」を放送しており、家庭学習の習慣づけを支援しています。是非ご活用ください。


※お子さんが学校へ通えないことによる不安に対して。おうちで学習できるような様々な工夫を提供しています。また各学校も工夫しながら、すでにオンラインでできる学校もあれば、そうではないところもあります。色々工夫しながら、学力に後れをとらない、そのような工夫も今、東京都の教育庁においても色々な工夫を重ねています。また登校時間が無いためにリズムを作れないという懸念材料に対して、保護者による教育、また朝の学校・午後の学校という「TOKYOおはようスクール」を放映していますので、これを利用するなど工夫される方も多々います。東京都としてもしっかりと、子どもの教育、また、おうちで子どもさんがずっといる、ということに対してのご家族の過ごし方などについても、色々なコンテンツや色々な工夫を提供していきたい。

第3に、首都圏で連携、協力した広報を、キャンペーンを展開。

共通ロゴマークをつくり、テレビCMやウェブ、SNS、効果的な媒体を活用して統一的な広報をすすめ、訴求力を高める。
一都三県共同キャンペーンを実施するということで都内の区市町村にも呼び掛け、都民に周知を図っていく。神奈川県の黒岩知事からも「湘南に来ないで」というメッセージ、それからまた、埼玉県の大野知事からも先ほど電話で、中だるみしないように一緒にやっていこうと言うお話をいただいています。

この「いのちを守るSTAY HOME週間」、STAY HOME、STAY IN TOKYO、SAVE LIVES、お家にいましょう、東京にいましょう、いのちを守りましょう。その取組で、外出自粛、そして、企業の休業などをより一層推進し、都民や事業者の皆様とともに、この国難を乗り越えていきたい。引き続きのご協力をお願い申し上げます。

詳細は、政策企画局、生活文化局、総務局、都市整備局、産業労働局、建設局、港湾局、環境局、オリンピック・パラリンピック準備局、教育庁にお聞きください

リンク

STAY HOME 週間ポータルhttps://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/diary/news/stay_home.html
※「コロナ対策 いろはカルタ」募集 4月24日(金)15時から4月26日(日)17時まで

東京動画
https://tokyodouga.jp/

C CHANNEL
https://www.cchan.tv/

とうきょう子育てスイッチ
https://kosodateswitch.jp/

学びの支援サイト
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/learning_support.html
※臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト(子供の学び応援サイト):文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm

TOKYOおはようスクール番組情報
https://s.mxtv.jp/variety/ohayo_school/
月~金曜  8:30~ 9:00 宿題がでるよ!
月~金曜 14:56~14:58 宿題の答え合わせをしよう!
[TOKYO MX1]

会見全文
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2020/04/23.html
(ここから自分の理解を進めるために、会見内容を切り貼りしただけです。)

会見時のスライド
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2020/04/documents/2020043_01.pdf

東京都報道発表(4月)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/index.html

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