三輪車級ドルオタのわたしが、F1レース級アイドル田中樹さんを応援しながら考えていること。上

はじめに


そもそもこのブログのタイトル通り、わたしはドルオタとしてはかなり新参者です。もう新参も新参、ずっと三輪車をフラフラ漕ぎながら毎日なんとかアイドルを追っかけている。

自担は田中樹さん。

これは個人的な見解でしかないんだけど、樹ってそんな三輪車漕いでちょっとずつアイドルっていう概念を理解していこうとしてる赤ちゃんが担当するには早いアイドルだったかもしれないってことに最近気が付いて。
これは樹が悪いわけでも、ましてや樹への批判でもなんでもない。わたしはアイドル田中樹の存在や思考のほぼ全てを肯定するタイプのオタクだから。
単純にわたしが軽率にSixTONESのYouTubeを休日使いまくって見続けたのがいけない。樹は最高のアイドルなんだから、そんなことをしたら確実に好きになるに決まってるし。わたしはわたしの責任でSixTONESを好きになって、アイドル田中樹を自担に選んだ。

要するにわたしが言いたいのは、樹が持ってる独特のアイドル思想って、結構玄人なドルオタ(F1レース級のドルオタ)になってから触れるべきだったのかもなぁってこと。樹のアイドル思想って独特で、結構尖ってると思ってるので(詳しくはちょっと下の方で書きます)。
まぁそんなことを考えたところで、わたしは樹を自担にしたことを後悔したことは今まで一度も無いし、これからもしないんだけど。

という訳で、そんなことに気が付きながらも変わらずF1レース級のアイドル思想をぶちかましながら生きる最高アイドル・田中樹さんを三輪車でフラフラ漕いで追っかけてるわたしが最近考えていることをまとめたブログです。

元から話の長い人間なので、ブログでも話が長いです。
どうにかして最後まで生き残ってください。(最後まで読んでくれると嬉しいですということ)

よろしくお願いします。


田中樹(アイドル)は多面体

わたしのなかに大前提として「アイドル概念≒田中樹」っていう意識がずっとある。なんでかっていうと単純で、樹がわたしにとって初めて出会った「独特のアイドル思想をぶちかましてるタイプのアイドル」だったから。あと自担だし。
独特って言ってもそんなに独特じゃないだろって人もいるかもしれないけど、ずっと三輪車漕いでるわたしにとっては結構インパクトの強い言動が多いと思っていて。

まずわたしが樹というアイドルと向き合い始めた初めの方でぶち当たった彼のバキバキのアイドル思想が、non-no2022年7月号で話していた


〝プライベートの時間は、基本的には一人で過ごしたい派なんだよね。誰かと何かをするって決めた時点で、自分にとってそれはオフじゃなくなってしまうから。プライベートで田中樹という仕事をしている感覚になってしまうというか。〟

non-no2022年7月号

というところ。

え?

仕事で〝田中樹〟をやってるって明言するんだ、この人。。。、。。と思った。

ジャニオタになる前のわたしはアイドル育成系ソーシャルゲームあんさんぶるスターズ!!をずっとやってて(今もやってるけど)。あのゲームってやたらアイドルの見せないようにしてるグロテスクなところを見せて、人間が他者に消費されるということはどういう地獄を生み出すのか?みたいなのばっかり描いてるゲームで。それにアイドルへの思想が育てられた影響もあってかなりアイドルへの偏見が尖っている自覚がある。

あんスタの中でわたしはプロデューサーなんだけど、だから当然彼らの裏も表も見られる立場にあって。
そうなってくると、アイドルってやっぱりそれぞれが「アイドルとしての自分」としての仮面を作って、それを被ってやってるんだ。みたいな認識でアイドルという概念そのものを見るようになってた。

でもやっぱりあんスタは2次元コンテンツで、ジャニーズは3次元コンテンツ。あんスタは2次元的な面白さを演出するためにかなり誇張表現をしているんだから、3次元コンテンツでそんな、同じような温度感でアイドルをやってる人にぶつかることはまぁ無いでしょう。まぁ実際にやっている人がいたとしても、私たちはファンなんだから、アイドル達のメタ的な思考にぶつかることはまず無いでしょう。と高を括っていた。

そこで早くも出会ってしまったのがさっきの樹の発言。

3次元のアイドルもまぁ、、なんかこう、、アイドル用のキャラクターみたいなのをそれなりに意識してアイドルをやってるんだろうなぁとは思ってたけど。
それを「作ってまーす」ってファンに言うアイドル、いるんだ。。、、。
しかもそれがファンの前だけじゃなくて、プライベートで人に会うだけで〝それ〟をやっちゃうまでに、なってんだ。。。。、。

もうこの辺りからわたしはアイドル田中樹の思想に触れたくて仕方なくなってくる。自担という意識があったかはもう覚えてないんだけど、とにかく彼を追えば追うほどに見えてくる「アイドル田中樹論」に惹かれて、樹の言動を追うごとに、その果てしなさに驚いた。
樹は、どこまでも「アイドル田中樹」で、どこまでも「見られる」ことに意識を置いているように思えた。
いつしか、わたしはその徹底したセルフブランディングへの理由を求めるようになる。
樹は一体どうして、そこまでのストイックさで「アイドル田中樹」を作っているんだろうと。

そして、anan2022年3月9日号にぶち当たり、

〝ステージにいる時や、ファンの人に向けて何か話す時、よく素に近い感じだねって言われるけど、本当はめっちゃカッコつけてるんです。喋り方も、話す内容も、仕事も、見た目も。素の俺を応援してくださいっていうのは、めっちゃ失礼なことだと思っているので。〟

anan2022年3月9日号

その後、インターネットの波の中でとある番組での樹の発言にもぶち当たった。
これは実際に動画を見て確認できた訳じゃないので発言に忠実さが足りなかったら本当に申し訳ないんだけど

『(アイドルとして)ナルシストじゃないとダメだと思ってる。CDやライブにお金と時間を使ってもらってるから、自信がないと失礼だなと思っちゃう。 』

というような発言だった。

いや………………とんでもないって。

彼が「アイドル田中樹」を作ることの理由には、わたしたちがいた。
彼のある種作られているとも言える自信のあり方や、徹底的なセルフブランディングは、ひとえにわたしたちファンに責任を果たすためのものだったんだ。

どこまでも、樹はアイドルだった。

その衝撃のあとも、飽きもせず樹の考える「アイドル田中樹論」を少しでも多く享受したくて、よたよたと覚束無い足取りで樹をおっかけていくうちにびっくりするような思想にぶつかることが多々あった。というか、今も全然ある。ツアーパンフとか。
それの全てを抜粋してるとキリがないので興味があったらなんか調べてみてください。わたしのTwitterとかわたしのFFとか見るといっぱい出てくると思う。買える雑誌だったら買ってみてください。(投げやりすぎだって)

そんな風に樹は、いつだって田中樹によって作られる「アイドル田中樹」を見せてくれている訳なんだけど、そんな樹を絶えず見ながら最近よく考えるのが「アイドル田中樹」って別に、樹によって樹の考える範囲内でしか作られていない。って訳では無いよなぁってこと。

この辺から本題です。長いな、前置きが。

樹に限らず、アイドルって少しはみんな作っているアイドルの部分があって、その作っているアイドルの部分って本人だけじゃなくて、その本人が関係してる全ての人からちょこっとずつ色んなものを貰って形になっていってる感じがするなぁって考えてる。
だからその中には本人の予想の範囲外の「アイドルとしての自分」が付け加えられる、みたいな部分もある訳で。
それが面白いなぁって話。

例えば樹が「アイドル田中樹」をつくろー!と思った時に色々紙に箇条書きにしていくとする。

・ファンのみんなの前に出る時はゴールドアクセサリー
・サングラスもかける!
・私服は主に白Tシャツ
・サンダルも履く
・ちょっとチャラくて
・ラップができて
・めちゃくちゃモテるやつ

みたいな。
かわいいな、こう書いてみると。(自担全肯定オタク)

それでそこに突然ジェシーがやってきて
「・たくさん先陣切ってくれる」
と書いていったり、きょもが来て
「・自分を犠牲にする」
と書いていったりする。
(上の2つはSixTONES公式YouTube「ホメホメ聖徳太子」回 での発言からの抜粋です。)

今メンバーによって書き加えられたことって、樹にとっては「アイドル田中樹」をやる中で書くつもりのなかったこと=見せるつもりのなかった部分だと思っていて。
ただ他のメンバーが樹と10年ちょっと一緒にいたからこそ見えてきた樹の愛おしい部分で、それをメンバー達は少しずつわたしたちにお裾分けしてくれている。
所詮一過性のものでしかないのかもしれない「好き」っていう感情を理由に樹を応援しているわたしたちに、
時間をかけて樹と一対一の人間として向き合ってきた彼らが
「樹にはこういう良いところもあるんだよ。知っていて欲しいよ。」
って、愛をこめて伝えてくれているんだ。

なんて愛おしいんだろうと思った。


田中樹(≒アイドル)は多面体だ。
人には一貫性なんて無い。
時には「らしくない自分」もあって、そういう風に多面的な「自分」によって構成されていて、それを含めての全てが、生きた人間の証だと思う。
だから生きている人間がやっている「アイドル」にも当然一貫性なんて無い。自分の予測範囲内のものしか外に見せない、なんてことも不可能だ。
樹にも、アイドルをやっていくうちに「見せるつもりのなかった自分」が外に出ることもあると思う。
良いことも悪いことも。

でも、だからこそ生きた人間のやる〝アイドル〟っていう職業は残酷で、愛おしいんだ。

「アイドル田中樹」は、樹ひとりでは決して成立しない。
メンバーや、他のグループのアイドル、先輩、後輩、レギュラー番組でよく共演する芸人さんやタレントさんとか、「アイドル田中樹」と関係する全ての人たちによって作られている。

どうか、その全てが樹への愛だけで溢れていますように。

それで、そうやって沢山の人からの愛を食べて生きる「アイドル田中樹」を一日でも長く、観客席から見ていられますように。
そういう思いで、今日も私は一生懸命三輪車を漕いでいるわけです。


p.s
で。

ここからまた別の話をしようとしてたんだけど、さすがに話が長すぎるから、上・下に分けることにしました。(正気?)

「三輪車級ドルオタのわたしが、F1レース級アイドル田中樹さんを応援しながら考えていること。下」では
〝ジャニーズ『エンターテインメント』〟のことについて話そうと思います。

また書けたらあげようと思うので、
その時に暇だったら読んでみてくれると嬉しいです。
ていうか最終的なまとめはそっちに書くつもりなので、どうにかしてまた見つけ出して読んでください。

よろしくお願いします。


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