私に落ちた爆弾 2話
次の日私は、これは本当に起きていることなのか、と何度も自分に問いかけ、先生に親友が学校に来ているかを何度もたずねた
「来ていない、今朝親御さんから連絡があった」
その時、私は初めて
“あ これは現実なんだ” とおもった
いや、本当のことを言えば、あの時の私はまだ夢の中にいたのだと思う
その後、親友とは一生話すことができなくなるなんて、思ってもいなかった
そして、それがどれだけ重いことか、切ないことか、そして生きる気力までも失ってしまうなんて
幼い14歳には、分からなかった
そして私は、
涙を流すことさえも出来なかった
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