ALL桃田

#formomota

今回は
#formomota  について書きたいと思います。


桃田賢斗選手の1月の事故後、弊社で契約している数多くの選手から、心配の声が届きました。


実際に弊社も事故当日は、日本バドミントン協会様やNTT様、その他の関係者の方々と連携しながら、桃田選手やトレーナーの森本氏(他の選手のサポートもして頂いていているトレーナーさん)の情報収集に奔走していました。

それから約50日後。

3月6日に桃田選手の記者会見が行われました。
本人の言葉でもありましたが

『文章ではなく自分の言葉でしっかり話をしたかった』

一つ一つ 質問に答える桃田選手。

桃田選手の想いがこもった会見だったと感じました。
<3月6日 桃田選手会見映像>


私たちも事故後は、香川県に帰郷していた時期以外はほぼ一緒に行動をしていました。

その中で一番感じたのは 

『バドミントンをやりたい。』

という桃田選手の想い。
『ここまで長い期間バドミントンから離れた事はなかった。』
『早く体を動かしたい。』
『早くコートに戻りたい。』 
『早くみんなと練習したい。』

そんな話ばかり聞いていた気がします。

桃田選手とは、昨年UDN SPORTSとマネジメント契約をさせていただきました。
私たちはこれまではFootball事業を中心にしてきた企業です。
競技が変わればこれまで培ってきたノウハウが通用しない可能性もあります。
その話をした上で、彼は私たちのビジョンを理解してくれて契約を結んでくださいました。

契約後、その他の選手と共に登壇したイベントでは、記者会見や子供たちとのサッカーにもチャレンジしました。
<UDN FOUNDATIONイベント映像>


また、あまり知られてはいませんが、

日本サッカー協会のJFA夢フィールドに関して話をした際、

桃田選手から

『少しばかりですが、寄付させてください。
僕もいつか、バドミントンでこんな夢のある子供達の為の施設を作りたいので。』

と寄付をしてくださいました。
下記のリンク内に桃田選手の名前もありますので時間のある際にぜひ探してみてください。


そんな桃田選手がアスリートとして
-子供達のためにできる事
-社会貢献の必要性

を考え、彼自身から『小学校に行き子供達と話をしてみたい』と連絡があり小学校訪問にも行きました。
子供達の歓迎を受けたものの、実際にアスリートが子供達にどれほどの力を与える事ができるか不安でいっぱいだったようです。

桃田選手が真剣に話をする。
彼の発言を聞く、子供達。
純粋な目で一生懸命に聞いてくれていました。
<桃田選手小学校訪問映像>


今回の事故の後、訪問した小学校から一つの小包が会社に届きました。
その中には、全校生徒からのイラストとお手紙が入っていました。

すぐに桃田選手に持っていき、桃田選手に渡したところ、すべて読み終わるまで
無言のまま 1枚 1枚 読みつづけていました。
どれだけこの手紙で桃田選手が励まされたのか。。。
手紙の中にあった 『あきらめない』 


この言葉の意味。 僕らも横にいて感じるものが多々ありました。


そんな桃田選手と弊社のアスリートは色々な所で接点が生まれました。
イベント後に皆で食事に行ったり、
なでしこジャパンの長谷川唯選手が皇后杯で優勝したニュースを見た層の場からお祝いメッセージを送ったり。
<長谷川選手へのお祝いメッセージ>

セレッソ大阪の清武弘嗣選手がトレーニング中、同じ場所でトレーニングをすることで色々な話をしたりと。

そんな関係もあり、弊社の所属アスリートからこの事故の後、心配する連絡が多々ありました。
連絡をくれた選手と話しあった中で、直接的にはなかなかサポートできないけれど、SNSを通じて企画を検討し、
#formomota
の#で応援のコメントをファンの皆様から集約して届けさせて頂く事にしました。

そして、イラストレーターのhirokiさんから
<イラストレーターヒロキさんインスタグラム>


『もしよければ桃田選手のイラストを一緒に描けないですか?ぜひ協力させてください。』

とお話を頂きこのイラストが出来上がりました。

画像1

このイラストには、

『応援しているファンと共に必ずコートに戻る』

そんな強い意味をもった力強いイラストです。
よく見るとユニホームの中に数多くのファンが描かれています。
でももう一つこのイラストには秘密があります。

ユニホームをよくみると、桃田選手のお父様 お母様も描かれております。
今回の事故の後、彼の横でサポートをするお二人を見て、どうしてもこのイラストに
二人が必要だと思い入れて頂きました。

#formomota

競技は違えど
アスリートとアスリート
でもそれ以上に
仲間と仲間

お互い刺激もある
ライバルでもある
だからこそ協力したり、お互いを励まし合う
仲間だから支え合える。

スポーツを通じて出会う仲間  
応援してくださるファンも僕らは仲間だと思っています。

共に選手を応援したい。支えたい。
そんな想いのある活動。

#formomota

必ず彼をコートに戻します。

それはアスリートと僕らだけではなく、ファンの皆と共に。
僕らは仲間なので。