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ランニング用ガジェットの今後について考える

テクノロジーの進化に伴って、ランニングやマラソンの領域でも、国内外様々なソフトウェア、ハードウェアが展開されています。

特にGPSウォッチに代表される「ランニング用ガジェット」の機能は多岐にわたり、一般ランナーが簡単に活用できるレベルを越えつつあります。

もちろん、マニアックなランナーの場合は各種機能が追加されたり、バッテリーの稼働時間が長くなることにメリットを感じるのかもしれません。

ですが、その他多くのランナーからは

「そんなに機能があっても使い切れないよね・・・」

という声も聞こえてきます。

既存の主要メーカーは年々デバイスの機能を追加もしくはアップデートしていて、個人的に必須アイテムとなっているランニング用パワーメーターStrydも、マニアックな活用方法が次々に出てきています。

あと数年の間に、テクノロジーが進化するスピードと、それらを活用する人間の利用能力との間には、益々大きな「ギャップ」が生まれてくるでしょう。

こうした現状の中で、必要なことは

テクノロジーの進化と利用能力との「ギャップ」を埋めるためのサポート

だと考えています。

既存のブランドが独自に着手していくのが理想ですが、あまりできていないんじゃないかと。

特にランナー向けのデジタルデバイスの場合、デバイスの活用のためには、ある程度専門的な知識が必要になることがほとんどです。

ただ、個人的には専門知識や理論的な部分を押さえていくことよりも「デバイスの使い方に関するサポート」が足りていないと思っています。

私自身、今のところはあまりサポートができていないので、大きなことは言えませんが・・・。

例えば、多くのGPSウォッチユーザーが知りたいのはトレーニングの手法や運動生理学といった理論的なことよりも、まずは「GPSウォッチの使い方」じゃないかと、最近特に思うわけです。

仮にトレーニング手法や理屈が分かっても、実際にGPSウォッチをどう操作すれば良いのか?どうやって設定すれば良いのか?が分かっていないケースが多いのではないかと。

もちろん、調べさえすればどこかに書いてあったり、動画で紹介されていたりするわけです。

ですが、「いちいち探すのが面倒臭い」、「自分に必要なコンテンツなのかどうかの判断が難しい」ということもあるようで、意外と高いハードルになっています。

もちろん、ソフトウェアやハードウェアの全ての機能を活用する必要はないと思いますが、ランナーをある程度カテゴリー化して、それぞれのカテゴリーでオススメの設定方法とか、使い方をまとめていくのはありかなと思っています!

情報はどんどん増えていくので、それらの整理して体系化できる人が今後必要になってきますね!

いただいたサポートは、専門知識への投資や、海外での新たなチャレンジに使わせていただきます。