ALBの重み付けルーティングでデプロイを簡略化する(2019/11/19)
はじめに
本投稿は、英語とAWSの勉強のためにAWSのannouncements等を翻訳したものになります。基本的に東京リージョンに関係のあるものを翻訳したいと思いますが、興味があれば直接関係がないものもやりたいと思います。タイトルの日付はAWSの記事の公開日になります。平日は毎日１記事翻訳したいと思います。
注意事項
原文中には詳細な製品ページなどへのリンクが貼られていることが多いですが、翻訳内容にはつけていないので、知りたい方は原文をご参照ください。
また、本投稿内容で読者の方が何か不利益を被ったとしても当方は一切責任を負いませんので予めご了承の程よろしくお願いいたします。何かご指摘などありましたら、ご連絡いただければ幸いです。
翻訳元URL
翻訳
Application Load Balancers now support Weighted Target Groups routing. With this launch you will be able to do weighted routing of the traffic forwarded by a rule to multiple target groups. This enables various use cases like blue-green, canary and hybrid deployments without the need for multiple load balancers. It even enables zero-downtime migration between on-premises and cloud or between different compute types like EC2 and Lambda.
ALBは重み付けターゲットグループのルーティングをサポートするようになりました。このリリースに伴い、重み付けのルールを使って複数のターゲットグループにトラフィックをルーティングすることができます。この機能により、複数のロードバランサーを使わなくてもblue-green、カナリア、ハイブリットなデプロイと言った様々なユースケースを可能にします。これはオンプレミスとクラウド間やEC2とLambdaといった違うコンピュートタイプ間のマイグレーションを無停止にすることですらできます。
With this release, you can register multiple target groups with the forward action of a rule and associate weights on them. The weights can be set in integer range from 0-999 and can be changed up or down as often as desired. All the target group types - instance, IP and Lambda are supported. Additionally, you can set target group stickiness to ensure clients get served from a specific target group for a configurable duration of time to ensure consistent experience.
このリリースにより、向け先のアクションと重み付けのルールを使って複数のターゲットグループを登録することができます。重みは整数の0から999までのレンジで設定でき、必要なときにいつでも変更することができます。すべてのターゲットグループのタイプ(インスタンス、IP、Lambda)はサポートされています。加えてターゲットグループには利用者が設定した時間の間、特定のターゲットグループから一貫したレスポンスを受けることができるように、スティッキーを設定することができます。
The support for Weighted Target Groups routing is available for existing and new Application Load Balancers at no extra charge in all commercial AWS Regions. To learn more, please refer to the demo, the blog post, and the Application Load Balancer documentation.
重み付けターゲットグループルーティングのサポートは既存および新しいALBで、すべての商用リージョン、追加費用無しで利用可能です。より詳しい内容は「デモ」、「ブログ」、ALBのドキュメントをご参照ください。
所感
今まではRoute53を使って実施する必要のあった、カナリアリリースがALBだけでできるようになり、小規模のワークロード使用の場合でも簡単にカナリアリリースができるようになりましたね！また、DNSのキャッシュによる影響がないのでスムーズな切り替えができそうです。
AWSは似たような機能が、色々なサービスに実装されているので過去の経緯を把握しているひつでないとちょっと混乱しやすいかもしれないですね。
大きなリリースなので、ブログの方を翻訳しようと思いましたが、文量も多いですし、図を入れないと分かりづらかったりするのでやめました。。
https://aws.amazon.com/blogs/aws/new-application-load-balancer-simplifies-deployment-with-weighted-target-groups/
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