Amazon EFS低頻度アクセスストレージクラスの値下げのご連絡(2019/09/04)
はじめに
本投稿は、英語とAWSの勉強のためにAWSのannouncements等を翻訳したものになります。基本的に東京リージョンに関係のあるものを翻訳したいと思いますが、興味があれば直接関係がないものもやりたいと思います。タイトルの日付はAWSの記事の公開日になります。平日は毎日1記事翻訳したいと思います。
注意事項
原文中には詳細な製品ページなどへのリンクが貼られていることが多いですが、翻訳内容にはつけていないので、知りたい方は原文をご参照ください。
また、本投稿内容で読者の方が何か不利益を被ったとしても当方は一切責任を負いませんので予めご了承の程よろしくお願いいたします。何かご指摘などありましたら、ご連絡いただければ幸いです。
翻訳元URL
翻訳
You can now save even more money on your file storage - automatically - as your access patterns change when using the Amazon Elastic File System (Amazon EFS) Infrequent Access storage class (EFS IA). Today we’re announcing a 44% reduction* in storage prices for EFS IA, one of the largest percentage price reductions in AWS history to date. EFS IA storage prices now start at $0.025/GB-month. Using the industry accepted estimate that 20% of data is actively used and 80% is infrequently accessed, this reduction leads to an effective EFS storage price of $0.08/GB-month (20% * $0.30/GB-month for files stored on EFS Standard + 80% * $0.025/GB-month for files stored on EFS IA = $0.08/GB-month)*.
*Pricing in the US East (N. Virginia) region.
EFS 低頻度アクセスクラス(IA)を使っているときに、あなたのファイルのアクセスパターンに応じ、ストレージ使用料が自動的に節約できるようになります。本日、EFS IAのストレージ利用料が44%*値下げになります。これは、AWSの歴史の中でもっとも大きい値下げの一つです。EFS IAストレージ利用料は月間$0.025/GBから始まります。データの20%が高頻度アクセスで、80%が低頻度アクセスだと見積もったときに、この値下げにより、有効なEFSストレージ利用料金は月額$0.08/GBになります(EFS標準クラスにあるファイルは20% * 月額$0.30 + EFS IAクラスにあるファイルは80% * 月額0.025/GB = 月額$0.08GB)*
(* US東部(バージニア北部)リージョン)
All Amazon EFS file systems transparently serve data from two storage classes - EFS Standard and EFS IA - so you don’t have to worry about which of your files are actively used and which are infrequently accessed. EFS IA provides price/performance that’s cost-optimized for files not accessed every day, with storage prices up to 92% lower compared to EFS Standard. To load data into EFS IA, simply enable EFS Lifecycle Management, a capability that monitors your access patterns and moves files across the two EFS storage classes according to the policy you choose.
EFSのファイルシステムは透過的に2つ、EFS標準クラスとIAクラスのストレージクラスを提供します。そのため、保存しているファイルがよく使われるファイルなのか低頻度アクセスのなのかを心配する必要はありません。EFS IAクラスにある毎日アクセスされないファイルでは、EFS標準クラスに比べて92%ストレージ料金を抑え、コスト最適化した料金/性能を提供します。EFS IAクラスにデータをロードすることで、選択したポリシーに従い、簡単にEFSライフサイクル管理、アクセスパターンのモニタリング機能、2つのEFSストレージクラスの移動を使うことができます。
This price reduction is available in all EFS regions effective as of September 1st, 2019. For more information about EFS regional availability, see the AWS Region Table. For EFS IA pricing, see the EFS Pricing page. To get started with EFS Infrequent Access and Lifecycle Management, try it out in the Amazon EFS console.
2019年9月1日の時点ですべてのEFSが使えるリージョンで値下げは適用されます。EFSが使えるリージョンについて詳しい情報が知りたいのであれば、リージョンテーブルを御覧ください。EFS IA料金についてはEFS料金ページを御覧ください。EFS IAとライフサイクル管理を始められたいかたは、EFSコンソールでお試しください。
You can read more about EFS IA and its updated pricing in the AWS News Blog.
EFS IAの料金改定については、AWSニュースブログを御覧ください。
所感
おそらく十分に収益性は残しつつ値下げしていると思いますが、AWSはなかなかの頻度で料金値下げをしますね。利用者にとって本当にありがたいことです。利用者が増え規模の経済も働くのでしょうが、ストレージなんかは安くなりやすいですよね。
自分がTo B向けの会社で課金をしているときは、料金変更は本当にシビアであんまりやりたくない仕事でしたw
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?