脱ユニクロ化

『 UNIQLOを着る人の生活は豊かになったかもしれないが、UNIQLOを作る人の生活は豊かになったと思えない。』
いつか読んだ記事のどこかの引用文です。
安くて便利な物が流通している世の中。時々UNIQLOの商品をお見かけして思いますが、この素材でこの価格なのかと驚かされることがあります。しかし、その裏では劣悪な環境下での労働、低価格で生産されている何かがあるのだろうと考えられます。これはUNIQLOに限らず、ファストファッションブランドと類いされるものたち、もっというとファッションに限った話ではございません。
かくいう私もユニクロを始めとしたファストファッションブランドの商品をよく着ていましたし、今も百均の商品をよく購入します。
そんな私が脱ユニクロ化をした理由は、古着が好きだからです。服の楽しみ方は人それぞれではございますが、私が古着を好む理由の一つとして、欲しかったアイテムとの出会いが挙げられます。着回しやすい無地のシャツやスウェットが欲しい。となった時、「ユニクロでいっか」と思って妥協してしまうのが何だか面白くないなと思ってしまうのです。何店舗も足を運んで、時に何日も何ヶ月もかけてようやく出逢えたアイテムを身につけて過ごす。出逢えた時の幸福感はもちろんのこと、それらを身につける特別感がたまらなく好きなんです。ヒートテックは着ません、サーマルを着ています。ファストファッションでは叶えられないような防寒性のある服を着用しています。もちろん値段は張ります。
ここまで読んでいただいた方の中で、それは違うだろと思うことがあるかもしれませんし、気分を害した方もいるかもしれませんし、何を言ってんだこいつはと思う方もいるかと思います。この考えを周りに押しつけるつもりはございません。単なる個人のプライドです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?