見出し画像

頭を使って研究するって何だろう?(オープンゼミ直前連載③)

皆さん、こんにちは。3年の金子です!

雪国山形出身の僕ですが、ここ最近寒すぎて凍えております。(笑)

一番今欲しいものはこたつです。(笑)


さて、オープンゼミが来週月曜日に迫ってまいりました!

そこで本日は、D班の宮原君にインタビューをしました。是非最後までご覧ください。


オンラインだからこそ効率よく

金子)じゃあさっそくインタビューしていくよ!

後期の研究活動で一番工夫したところはある?

宮原)んー、一日集中dayを設定したことかな。

やっぱりみんな忙しいし、なかなか全員がこまめに集まることはできないんだよね。そして、こまかく何回も集まると、前回の振り返りをしたりで、研究を進めるのにかけられる時間が減ってしう。

だから、集中して長時間一気に研究を進める、一日集中dayを作ったんだ。だいたい10時に集まって、12時くらいまで午前は2時間、そしてお昼休憩をはさんで、また14時から17時くらいまでしたよ。

金子)なるほど!合計で5時間くらい一日で研究をしたわけだね。それはオンラインでしたの??

自分の班ではなかなかオンラインだと進まなくて、何回か実際に集まってオフラインで研究をしていたよ。

宮原)全部オンラインで研究をしたよ。

でも、最初の5分は必ず雑談を入れようとか、そういう工夫をして、なるべくオンラインの難点を克服しようと努力したんだ。

やっぱりオンラインとオフラインは全然違うけど、そこまでオンラインでやるデメリットは感じなかったよ。

むしろ一日集中dayの日でも、途中授業だから少し抜けるとか、各々自由にできたから、オンラインでやるのも悪くないよ。

金子)確かにオンラインだからいいこともいっぱいあったよね。おれは班のミーティングはもうジャージで参加してたな。(笑)


研究が楽しくなったきっかけ

話は変わるけど、後期の研究で新たに発見できたこととかはあるかな?

宮原)なんかやっと研究ってどういうものなのかをつかめてきた気がするな。去年よりも確実に楽しみながらできたよ。

金子)研究が楽しいのは素晴らしいことだね!

そうなったきっかけはあるの?

宮原)ゼミ内で研究発表をすると、先生とかゼミ生から、いろんな指摘を受けるよね。例えば、先生に文献を紹介してもらったり。

これまでは、紹介してもらった文献を、何も考えずに買って読んで、次回の発表をしていた。でもそれって目的なく文献を読んでいるのと同じなんだよね。だから次の発表の時、そうじゃないと指摘される。(笑)

頭使って研究をしていないから、進んでいるようで実は全然進んでいないんだ。だから、おすすめされた文献を何も考えず読むのではなく、なぜこの文献を読むのか、これを読むことでどう研究を進めたいのか、ということを考えることを大切にした。そうすることで、得られる知識もすごく増えるし、研究が迷走することが減ったんだ。

金子)確かにそれは大切だね。どうしてもほかの人の意見は鵜呑みにしてしまったり、逆になんか気に食わなく感じてしまったりするよね。(笑)

宮原)そうそう(笑)

でもそういう工夫をすることで、自分たちの頭も、文献も、みんなの意見も全部取り入れた、軸の通った研究ができていると実感しているよ。そうなると、もう研究は楽しくなってくる。


目標設定と現在地点

金子)モチベーションが下がったりすることはなかったの?

宮原)もちろんあったよ。

モチベーションが下がるときってだいたい研究の方向性を見失ってたりする時なんだよね。だからその時は、自分が班の中で研究発表をしたよ。

金子)ほほう。それは何のために?

宮原)研究を客観的にみることで、どこがもやもやしているのかが見えてくると思ったんだ。実際、班内で研究発表をしたことによって、最終的に知りたいのは〇〇で、今はこれを知るためにこの文献を読んでる、みたいに、現在地点が見えてくる。目指しているものとそれに向けて今何をしているのかがわかると、またモチベーションは上がってくるよ。

金子)参考にすることがたくさんあったな!ありがとう!


最後にD班の研究の見どころを教えて!

宮原)んー、一番難しい質問だなあ。(笑)

全部考え抜いて進めた研究だから、全部見てほしいけど、やっぱり自分たちが経験してきたことについて、既存研究とは違う視点から考察することは一貫して意識してきたよ。部活動で人が抑圧的に感じることについて、既存研究では語られていないようなところに注目する、そんな研究になってると思う。

金子)今回は時間取ってインタビュー受けてくれてありがとう!


いかがでしたでしょうか?

コロナ禍でオンラインにて研究を進めることを余儀なくされる中、それをポジティブにとらえ、工夫しながら研究を進めるD班は本当に尊敬します。

きっと前回のオープンゼミより大きく進化した研究発表をしてくれると思います!

オープンゼミは1月18日(月)です!

皆さんのご参加をお待ちしております!!


こちらでいただいたサポートは研究費(書籍の購入や論文のコピー代など)にあてさせていただきます。