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ネタが無い? 専門家の話は十分ネタになります!【動画紹介】


Youtubeをはじめてから苦労するのは”企画”ではないかと思います。
企画=ネタと言い換えてもいいでしょう。

3,4本ならすぐに思いつくしすぐに話せる、がんばればもう少しいけるはず。でもその先は……? (ブログ3本目のわたくしの本音)
Youtubeを始めるにあたってはできれば10本くらいは企画のストックを用意しておきたいところです。

でも実際はあまり難しく考えることはないのではないかと思うのです。

ご自身の専門、仕事そのものが、おもしろいコンテンツになる可能性を秘めているからです。

当事者にとっては毎日の仕事、変哲のないことに感じるかもしれませんがもし自分が他の仕事をしていたらとか、その仕事に就く前だったらと仮定して考えてみてください。「へー」とか「そうだったんだ!」と興味をひくポイントがたくさんあるはずなのです。

客観的な視点で自分の仕事や事業を見直してみることができれば、そこは企画のだらけということになるでしょう。

本日の動画のご紹介は誰もが知るお仕事だけれど、以外にその実態や裏側は知られていないお仕事を現場の人自身が動画にしているチャンネルをご紹介します。

1.大工の正やんshouyan

この道五十年の現役大工さんのすばらしい現場をみせてくれるチャンネル。
伝統工法を惜しみなく見せてくれます。
動画は現場で黙々と働く正やんさんの姿、美しい木材、作業音で構成されていて、そこに丁寧な解説が正やんさん自身の声で重なります。

この分野まったく素人の私ですが、正やんさんの仕事はずっと見ていられる、飽きないのですが、実際にこれから自宅を建てたいと思っている人や大工を目指している人、新米の大工さんには貴重な教材です。コメント欄には海外からの称賛の声も届いています。

日々の現場を映した動画ですが、大工としての技術、仕事に対する姿勢、伝統工法のPRなど正やんさんのプロフェッショナルぶりを見る者に確信させるチカラがあります。

2.岡野タケシ弁護士

short動画でさまざまな法律問題をばっさばっさと端的に解説していくスタイルでtiktokクリエイターとして昨年は「TikTok CREATOR AWARD 2021」を受賞。

とにかく短くて正確でわかりやすい。せっかちな現代人の気持ちにフィットするコンテンツを公開している方です。

冒頭の「質問きてた」という決まり文句がかっこいいのですが、ここが企画の勝利ポイントです。視聴者からの質問を募集し、それに専門家の見地から答えるというフォーマット。これで何本でも動画を撮ることができます。時事ネタならいつまでも新鮮さは失われず、マンネリの悩みも発生しない最強コンテンツですね。

短くて正確でわかりやすいコンテンツを出し続け、注目を集めるようになると、他のメディア(テレビや新聞など)からのコメントを求められるようになることが往々にあります。チャンネルの広報の側面からも大チャンスとなります。

3.BUZZMAFF ばずまふ(農林水産省)

多数のメディアでも紹介されている人気のチャンネル。農林水産省の職員が企画から撮影から編集まですべて担っているということで大変話題になりました。

若手職員中心に省をあげて情報発信をしている様子はちょっと胸アツです。こんな熱い情熱をもって仕事をしている国家公務員さんたちがいるのだと思うと心強いです。

とにかくすごいのは「現場の情報」を従来のお役所からお知らせにありがちなお堅い方法でなく、積極的に国民に寄り添う姿勢で平易に柔らかく面白く伝えてくれることです。言いたいことを一方的に伝えるのではなく、画面の先の視聴者=国民の存在を意識してくれているのを感じます。Youtubeでの情報発信にはその心構えがすごく大切だと思います。


まとめ


どれもたいへん面白く人気のチャンネルです。共通点は、視聴者の「知りたい」と発信者の「知ってほしい」を両立する内容であること。一方的な「告知」ではないからこそ人気なのだと思います。






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