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DIGGIN' 民謡 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2019.10.23

MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ パーソナリティのMACKA-CHINです。

MURO:MUROです。

MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いします。

MURO:よろしくお願いします。

Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。

MACKA-CHIN:さあ、もう10月23日ということで、来週終われば、もう11月ということですが。

MURO:ですねえ。

MACKA-CHIN:先週もちょっとお伝えしたんですけど、11月3日、文化の日、レコードの日とされてますが、夜8時から、我がKING OF DIGGIN’の公開収録とイベントを行おう、というか、行われます。

MURO:良いですねえ。

MACKA-CHIN:で、場所は東京駅目の前ですね。新丸ビル7階の丸の内ハウス、夜8時からエントランスフリーなので、ぜひ皆さん、遊びにいらしてください。

MURO:遊びに来てください。

MACKA-CHIN:ということで、レコードショップもいっぱい出るんで、普段なかなか仕事帰りにレコード屋さんとか行くと、もう閉まってて、とかそういう人も、逆に深夜のお買い物が。

MURO:そうですね。丸の内で。

MACKA-CHIN:丸の内でできるっていうことなので。ぜひ、僕らもチョイスして、良いものがあればお薦めしたり、そんなのもできればと思ってるんで。

MURO:はい。良いですねえ。

MACKA-CHIN:すごい良い空間なんで、2019年の11月ですけど、ぜひ東京にいらっしゃるチャンスがあればというか。

来ていただければ、丸の内ハウスの空間を皆さん楽しんでいただければと思うので、どしどし、遊びにいらしてください。

はい。ということで、今夜のテーマをさっそくお伺いしたいんですが、MUROさん。

MURO:はい。10月の23日。津軽弁の日。

スクリーンショット 0001-11-19 午前5.43.46

MACKA-CHIN:なにそれ~(笑)

MURO:そうなんですね。なので、ちょっと和楽器とちょっと被ってしまったりもするんですが、民謡にスポットをちょっと当ててみようかなと。

MACKA-CHIN:民謡もいけるんすか。MUROさん(笑)

MURO:(笑)いや、最近、実家に帰ったら、妹が子どもの運動会で、最近、民謡とかもやってるんだよって。とか。

MACKA-CHIN:へえ~。

MURO:この間、盆踊りに行った時も。

MACKA-CHIN:そっかそっか。そういうのもあれば、確かに我々日本人の、なんかルーツというか。

ちっちゃい頃から、なんとなく耳にしてたものだったりするし。和モノの流れで、意外と民謡のレコードを掘り下げていったりとかすることもあると思うんですが、一応ディレクターが用意してくれた「津軽弁の日」とはなんだっぺ?というのを皆さんにご紹介しようと思うんですが。

青森県が誇る方言詩人・高木恭造の命日から、10月23日が津軽弁の日だと。それで、一般の人から津軽弁に関する短歌、俳句、川柳、体験記、詩を募集し、優秀な作品を伊奈かっぺいをはじめとする面々が会場で朗読する催し物が青森市文化会館で毎年開催されてます、ということで。なるほどねえ。

こういう、東京は東京弁みたいなのがありそうでないし、津軽弁なんて言ったら、関西弁の次ぐらいに有名な方言だったりするんじゃないかなとか思うけど。

実際、沖縄弁に近いのよ。津軽弁って。「なんとかだからさあ、MUROさあ、このレコードさあ、すごいんさあ」みたいな。けっこう「さあ」がついたりとかしてて。

都市伝説っぽいんだけど、沖縄でペットボトルを捨てると、自然に海の流れでたどり着くのが青森らしいよ。

MURO:ペットボトル。

MACKA-CHIN:そう。だから、訛りが青森と沖縄が似てるみたいな。これ、話したかもしれないけどね。

MURO:流れ流れて。

MACKA-CHIN:また話してるってディレクターに言われましたからね。もう歳だなあ~(笑)とは言いつつ、こういう歳だからね。逆に民謡を楽しめると思うんですけど。

MURO:ですね。

MACKA-CHIN:じゃあ、さっそくMUROさん。準備していただいてよろしいですか?

MURO:はい。

MACKA-CHIN:僕も民謡のレコード何枚か集めてて、金沢明子さんとか、原田直之さんの、NHKの「民謡をあなたに」なんて。あの7インチのA面とか素晴らしいんですけど。

今日はかかるのか、かからないのか分からないですけど、1曲目まったく知らないセンターレーベルで、ほんとうに楽しみです。

MUROさん、準備OKですか?

MURO:OKでーす。

MACKA-CHIN:はい。それでは、そろそろ行ってみたいと思いまーす。MURO Presents KING OF DIGGIN’ 10月23日、今日のテーマは、津軽弁の日ということで、『DIGGIN’ 民謡』です。お願いします。

ソングリスト

1. 千両幟 (VooDoo Ciranda) / 桜川百合子
2. 箱根八里 / 横山勝也
3. ひえつき節 / 山本邦山+シャープス&フラッツ
4. 五木の子守歌 / 小谷充とオリエント・ロコモーション
5. 南部牛追唄 / エボニー・ウェッブ
6. 津軽夏唄 / 山田千里
7. 金毘羅船々 / 小野満とスイング・ビーバーズ
8. 黒田節 / つみ木児童合唱団
9. 佐渡おけさ / 三橋美智也&東京キューバン・ボーイズ
10. 八木節 / 見砂直照と東京キューバン・ボーイズ

エンディング

MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ 今日は津軽弁の日というところにピントを合わせて、『DIGGIN’ 民謡』でお送りしておりますが、MURO君。

こんなに民謡で、首振って、ビート刻んでるの、僕らだけなんでしょうか。

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MURO:あっはは(笑)

MACKA-CHIN:あるいは、もうリスナーのみんなも気づけば、心も躍ってるのかなと思いますけど。

MURO:はい。ちょっと踊り始めちゃいました。

MACKA-CHIN:いやあ、やっぱ踊るにはもう最高なアップデート具合というか。ただ単に、盆踊りだ何だとか、そういったご当地ものだっていう民謡というよりは、やっぱ、MUROさんがレコードを掘り下げてるだけあって、本当に踊れるとか、どこかにドラムを感じたり、グルーヴが本当に。

MURO:そうですね。やっぱ打ってるの探しちゃいますね。

MACKA-CHIN:打ってる民謡、最高っす(笑)いや、本当にね、掘り下げていこうと思うんですけど。まずは、こどもの日かなんかの時に。子どもの日だっけな、幼児用のレコードとかでMUROさんがミックスした時があったと思うんだけど。

今回、これは何曲目かな。つみ木児童合唱団。8曲目、「黒田節」。このレコード、もう。

MURO:そうですね。自主盤ですよねえ。

MACKA-CHIN:自主盤ですよねえ。

どこかの保育園の生徒が写ってて、たぶんこの子たちが歌ってたりする楽曲もあるんだろうと思うけど。

やっぱり心躍るというか、なんて言うのかな。ちょっとジャズとの融合とか、ビッグバンドっぽいのとか。

ビッグバンド とは
ポピュラー音楽、特にジャズにおけるバンド形式の一つ。一般には大人数編成によるアンサンブル形態のバンド、あるいはこの形態で演奏されるジャズのジャンルのことを指す。前者はジャズ・オーケストラ、後者はビッグバンド・ジャズと表現をすることもある。
参照元:Wikipedia

MURO:そうですね。アレンジが妙ですよね。

MACKA-CHIN:アレンジが。本当に民謡アレンジバトルみたいなのが、この30分間に開催されてる感じがちょっとしますけれども。

MURO:(笑)はい。

MACKA-CHIN:1曲目にかけていただいた桜川百合子さんの久保田麻琴さんレアミックスみたいな。これとかは、ほんと出音もすごいけど、これは最近?

MURO:3年ぐらい前ですかね。CDでぼく買って、これVINYL(バイナル)出ないかなと思ってたら、ほんと出て。ここ来る前に出て。

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70年代より裸のラリーズ、夕焼け楽団、The Sunsetz、そして細野晴臣とのユニットHarry & Macとして多くの作品を残してきた久保田麻琴。近年では日本の様々な地域の音頭をワールドミュージック〜ダンスミュージックとして捉え再発見・紹介するなど精力的に活動してきた彼が、滋賀伝統の江州音頭をリミックス。
本流桜川本家の音頭取り、桜川百合子による歌唱はオリジナルの時点ですでにチャントのようなグルーヴを感じさせるが、ダンスミュージックのエッセンスとビートが加えられたリミックス3種の無国籍感も大胆で素晴らしい仕上がり。2012年リリースのCDは廃盤状態だっただけに嬉しいアナログ化です!
参照元:diskunion

MACKA-CHIN:うんうん。ホヤホヤな。

MURO:ホヤホヤ。はい。

MACKA-CHIN:ホヤホヤな感じなんですね。

MURO:OK出してもらいました。

MACKA-CHIN:結局、ただ単に民謡、特に当地ものだと音圧も薄かったりとかするなかで、DJ目線でかけるとしたら、やっぱこういうものがどんどん。

MURO:エディット物のように。

MACKA-CHIN:ねえ。出てきて(ほしい)。

MURO:そうですよねえ。

MACKA-CHIN:ベースラインしかり、低音がしっかりしてて、ドラムも打ってて。

若い人はたぶん民謡に苦手意識がないと思うんですよ。だから、こういうのをきっかけに(聴いて欲しい)。

MURO:ねえ。きっかけになってくれたらいいですねえ。

MACKA-CHIN:例えば、クラブで聴いて、惚れちゃうとかね。特に外人とか、これドンピシャなんじゃないかなあ。で、外人と言えば、ぎこちない日本語で歌ってた曲があるじゃない。

MURO:そう。エボニー・ウェッブね。

MACKA-CHIN:うん。この。

MURO:日本語で歌わすっていう。

MACKA-CHIN:歌わすっていう。これ、セルメン(セルジオ・メンデス)が日本語で歌ってたりするのもあるけど、民謡をさ、外人の人が歌うっていうのも、なんかねえ。

やっぱ、それこそ本当に、アレンジバトルじゃないけど、アレンジが本当に面白いなあと思いました。

MURO:そうですよねえ。

MACKA-CHIN:あと、この山田千里さん&オリエンタル・ファンタスティック・オーケストラの「津軽夏唄」とか、これも寺内タケシさんが絡んでるだけあって。

MURO:そうですよねえ。

MACKA-CHIN:ちゃんとビートがしっかりしていて。

MURO:ですよねえ。

MACKA-CHIN:あと、今かかってるのとか、一個前のとか、東京キューバン・ボーイズが絡んでるだけあって、ちょっとラテンチックな。

MURO:ですねえ。結局、こうなっちゃいますねえ。

MACKA-CHIN:いやあ、本当に最高。

MURO:ありがとうございます。

MACKA-CHIN:詳しくはインスタとか見ていただいて。2週間後の丸の内ハウスに来ていただいて。

MURO:はい。お待ちしております!

MACKA-CHIN:皆さんと遊びましょう、ということで、ここまではMACKA-CHINと。

MURO:MUROでした。

MACKA-CHIN:また来週~。

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