DIGGIN' 竹内まりや 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2019.10.9
MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ パーソナリティのMACKA-CHINです。
MURO:MUROです。
MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いします。
MURO:よろしくお願いします。
Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。
MACKA-CHIN:さあ、もう10月9日ですが、今夜のテーマをさっそくお伺いしたいです。
MURO:はい。恐縮なんですが、デビュー40周年記念アルバムを発売されたばかりの、竹内まりやさんのミックスでいきたいと思います。
MACKA-CHIN:来た!みんな大好き、竹内まりやさんですねえ。
MURO:そうですね。妹も大好きな(笑)
MACKA-CHIN:ですね。あっははは(笑)和モノのイベント、要は歌謡曲の、面白い音楽的なイベント。僕らも銀座ブギウギで、MUROさんとか僕らもよくやらせていただいてるんですけど、そこではよくかかったりとかするし。
MURO:ですねえ。
MACKA-CHIN:J-POPから歌謡曲ファンから、レコードマニアな人達まで、本当にオールラウンドというか、全員から愛されてる人ですよね。
MURO:ですねえ。
MACKA-CHIN:この放送を聴いて、竹内まりやさんあんまり知らないっていう人もいるかも知れないんで、詳しく説明させていただければと思うんですが。
1978年の11月、シングル「戻っておいで・私の時間」でデビュー。
「SEPTEMBER」「不思議なピーチパイ」などがヒット。
その後、山下達郎さんと結婚をして、作家としても「元気を出して」「駅」など多くの作品を他アーティストに提供しながら、84年に自らもシンガーソングライターとして活動を再開。以降、独自のスタンスで音楽活動を続けております。という。
これまでに発表してきたたくさんの楽曲が、今でも世代を超えて多くの人々の支持を得ており、2018年11月、デビュー40周年記念イヤーに突入しているということで。
それで9月4日ですね、ちょうど。先月、「モア・ベスト&レアリティーズ&カバーズ『Turntable(ターンテーブル)』」をリリース。
ということで、8月の我が東京FM、山下達郎さんの「サンデーソングブック」ではお馴染みの夫婦放談があったり、この東京FMにとっても、とてもゆかり深い存在です、ということなんですが。
MURO:はい。恐縮極まりないですねえ。
MACKA-CHIN:MUROさんもまりやさんのレコードは何枚も(数多く)持っている?
MURO:はい、もう青春です。14歳だったか、中2ぐらいだったかなあ。「VARIETY(ヴァラエティ)」が出た年に、これ妹が初めて「おにいちゃん、レコード貸して」って言いに来てくれたレコードだったりとか。
MACKA-CHIN:きたー!さっちゃんが。
MURO:はい。カラオケで歌うのもまりやさんしか歌わなかったりとか。もう兄弟で大好きです。
MACKA-CHIN:うんうん。なるほどねえ。僕も「VARIETY」は本当によく聴いてたし、「駅」とかもドラマの主題歌になったりとか、テレビで知ることもあったんですけど、やっぱり山下達郎さんが絡んでるというか、どんどん音楽を好きになって深追いしていくと、例えば達郎さんが所属しているというか、達郎さんのほぼレーベルみたいな、MOON RECORDS(ムーン)から出してたりとか、本当にすごく音楽的だし。
プロデュース能力も、半端じゃないですよねえ。
MURO:ねえ。あとはやっぱり「VARIETY」に収録されてる「Plastic Love(プラスティック・ラブ)」がここ数年のJ-POPの火付けだったんじゃないですかねえ。海外も含めて。
MACKA-CHIN:そうですよねえ。外人も血眼になって12インチのあのレコードを探してるし、今でもたぶん「VARIETY」はけっこう高い。
MURO:いや、驚きました。僕、今回、このために色んな町にリサーチに行ってきたんですけど、とんでもない値段になってますよね。
MACKA-CHIN:そうですよね。
MURO:びっくりでした。
MACKA-CHIN:板長(Mr.Itagaki aka Ita-cho)が5枚持ってるって言ってましたけどね(笑)ちょっとマニアックな話ですけどね。でも、そのぐらいハードディガーもみんな欲しがる。本当に名盤ですよねえ。
で、今、40周年ということで、東京FMでも先月かな、まりや1DAYみたいなので、まりやさんと一緒にやったりとか。本当に東京FM、我ら含めて、みんな大好きなアーティストさんということで。
それを今日はもう、ターンテーブルを使って、ミックスしていくってことですね。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:まりやミックス、MUROさん。
MURO:いやいや、やったことないですよ。
MACKA-CHIN:ワオ!またもや、宇宙初放送が行われる。じゃあ、MUROさん、さっそく準備していただいてよろしいですか?
MURO:はい。
MACKA-CHIN:今日はMURO君と僕はアディダスのイベントやってきたんですけど。
特別プレゼントもあるので、番組最後までお聴き逃しなくということで。MUROさん、準備よろしいですか?
MURO:はい。
MACKA-CHIN:では、そろそろいってみたいと思います。2019年10月9日です。MURO Presents KING OF DIGGIN’ 今日のテーマは『DIGGIN’ 竹内まりや』です。お願いします。
ソングリスト
1. Oh No, Oh Yes!
2. Plastic Love (Extended Club Mix)
3. 戻っておいで・私の時間
4. ドリーム・オブ・ユー ~ レモンライムの青い風
5. 夢の続き
6. アロハ式恋愛指南
7. September
エンディング
MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ ここまではまりやさんの40周年『Turntable』というアルバムが発売されたということで、MURO君と二人で、キャッキャ言いながら。
MURO:ありがとうございました。
MACKA-CHIN:『DIGGIN’ 竹内まりや』をやらしていただいているわけです。もっと聴いていたいなあっていうぐらい、本当に彼女の世界観、素晴らしいですねえ。
MURO:素晴らしいですねえ。本当に。
MACKA-CHIN:番組の冒頭でもお伝えさせていただいたんですが、今回はプレゼントがありまして。本当にさっきまで、MURO君と僕は、アディダスのグローバルでやっているメーカーズラボっていう企画で、二人でDJしてきて。
今回はアディダスのCAMPUS(キャンパス)っていう、本当に素晴らしいスニーカーをアーティストがカスタマイズするシリーズで。
たぶん、以前、MUROさんも、キャンパスじゃなかったけど。
MURO:はい。Consortium(コンソーシアム)のほうで、コラボレーションさせてもらって。
MACKA-CHIN:ねえ。そうですよね。MUROモデルが世界で発売されてて。
今回はそれをキャンパスに落とし込んで、ヨーロッパ、アメリカ、日本のアーティストが色々やるっていうので、そのイベントでやってきたんですけど、今日、ちょうどそのアディダス コンソーシアムのほうからプレゼントを頂いてきたんで、合計4名様なんですけど。
アディダス コンソーシアムが発売している、要は日本で売られてないんですけどね。
グローバル企画で、時計を2名様。あと、リュックサックを1名様。
で、あとC.P. COMPANY TOBACCOっていう、日本では売られてないのかな?海外企画だったんで、まあ日本でも買えるんだけど、一応、海外で発売されているモデルで、これはスニーカーなんで、どうしてもサイズがあるんですけど、26センチのサイズをいただいているんで、26センチの方に限って、もしサイズが合う人はこちらもぜひプレゼントしたいと思うんで。
番組のツイッターのほうに、「アディダスのプレゼントがほしい!」できれば「時計がほしい」とか「リュックサックがほしい」とか「スニーカー、26センチだけど、履けるんでぜひほしい」みたいなのを呟いていただければ、こちら側のスタッフ含めて、厳選に、丁寧に選んで、発送をもってお返ししますんで、皆さん、どしどし応募していただければと思います。
ということで、すいません。ちょっと話がずれちゃったけど。今、まりやさんということで、まず音が良いね。
MURO:最高ですねえ。あと、僕、中学校、小学校の頃、テレビつけると、CMソングだったり、テレビの主題歌だったりとか。
MACKA-CHIN:うんうん。今回もかけていただいた「レモンライムの青い風」とかは、キリンレモンの。
MURO:そうですよねえ。
MACKA-CHIN:CMとかと、「夢の続き」は『ハワイアン・ドリーム(映画)』テーマ曲。
MURO:そうですね。映画ですね。
MACKA-CHIN:ねえ。そういう感じになってたり、やっぱりモンスターヒットももちろんあるけど、1曲目とかも俺知らなかったんだけど、「あ、このアルバムに入ってるんだ」みたいに、MURO君にも言いましたけど、そのアルバムの中に入っているヒット曲じゃない曲こそが、逆にすげぇ音楽的だったりするし、そこをあえて、MURO君の耳で掘り下げてくるっていうとこだと思うんですけど。
MURO:そうですねえ。
MACKA-CHIN:なんだろうなあ。昔の曲なのに、新譜っぽく聴こえるのも、これ不思議なんだけど、どうしたら昔なのに今っぽく聴こえちゃうんだろうっていうか。
MURO:うん。色褪せないですよね。どの楽曲も。
MACKA-CHIN:で、MUROさんが持ってきていただいたHMVの竹内まりやのインタビューをMUROさんのミックスを聴きながらちらっと読んでて。
その時、まりやさんね、すごく良いこと言ってて、「常に私は時代に対してホットな存在でなくてもいいんです」みたいなことを言ってて。
--- 今回7年ぶりのオリジナルアルバム『TRAD』がリリースされるわけですが、まずはアルバムタイトルを『TRAD』にした理由を教えて頂けますか?
「時代に流されず残っていくものを目指したい」という気持ちでずっと音楽を続けていますが、流行に乗ってただ消費され、摩耗するだけの音楽ではないものを残していきたい。そういう思いを、この『TRAD』に込めました。
【HMVインタビュー】 竹内まりや 『TRAD』 完全版
━ 最終的には性別も年代もなく感じてもらいたいと。
できれば、時代を超えて聴かれるスタンダードを目指したいですね。特別HOTなものとか、時代の最先端をゆくような音楽ではなくて、時代に寄り添いながら普遍的な作品にしたいと思う んです。ただ消費されて終わってしまうだけではない、軸になるものが常にあるような音作りをいつも目指しています。特に目新しい事をしていなくても、それが逆に時代に持ちこたえてく れるんじゃないかと、願ってるんですけどね。
2014年9月10日発売「TRAD」 ディーラー・インタビュー
だから、もう本当にマイスタイルを持っているというか。ここはMUROくんとかもたぶん意識してると思うけど。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:やっぱり、MURO君もずっとマイスタイルみたいなのを持ってやり続けてると思うし。
MURO:そうですねえ。
MACKA-CHIN:ほんと尊敬するアーティストだなって思うし。
MURO:いや、本当ですね。もうオールタイム・フェイバリットですね。
MACKA-CHIN:ねえ。で、さらにこっそり「夢の続き」で2枚使いされてたりとか。マニアックな人は聴いてて、あれ?もう一回来た、みたいな感じがあると思うけど。
さらにこれ、7インチもあるのね。
MURO:そうなんです。後半の達郎さんのコーラスのパートがたまんなくて。バサッて1回終わるんですよ。そこからフィルで入るんですけど。
それをイントロの次に持ってきたりとか、変なことしてました(笑)
MACKA-CHIN:うわあ、KING OF DIGGIN’のスタジオ、この番組のほんと美しい田中さんがさっきも言ってたけど、伝説のスタジオで、山下達郎さんのサンデーブックもここでやられてるんで。
MURO:そうですよねえ。ほんと、震えちゃいますよ。
MACKA-CHIN:ねえ。まりやさんとの夫婦放談みたいなのも、ここで生まれてるし。
本当に良いスタジオで、良いグルーヴで届けられたかなと思っております。
MURO:ありがとうございます。
MACKA-CHIN:はい。ということで、プレゼントもあるんで、どしどし応募していただきながら、今日かけた楽曲は番組のオフィシャルインスタとかでも見れるんで。
ぜひぜひ、応募お待ちしております。ということで、ここまではMACKA-CHINと。
MURO:MUROでした。
MACKA-CHIN:皆さん、また来週~。
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