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大阪市をウォッチしよう!! 19 「夢洲IRカジノ「環境影響評価」」

 10月27日から「大阪・夢洲地区特定観光施設設置運営事業 環境影響評価準備書」公告・縦覧が始まった。写真は大阪市環境影響評価条例に基づく手続きの流れ。 

大阪市環境影響評価条例に基づく手続きの流れ

 夢洲IRカジノ環境影響評価(環境アセスメント)は、昨年5月に方法書(調査・予測方法)が公告・縦覧された。市民から意見書が提出されたあと、大阪市環境影響評価専門委員会に諮問、答申を経て、市長意見が事業者に送付された。

 先月28日に夢洲IRカジノ計画が正式に締結され、それを待っていたように、事業者がアセス準備書(予測・評価の結果・環境保全対策)を提出。11月27日まで公告・縦覧され、市民等による意見書は12月11日まで。この間に事業者による説明会が此花区などで開催される。12月11日以降に、環境局から公述申出書の案内があり、市民等から提出があれば公聴会が行われる。準備書が環境影響専門委員会に諮問され、その答申を受けた市長意見が、事業者に送付される。

 事業者は評価書(準備書の修正)を提出し、公告・縦覧される。評価書の公告・縦覧の手続きを経ると、事業者はIR工事を着手できることになる。10月24日協議で1IR推進局の担当者は、来年夏ごろ工事着手の予定。夏頃までには、環境アセス評価書が確定されるスケジュールのようだ。

 11月11日に港区で開催された「説明会」は、主催者(事業者)である大阪IR株式会社から一人も参加していなかった。次の機会に報告したい。

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