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㊇乱舞野外祭に行ってきました!

十数年前に同棲を解消してからというもの、信じられないスピードでオタクになっていったんですけど(病んでる時に優しくされたものに人はついていきますからね!)、そんななかで長きに渡ってハマり続けてるコンテンツが『刀剣乱舞』です。2.5次元というジャンルにも懐疑的だったくせに、友達が誘ってくれたミュージカル『刀剣乱舞』(以下「刀ミュ」)のライビュ(阿津賀志山異聞)でどハマりし、そこからず〜っと必ず現地で観劇しています。もちろんゲームも細々と続けていて、審神者レベルはそこまでじゃないんですが、一応全ての子を修行にだしていて刀帳を全部埋める程度には楽しんでいます。

え〜〜い前置きが長い!

とにかく、刀剣乱舞と刀ミュが大好きなんですけど(雑)、そんな刀ミュくんが、8周年記念公演で、野外ライブをするっていうじゃないですか!  しかも「八」にちなんで「末広がりだから富士山!」「8周年だから8日間!」っていう、まるで高校生がマックで雑談しながら決めたかのような内容。とはいえ、こちらフジロック(フジっていってるけど苗場だよ!念の為)には10年近く通っていたため、野外フェスのざっくりしたノウハウはあったのでそこまで抵抗もなく、さらには乱舞祭などのたびに地方に飛んでいたので(だって推しがそこにしか出ないっていうからさ……)ウキウキだったんです。当初は、推しの倶利伽羅くんが出演する18日と、これまた推しの長義が出る大千穐楽に行く予定でした。そしたら18日の帰りのバスが取れなくて。「バスが取れなかったらホテルを取ればいいじゃない」と心の中のマリー・アントワネットに唆され、結局18、19、24の3日間、参加することになりました。大丈夫、想定内です(そして19日のバスも無事取れました)。

そしていよいよ、アタシの初戦となる18日……めっちゃ晴れ〜〜〜〜〜! 日頃の行いがいいですからね!(真顔)

マリー・アントワネットプレイのため、まずは徒歩10分にあるホテルに荷物を置き、腹ごしらえをすることに。どうする〜?せっかくだからほうとうでも食べる〜?なんて言いつつ、近くにあったうどん屋さんにふらり。これが大正解!

外観かわいい

「吉田のうどん」っていうみたいです。か〜なりコシが強いうどんで、キャベツと桜肉(馬ですね!)が入ってます。暑かったので冷やしで。さらには、このあと体力勝負になるってことを言い訳に、揚げ餅もプラス。罪深いぜ。ただの水も冷えっっ冷えでめちゃくちゃ美味しい。これが富士の恵みなのね……。

思い出すたびまた食べたくなるつよつよのうどん。

お腹も満たされて、いざ会場へ。

入場ゲート、浮かれるよね〜。

最速先行で当たったものの、この日はいわゆる「埋もれ席」。客降りあるっていってたけど、ファンサは期待できないな……なんてちょっとしょんもりしてたんです。してたんですけど、あそこにもあそこにもあそこにもミニステージ〜〜〜〜! 前方、後方、そして斜め後ろのミニステージが見えるので、どこに誰が来ても大丈夫。相変わらず福利厚生が手厚いな。

この日は全体を通して2日目だったので、念の為初日配信を見て予習していたんですけど、予習の意味なかったというか、配信で見れてたものはほんっと〜〜〜にごくごく一部だけだったんだなっていうのが現地でわかりました。情報が、情報が多い……! 

「始まりの風」から始まって、みんな大好き「mistake」〜「勝ちにいくぜベイベー」と畳み掛けられて、初っ端からクライマックス。刀剣男士たちはステージからステージへと縦横無尽に駆け抜けていき、いつも以上に「目が足りない!」ってなってました。多分近くにこなかった子、いなかったんじゃないかな。

そして、野外ライブの醍醐味といえばマジックアワー。徐々に日が落ちていき、太陽の残り香みたいな薄明かりと、夜の入り口の暗闇が混じり合った中で聴けるのは1日のなかでほんの数分で、だからこそとても美しく、忘れ難い思い出になるっていうのは、これまでの野外フェスやライブでも経験してきました。でもそれをまさか、推し刀のソロで味わえるだなんて……。
こんな環境とタイミングで聴けることはもう二度とないんだろうな、と思いながら大倶利伽羅くんのソロを堪能していました。マジックアワーREASON……。そこからの「DARA DARA DANCE」だなんて、伊達組よくばりセットだったよね。刀ミュ本丸審神者ちゃん、神だわ……(審神者だっつってんだろ)。
日が暮れてからは、ミニステを使う曲っていうよりは、メインステージで魅せる楽曲が中心になっていて、その対比も楽しかったな。


新しく入ってきた「花影ゆれる砥水」の子たちが強制レベリングで急速に成長しているのが目に見えてわかってすごく良かったんですけど、その一方で古参が活躍してるのがやっぱりたまらなくて。そんな中で今回グッときたのは、久々に参加した物吉くんでした。「Can you guess what?」を猛々しく歌ってたのめちゃくちゃかっこよかったし、ソハヤのヘルプで入った「革命前夜」がすごく刺さっちゃったんですよね。全然違う雰囲気なのに、「あぁ、ソくんと同じ徳川の子なんだな」っていう凛々しさもあって。あと、むっちゃんにもやられましたね。どこに入っていても頼もしいし安心感がある。むっちゃんに「わしも男ぜよ」って言われたい人生だったよ!(これを書いているのは深夜です。許して……)。

そして、待ってましたの太鼓曲……って、わ〜〜〜〜カゲだよ!!!!!! 実は数曲前の「Dear you」でボロ泣きしてたんです。だって、一期一振に「思い出す必要もないくらい覚えてる」「同じ名前で呼びたい」って歌わせるんだもの……。「花影〜」でのカゲとのラストシーンを思い出してしまって泣いていたもんだから、そこからのカゲ→いち兄の登場で情緒がおかしくなりました。ありがとうミュージカル刀剣乱舞。 Kiss×3〜からの獣で無事に昇天し、「キミの詩」できれいな涙を流し、花火とともに打ち上がりました。

8周年の記念ライブで、8日間に渡って開催されるって聞いた時、いちばん初めに頭に浮かんだのは、歌合の『八つの炎 八つの苦悩』だったんだよね。
(ちなみに歌合観劇当時はこんなブログも書いてたよ)
これまでも刀ミュくんが色々仕掛けてきてたから、「八」は何かあるんじゃないか? まさか8日後に……なんてドキドキしてたんですが、蓋を開けたらな〜〜〜〜んもなかったですね! おい!wwwwww
歌合は神事だったし、乱舞祭(2022年ver.)は神送りの儀式だったけど、㊇乱舞野外祭はめちゃくちゃ楽しい野外フェスでした! 刀ミュの祭りにおける「あちら」(彼岸)と「こちら」(此岸)はどうなってるんだとか、そういった考察なんかもできるっちゃーできるのですが、突然の新曲の「Wassa! Wassa!」でわかるように、今回は「フェス」に全振りしたってことでいいんじゃないですかね? むしろ、あれだこれだ考察するなんて野暮じゃない?(それでもしちゃうのが我々オタクなんですけどね!)

てな感じで、すえひろがり、ほんとにほんとにめ~~~~ちゃくちゃおもしろかったです。アタシが行った日はすべてお天気に恵まれてたしね。19日と24日、そして1週間後の追い富士急(やっちゃった)についてはそのうち書くかも? とりえあえず絶賛ロスってるので、人助けだと思って配信をください!!!!!!!!!

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