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妄想メロン2007.3.2「隣のえびちゃん」

またまた猛烈にお寿司が食べたくなったので取り合えず行ってみた。
席に座ると隣に海老が座っていた。
「美味いなあ、これ」
海老が海老を食っている。
エグいなあ。
「おい。そろそろだぞ」
板前さんが海老に話しかける。
「あ、はい」
海老は猫背で奥へ消えていった。
切ないなあ。

【解説】
蛯原友里さんは現在43歳とのことなので、この頃は28歳だったようです。ぷりっぷりのえびちゃんですね。さて、このお話は後に絵をつけることでもっと分かりやすくなったのですが、文章だけだと少し伝わり辛いようです。タイトルで蛯原友里さんを想像させ、非現実的なえびちゃん違いで期待を裏切り、さらに寿司屋のえびちゃんらしく最後は捌かれるという構成です。隣のえびちゃんは最後にお寿司を食べさせてもらうのですが、他のネタの方々はお寿司を食べることなく捌かれていると思われますので、切ない話ではあるものの隣のえびちゃんは幸せだったのではないかとあらためて思うところです。ちなみに私は寿司屋でほとんどえびを注文することはございません。はい。

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