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#26 搾乳ロボット導入農家さんへの巡回

北見方面で仕事をしてきます。
メインは搾乳ロボット導入の酪農場への巡回です。

コーンズさん1軒、デラバルさん3軒、オリオンさん1軒です。オリオンさんの搾乳ロボット導入農場はまだ未稼働ですが。

搾乳ロボット設置牛舎の通路レイアウトについて、フリーウェイ、ミルクファースト、フィードファーストの3つのシステムがあります。

私の考えはロボットファーストです。

搾乳ロボットで飼料を食べられることは牛が搾乳ロボットへ訪問するための非常に大きな動機づけであることは間違いなさそうだからです。

搾乳ロボットの最大のメリットは搾乳のための待機時間が短いことです。牛の立場になって考えてみると、1日の活動において、最も必要のない時間は搾乳されるのを待っている待機室での待機時間です。

搾乳ロボット導入牧場でも、待機室に牛がいる時間が長いと、とてももったいなく感じます。

飼槽で食べるPMRに推奨値はあるのでしょうが、農場によって異なります。状況を見ながら変えていきましょう。

さらに、分娩後の搾乳ロボット内での飼料給餌の方法も、基本はありますが、農場によって状況は異なるので実際の状況によって、都度変更出来れば望ましいと思います。

搾乳ロボットを上手く活用するには、牧場の方、ロボットメーカー、清涼設計者が一堂に会して情報交換できる機会があるとベストです。データ解析出来ればなお、良しです。設計者は飼料計算ソフトと同様、搾乳ロボットの特徴、機能、ある程度の操作方法を知る事が求められますね。
一人では分かりません。これらを一緒に考えてくれる仲間がいれば大丈夫です。


牛の健康と笑顔溢れる牧場を共に…


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