3/5~3/9の日記

3月5日

毎日ちゃんと朝ご飯食べる。みんなもちゃんと食べて欲しいって思ってる。
食生活の話になると、結構な割合で朝ごはんは基本食べないって人がいて心配。
みんなちゃんと朝ごはん食べて欲しい。

朝ごはん食べながら美味しんぼ１話ずつ観てるんだけど、今日はかの有名な「いいかい学生さん、トンカツをな、トンカツを...」の回だった。
めっちゃ感動した。ちょっと泣いた。
美味しんぼは見進めるごとに山岡がかっこいい気がしてくるし、富井副部長がやかましくて嫌いになるし、海原はツンデレでかわいい。
栗田さんはいつも素直で優しくて可愛いからずっと好き。栗田さんが一番好きかもな。
まだ栗田さんなのだ。結婚するというのは全然知っちゃっててどういう経緯でそうなるのか楽しみでしょうがないし、知った上で見ているので萌えだ。
栗田さんと日本酒飲みに行きたいな。

3月6日

フルタイム(12時から21時まで)のバイトなのに財布を忘れてきた。朝バタバタして、おにぎりも握れないくらいギリギリの出発だった。PASMOでたどり着けちゃったので気づかなかった。
昼の休憩時間に恐る恐る自販機でPASMO残高を見ると帰りの電車賃ギリギリ＋120円くらい。
お腹が空いた。ペイペイとかそういうやつやってない。
退勤後に西友寄って食材を買って買える予定だったから帰っても冷蔵庫すっからかんだ。家にあるのはグミとニラだけ。死んだ。

120円あればおにぎりくらい買えるが、クレバーな私はあと6時間くらいある勤労時間のために、ペットボトルの水を一本購入した。
苦渋の決断だった。でもクレバーすぎる。ここで腹を満たすより、我慢して水分補給に費やしたほうがよいと判断できた。自分のことほんと見直した。
ペットボトルの水。ポッケに入ってた一粒のガム。こんなにありがたいと思ったことない。

お腹が空くとダメだ。
「お腹すいた」という気持ちに全てのCPUを持っていかれて、会話や作業に費やせるパワーが13040ポイント下がる。血糖値が下がりやすいみたいなことかもしれない。いつも飴とかガムを持ち歩いてるけど、さすがに飴食いながらレジ打てないし。

食べ物のことだけ考えながら作業してレジを打つ。
チーズが入った大判焼きが食べたい。チーズが入った大判焼き、今すぐ食べたい。
でもよく考えたらチーズが入った大判焼きを食べたことないかもしれない。
それなのに猛烈にチーズが入った大判焼きが食べたい。不思議だ。
どんな味なんだろう。チーズが入った大判焼き。
今日この世で何人がチーズが入った大判焼きを食べただろう。全員ムカつく。

帰りの電車でガッツリいちゃつくカップルにタックルしてぶっ飛ばしたくなった。カップルにタックル、図らずも韻踏んでしまった。いつもはなんとも思わないのに。車両とホームの間に片足ずつ挟まって、大事に至らず恥ずかしい思いだけしろ、とまで思った。それを狙って慎重にタックルしたい。丁寧に、優しく。

帰宅。冷凍庫の奥底に眠っていたアサリの炊き込みご飯を発見してなんとか復活した。
10時間食べなかっただけでこれだ。
でも他の人の食生活を聞くと結構10時間くらい食べないのザラにあるらしくて心配。
ほんとにみんなちゃんと食べて欲しい。

3月7日

Amazonで注文したアブサンスプーンというのが届いた。

アブサンはめっちゃおいしいハーブ酒、いろいろ歴史があるんだけど私が説明するとわかりにくくなりそうなのでwiki参照。
ゴッホとかロートレックはこれで飛んでたらしい。今はそういう成分は入ってなくて、ただただ、めっちゃおいしい。

近所の、可愛いおばちゃんがやってる小さいお酒屋さんにはさすがになくて、
後日(一週間後くらい)またさりげなくのぞいたら、なんと卸してくれていた。
「また来てくれるかもと思って」って恥ずかしそうに言ってくれたおばちゃん。
約束してないのに、注文してないのに、売約してないのに、絶対全然売れないのに、なんて...なんて...萌え、120点！！

アブサンスプーンで角砂糖を溶かして混ぜて飲むのが一番正しい飲み方で、
初めて飲んだ時はちゃんとしたお店でその飲み方して、おいしすぎてアブサンが好きになった。
そのまま炭酸とかで割っても美味しいんだけど、せっかくだからおうちで本格アブサンしたい！と思ってスプーンまで買ってしまった。
水をたらすに最適な器がなかったので米測るときに使う計量カップでやった。おしゃんなことしてる感じだったのにここだけダサい。
むふふ...甘くてハーブの苦味もあって最高...そしてとてもねむくなる。穏やかな甘やかなとろける気持ちで就寝。おばちゃんありがとう。

3月8日

昨晩作った参鶏湯がおいしい。家族のグループLINEで流行ってたから作ってみた。
味付けは塩だけなのに手羽先のうまみしみしみ、そして一晩置いたことでより一層とろとろ。
もち麦が水分吸ってお粥みたいになってて朝ごはんにぴったりだった。
韓国料理もっと色々作ってみたいなあ。

昨日ふと、「私に何か仕事を頼んでみたいと思ってくれてる人がいるとして、私の活動やできることがぼんやりしすぎてて頼みづらいのでは？」と思ったので、そういうのをまとめたホームページを制作しようと思い立った。
ホームページって言葉が既に懐かしめだけどなんかいいよね。ホームページ。わくわくするよね。

実は以前にも作ったことがあったけど2016年とかだし、今全然活動内容が変わったので一から作り直し始めた。
プロフィールを書こうとするも本当に自己紹介が苦手なので、真面目に書いたら1000文字を超えた。もう一生書きたくない。
でも自分の活動を、ちゃんと何年とかも調べながら振り返ってみると、色々感慨深くて面白かった。
紆余曲折あって今だし、まさか自分がこんな24歳になるって思ってなかった。

今日夕方ごろ完成してどっと疲れて20時くらいまで寝てた。起きたとき真っ暗すぎて「え、深夜！？何月何日！？どこ！？」ってなった。
まだこれから色々修正とか加筆するかもだけど、いい感じだと思う。みんなに見られたい。そしてあわよくば、なにがしかのお仕事が欲しい。

ホーム | 今川宇宙のホームページ

3月9日

髪がだいぶ伸ばしっぱなしだったので美容院で枝毛とか毛先を整えてもらった。長さは変わってない。
美容院って近所じゃないといやなんだけど、まだ引っ越してから「ここ！」っていうとこが見つかってないから、実家の近所の行きつけに行った。遠かった。

髪を触られてると眠くなるので、切ってもらってる間もシャンプー中もほぼ寝ていた。
前なにかの撮影の時メイクさんに、「髪を触られると眠くなってしまいまして…」と言ったら、「結構そういう人多いから、専門学校の実習で学生同士施術し合ったりする授業の時教室の半分くらいの人が寝てました」って言ってて、おもしろかった。

美容院で「後ろこんな感じです」ってあわせ鏡で見せられた時の正しいリアクションがわからない。多分全然リアクションとかいらないんだと思うけどなにか言わなければと思ってしまう。
いつもはすごく小さい声で「はいっ」と言ったりしているけど、今日はなんか起きがけで若干寝ぼけてたしで咄嗟に「安心っ」と言ってしまった。「よかったです」と笑ってくれたのでよかったです。

コロナの関係で当面は実家の敷居を跨げないので、逆に寂しくならないよう地元駅に近寄らないようにしていた。
一人で来るのは引っ越して以来。

犬が沢山いた。街のグレードが違う。犬ってこの世にこんなにいたのかよ。

美容院が終わったら久しぶりに地元でお茶しようかと思ったけど、やっぱりなんだかむずむずして、結局そそくさと電車に乗ってしまった。

今日でちょうどひとり暮らしを始めて3ヶ月。
実家で父母と住んでいたとき、朝9:30に起きてダイニングに行けば、早寝早起きの父母と一緒に朝ごはんが食べられた。テレビでは羽鳥さんと玉川さんが政治とか社会とか健康の話をしている。土曜日は旅サラダと食彩の王国と題名のない音楽会。日曜日はサンデーモーニング。そんで、じゅん散歩。
それより寝坊したら、台所で食器を洗う母と駄弁ったり小言を言われたりしながら食べる。

もう3ヶ月、まだ3ヶ月。
目覚めると時間を確認する前に、「まだ朝ご飯間に合う！？」と思ってしまう。子供だな。
深夜に作った味噌汁をあっためて、冷凍しといた玄米を解凍して、母直伝の昆布の佃煮をおかずに、変わらぬ朝食をとる。美味しんぼを見ながら。
でもほんと、LINEや電話のある時代でよかったなあ。

家事は思った以上に忙しいし、思ったよりちょっと楽しいし、思った通りめんどくさい。当たり前のことだけど、丸一日サボったら、丸一日ぶんのツケが回ってくる。
これを最大5人分もやっていた母は、偉大すぎる。

最初は脳みその容量不足で死にかけたけど、だんだんサボリズム(この程度ならサボってOKという程よいライン)が掴めてだいぶ楽になってきた。
ただ3ヶ月経ってもゴミ出しの曜日が覚えられず、毎日ゴミ出し表を見ている。飲み物をひっくり返して何度かビシャビシャにしたりしているので、ぼろぼろぱりぱりで、宝の地図めいてきた。写真撮ればいいのに。今やれよ！

変わっていくことに対する寛容さと抵抗感を今はどっこいどっこいで抱いている、つもり。つもりね！覚悟していなかった急速な変化はやっぱり怖い。
ただ自分も、大好きな人たちも、ちょっと好きな人たちも、知ってるだけの人たちも、まあ嫌いじゃねえよって人達も、なんなら嫌いだなっていう人達すら、できれば笑っていて欲しいと切に願う。それだけで一旦パーペキで、他はなんもいらないっていうか、私にゃどうしょうもないからせめてそうあって欲しい。

猫に会いたい。猫と電話できればいいのに。もしも〜し。