初作演舞台「カミキリムシの食卓」を終えて

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ええ!おわっちゃったんか?
っていうのが今の一番の気持ち。
いやいや今日はソワレのみで、明日マチネのみで、
明後日と明明後日2公演やって終わり、くらい、せめてやりたい気持ち。
たくさんの方に見ていだだけてもちろん嬉しかったけど、
もっともっとたくさんの方に見ていただきたかった!

ああ〜〜〜!やだ〜〜〜〜!!!!
いつもみたいにスカして冷静な感想書けない。
けど伝えたいことは沢山あるので、がんばって書きますね。

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もうとにかく人生最大のてんやわんやでした。
いろんなことがありました。
出る側として、25本くらいの作品に出演してきたけど、全然わかってなかった。
演劇作るって本当にすごいことなのですね。
そしてそのてんやわんやの中で、とにかく死ぬほど人に助けられた。
今まで自分で企画してなんかやる、っていうの自体は色々何回もやってきたけど、ここまでひとりじゃできねえことは初めてだったから
梅雨知らず世間知らずで、いつも通りなんでも自分でやろうとしすぎて流石にパンクした。
そのとき、ビッグラブで手を差し伸べてくれたたくさんの方々に、とにかく感謝を伝えたいです。
ああ、人に頼れるってプロとして大切な一つの大切なスキルなんだと心の底から学びました。

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ほりえれいに出会って、この企画は私の脳内でじわじわ始まった。
今までこんな物語が書きたいな〜、というのはじわじわあったんだけど、どういう形で出すかも全然決めてなかったし、漫画で描き切る根性もわかなかったし、
割と諦めていた。
ほりえれいに出会って、いや演劇だろ。と思った。
だってこの子と演劇やりたいし、この子の役が書きたいし、この子なら脳内に保存してた物語のなかできっとかっこよく立ってくれると思ったのだ。
小夏。ただの大変な思いをしているかわいそうな子じゃない。強くて想像力豊かで本当はひょうきんな、めっちゃ可愛い子。
ほりえが、脚本だけでは作れない小夏を作ってくれた。
強くて優しくて誰よりも透明でまっすぐ立ってる、ほんとうに最高の相棒です。

珠理くんに関してはもう脳内では決まってたのにチキって、
周りの大人に「こういう役があって、たとえばこう…諏訪珠理くんみたいな雰囲気の…」とか聞いて回ったりしていた。
勇気出して誘ってよかった。
今まで感じ悪い役の珠理くんしか見たことがなかったのに、なぜか玄樹は珠理くんがピンときた。
あああ玄樹が珠理くんでよかった。
常に嘘がないし、納得いかない部分はとことん追求してくれる。
一番大雑把に見えて、一番繊細な役だったと思う。
あっぱれしかない。ありがとう。

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終わった後三人で、「なんかしばらくあのワルツとか聞けないよねえ」って話してた。
思い出してさみしくなっちゃう。音楽ってすごい。
切なくてあったかい気持ちになるワルツと、
小夏の夢のアイドルソング深海PARTYを一緒に作ってくれた夢日記に感謝。

シーンの空気や匂いまで伝わってくるような照明を作ってくださった上田茉衣子さん、リヒターのみなさま。
突然対応してくれたにも関わらず完璧なタイミングで音を降らせてくれた神近梨子ちゃん。
現場の雰囲気をいつも元気にしてくれて、全力で舞台監督をこなしてくださった並木秀介先輩。
頼もしいお手伝い戦士のみんな。
色々と手伝ってくれたやさしい浅井心晴ちゃん。
いい写真を沢山撮ってくれたカツミリナさん。
ほか、たくさんのみなさま、シアターウイング様。
ほんとうにありがとうございました。
そしてご来場いただいた全ての皆様、本当にありがとうございました。
これからもよいやみなべをよろしくお願いします。

配信上手く撮れてなくて、やっぱりいくらなんでもこの物語をここで永久封印するのは嫌なので
どんなかたちであれ、もっとたくさんの方々に知っていただける形を検討中です。

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あ、あと、29日、今回のキャスト2人を呼んで愉快な忘年会をするので、よかったら阿佐ヶ谷までお越しください。
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/198842

個展準備期間からきのうまで、本当にノンストップで突っ走ったので
年末はもう、とにかくできるだけ頭空っぽでぬくぬく過ごそうと思います。
なんか、とりあえずゲームしたりアニメ見たりして、いったん自分をとりもどそうかな。
みなさま、良い年末を!

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