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【解決編⑤】原因療法という考え方


こんにちは、内山です。

シリーズでお伝えしている

『心の穴』を埋めて幸福な人生にシフトする

解決編の5回目。



最初に出会った
サメタイプの高田さんが

『どのように心の穴を埋めたのか?』

をお伝えしています。



前回の記事では
系統的スコトーマの超ヤバイ実態
について書きました。

https://note.com/uchiyamakazuhisa/n/na55c90da7460

簡単におさらいすると・・・


系統的スコトーマとは


毎回、同じ事象で同じ間違いを犯しても
その間違いに本人が一切、気づかない盲点のこと。



サメタイプの高田さんの場合、
30個以上の系統的スコトーマがあり


その1つは

『無意識で人間関係を切っている』



という話をしました。



前回の記事では読者から
沢山感想を頂きました。


ありがとうございます!



その感想の多くは、


高田さんの話は
私にも当てはまる部分がある。


という内容のもの。


今日の記事では

『系統的スコトーマを外す』



という内容をお伝えしていきます。



系統的スコトーマを外すのは
めちゃくちゃ厄介なので
どうしても小難しい話も出てきます。



できるだけ分かりやすく書くので
少し頑張って読んでください。



いいでしょうか?



それではスタートです!



サメタイプに特化した日本唯一の
大器晩成サロンでは、


系統的スコトーマを外すためには

『心のプログラムを書き換える必要がある』

とお伝えしています。



いきなり『心のプログラム』と言っても
意味不明なので、少し解説します。



少し心理学の歴史の話からしましょう!



時は19世紀。



心理学者のフロイトは言いました。


我々人間には、意識している
顕在意識と

意識できない無意識(潜在意識)がある。



この話は有名な氷山のイラストなどで
ご覧になられた人も多いと思います。





氷山で海上に出ているのが
顕在意識で、それは1%程度。


氷山の99%は海の中で
それは無意識と呼ばれる。


例のアレです(笑)



20世紀に入ると・・・


脳科学の研究が進み
フロイトの研究の正しさが
証明されていきます。


そして今や脳科学の世界では

『人は99%無意識で活動している』

ことが常識になっています。



例えば・・・・


高田さんの場合、
いつも仕事で不安な状態で働いていました。


同じ職場の同僚は
リラックスして働いているのに


なぜか高田さんはいつも不安。



同じ職場で、同じ仕事をしていても

リラックスしている人もいれば
いつも不安な人もいる。



これが無意識の反応です。



高田さんの場合、
なぜか分からないけど


いつも不安で
いつも自分を責めて
いつも人に話しかけるのが
不安だったりするわけです。



俺たちは、日々、
99%以上、無意識で動いて

その無意識で動いているものを
心の法則コーチングでは

『心のプログラム』と名づけています。




前回の記事で書いた通り
高田さんは

『無意識で人間関係を切る』

という『心のプログラム』が作動していました。



無意識で自動的にバンバン、
人間関係を切っていたわけです。


だから、いつも一人。


友達はいないし
恋人もいない。


休日も基本的に一人。


こうした状態を生み出していました。


これは高田さんが
意識的にやっていたわけではなく

無意識が勝手に動いていたわけです。





この無意識で自動的に作動している
心のプログラムを書き換えるためには


まず気付くことも大切ですが
プログラムそのものを書き換えることが重要です。



例えば、自信がない人は
自信がないことに気づいています。


そして会社の上司から

『内山、もっと自信を持てよ!』

とアドバイスされても
自信が持てなくて悩んでいるわけす。



『自信がない人に自信を持て!』


と言っても意味をなしません。



それができれば誰も苦労しないからです。





高田さんの場合、どうだったか?


仕事はもちろん、
いつも不安な状態が続いていました。



例えば、仕事のメールを開くのが不安。



これは普通の人にはまず理解されない
悩みですが、


高田さんはメールを開くのが
いつも怖かったと話してくれました。



メールを開くのが怖いから
何時間も開けない。


しかし、メールに何が書いてあるかが気になって
仕事に集中できない。


しかし、メールを開くのが怖い。


勇気を持ってメールを開くと
今度は返信メールを書くのが不安。


同僚はサクサク
メールを返信しているのに

高田さんは1通のメールを返信するだけで
30分以上時間がかかることもあったそうです。


不安な気持ちでメールを書いて
不安な気持ちでメールを送る。

そしてメールを送った後も不安。


こんな感じで、終始
いつも不安だったそうです。

この不安を生み出すメカニズムが
心のプログラムです。



だったら、そのプログラムを書き換えてあげればいい。



これが心の法則コーチングの考え方です。




高田さんの場合、
尊敬する上司から、

『そんなに心配するな!』

と言われても、不安が消えません。




自分を滅するサメタイプの高田さんは
いつも不安なことがある状態。



これが心のプログラムの影響です。



例えば、リンパが腫れて発熱することは
誰でもよくありますよね?


しかし、高田さんの場合、

『これは〇〇という大病じゃないか?』

と不安になります。


その不安が次の不安を呼び
まるで不治の病になったような感覚になってしまう。


ただの普通の風邪が、
いつの間にか不治の病になってしまうんです。




そして、たくさん調べて
病院に行って検査を受けて
正常だと分かると


『いや、本当は〇〇ではなく
××という病気かもしれない』


また不安になって
その不安が次の不安を呼び
どんどん増大していく。


こうした状態を何年も続けていました。


一言で言えば

めちゃくちゃ苦しい状態です。



それをみかねた同僚から

『そんなに心配しなくていいよ!』

と言われても無理だったと
高田さんは言います。


頭では分かっていても
その不安は決してなくならない。


だから苦しんです。



高田さんは、
周りの人たちから理解されないまま
何年も悩み続けていましたが、


心のプログラムを書き換えることで
徐々に不安が消えてきました。



心のプログラムを書き換えるためには
点と点を線にしていく地道な作業が必要で
個人セッションで直接行っています。



先に結論を言えば、

ある1つのことを行えば
その瞬間にパッと変わる!なんてことは
おこりません。



高田さんの場合であれば

いつも不安な状態から
たった1回のセッションで
いきなりすべての不安消えることはありません。



なぜなら、俺たちにはホメオスタシスという
現状維持の門番がいるため
急激な変化は起こり得ないからです。



分かりやすい所で言えば
気功で顔のリフトアップをすれば
一時的にはリフトアップされます。


しかし、その効果は長く続きません。


なぜなら、現状維持ではないからですね。



こういう一時的な変化を
『対処療法』と言います。



肩こりが酷い人が
マッサージに行って
一時的に良くなって、


『あー最高!』

と思っても、


翌週にはまた肩こりになっているあれです(苦笑)



コーチングであれば
一時的にエフィカシーが高まった気がしても


翌週には元に戻っている。


こうした変化も含みます。



俺がサロンやスクールで教えているのは
一時的に良くなる『対処療法』ではなく
『原因療法』と呼んでいるもの。



根本原因を書き換えるという強烈な内容です。



首こりが酷い人であれば
首こりをしない身体づくり。



コロナ全盛の時代であれば
純粋に免疫力を上げる。



いつも不安な状態が続く人であれば
不安を感じにくい潜在意識の状態。



根本からそっくり書き換えましょう!



というのが、

俺がおすすめしている方法です。



なぜなら、対処療法ではなく
原因療法だから。




この続きはまた次回。


追伸:あなたの心のタイプは?

心にはタイプがあることをご存じですか?
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https://resast.jp/page/fast_answer/5926


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