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【解決編④】超ヤバイ!系統的スコトーマ


こんにちは、内山です。

シリーズでお伝えしている

『心の穴』を埋めて幸福な人生にシフトする

解決編の4回目。



最初に出会った
サメタイプの高田さんが

『どのように心の穴を埋めたのか?』

をお伝えしています。




今日は『心の穴』を埋めるステップ2

『系統的スコトーマを外す』



です。



まず、『スコトーマ』とは
『心理的盲点』という意味。



コーチングを学んでいる方であれば
お馴染みの言葉ですね。



スコトーマの本質は、
本当は見えているのに
正しく認識できないことがあるってこと。



例えば、3才の子どもの場合。


レタスとキャベツと白菜が
混ざったスープ料理を出すと


「レタスのスープが美味しい!」
と認識することがあります。



これは純粋に

レタスとキャベツと白菜の違いを
正しく認識できないことで起こる反応です。


大人でもレタスとキャベツの違いを
よく知らない人って稀にいますよね?



これは知識のスコトーマと呼ばれるもので
野菜の知識を学ぶことで
正しく認識できるようになります。



だから、俺たちはいろんなことを学ぶわけですね。



スコトーマには
いくつか種類があって
(今日は長くなるので割愛します)


その中で取り分け厄介なのが

『系統的スコトーマ』



です。



系統的スコトーマとは

毎回、同じ事象で同じ間違いを犯しても
その間違いに本人が一切、気づかない盲点のこと。



『え?内山さん、そんなことないでしょ?』


そう思われるかもしれません。


だけど、実はあるんです。



しかも、大量に。


いくつもあったりします。



例えば、サメタイプの高田さんの場合、
30個以上の系統的スコトーマがありました。


例えば、その1つは

『無意識で人間関係を切っている』

というもの。



高田さんは、中学、高校、大学と
それぞれ友人がいました。


中学の時は野球部に入っていて
3年間仲間達と一緒に汗を流してきました。


試合に向けて共に練習をし
試合に負ければ共に悔しく想い
試合に勝てば共に喜ぶ。


こうした時間を過ごしてきましたが
中学を卒業すると
無意識で友人関係を切っている。



高校を卒業すると高校の友人を
無意識で切り



大学を卒業すると大学の友人を
無意識で切っている。


大学の時は音楽活動をしていて
一時、バンド活動もしてたそうです。




共に練習をして
レコーディングをして
自分達のアルバムも作ったことがあるそうです。


仲間達とバンドフェスティバルにも
出場したそうなんです。



まさしく青春の一ページ。



しかし、大学を卒業すると
バントメンバーとの関係も
無意識で切っていました。



大切なことは・・・

これらはすべて無意識の行動。




ってこと。




人間関係を切ることに
決して悪意があるわけではなく
気づけば人間関係を切っていたわけです。



その結果、どんな生活を送っていたのか?



休日は基本的にいつも一人。


友人はいないから、
いつも一人で家にいたそうです。


出かける時は
近くのカフェに一人で行き
その後、本屋に行って
気に入った本があれば買って
家で読む。


いつも一人で過ごし
誰とも遊ばない。


もちろん、恋人もいません。


あなたはこうした人生を
高田さんはどう感じていたと思いますか?



『あー寂しい人生だなー』

『なんとか友人や恋人を作らないといけない』


そう思っていたと思いますか?



いえ、そんなことはありません!




高田さんが感じていたことは

『一人の方が気楽でいいや!』




です。



『え?そんなわけないでしょ?』



そう思いますか?



確かに普通の人からすれば、

友人や恋人もいなくて
休日はいつも一人だと

『寂しい人生だな』

と思います。



これが普通の人の感覚ですね。




しかし、系統的スコトーマがある高田さんは


『寂しい!』


『なんとかしないといけない!』


なんて思いません。



あーやっぱり一人でいるのは
気楽でいいな。



です。



なぜ、そんなことを思うのか?



それが系統的スコトーマの影響です。



系統的スコトーマとは


毎回、同じ事象で同じ間違いを犯しても
その間違いに本人が一切、

気づかない盲点のこと。



客観的に見れば、どう考えても
寂しい人生なのに、


本人は一切、そんなことを思っていないんです。


自分が間違っているなんて思っていなんです。


これが系統的スコトーマの影響。



高田さんの気づいていない間違いは何か?



それは、

これまで沢山の友人と出会い
好きな異性から好意を寄せられたことがあるのに


それらの人間関係を無意識で
すべて断ち切ってきたこと。


気づけば、無意識で人間関係をどんどん切っていく。



だから、いつも一人なんです。



本来であれば、

小中高の友人と繋がっていて
中学の野球部のメンバーたちと
大人になってから飲みにいく関係。


高田さんが学生時代に
好意を持っていた女性から
告白されたら大喜びで付き合っている。


普通の人は決して
逃げるなんてことはしません。


もしかしたら結婚して
家庭を持っていた人生だってあり得たわけです。


大学時代の友人、
バンド時代の友人、
社会人になってからの友人。


こうした人たちと信頼関係を築き
休日は一緒に遊びにいく人生。



交友関係を起点に人生が広がり
充実した人生になっていく。


友人がはまっている趣味を
一緒にやったら楽しくて自分もハマる。


自分の趣味を友人に共有したら
友人も楽しんでくれる。


こうして人生はより楽しいものになっていきます。


これが普通の人の人生です。





しかし、高田さんの場合。


友人や恋人からLINEが来ることもない。


友人たちと遊びに行くこともなければ
恋人とデートに行くこともない。



休日はいつも一人。



そして、


『一人の人生は気楽でいいや』


と感じていたわけです。


仕事ではいつも不安なことがあり
職場の人たちとうまく人間関係を築けない。



こうした人生を送っていました。



高田さんは決して努力しない人ではないし
勉強もできる人です。


一流大学も卒業しているので
頭もいい人です。



しかし、高田さんは
系統的スコトーマを30個以上も持っていた影響で


普通の人からすれば
あり得ない状況になってました。



この続きは次回。


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