過去生のカルマ、前世のカルマ、遺伝のトラウマについて

こんにちは、内山です。


今回のテーマは

『過去生のカルマ、前世のカルマ、遺伝のトラウマについて』

です。


ある女性にコーチングをしていた時、

「私には過去生のカルマがあります」

と話してくれました。


内山
「どうことですか？
もう少し教えてください」


Aさん
「子どもの頃から辛いことが多くて
小学４年で父が病気で亡くなり
中学２年で兄が亡くなり
親戚も立て続けに亡くなることがありました」


「あまりにも辛いことが起こるので
もしかしたら、呪われた家系なんじゃなか？」


「そう思うようになりました」


「ある時、ネット検索していたら
過去生のカルマという言葉を知り


もしかしたらこれかもしれないと思って
あるスピリチャルの先生に相談した所、


『過去生のカルマが原因です！』


と言われたんです。


そして

「やっぱりそうなんだ！」

と思ってその先生から
スピリチャルの学びを受けています。




内山
「それは大変でしたね」

「今までよく頑張ってきましたね」


一通り感想を伝えた後、


「ここで１つハッキリ
お伝えしたいことがあります」


『もしかしたらAさんは
過去生カルマと言われて

『私は生まれながらにして罪がある』

そう思いませんでしたか？



Aさん
「はい、そう思いました」


内山
「そうですよね？」


「生まれながらにして
罪がある人なんていません』


「だから安心してください」


そう伝えました。



スピリチャルの世界では

前世のカルマ
過去生のカルマ
遺伝のトラウマ

などが語られることがあります。



辛い人生を送って苦しんでいる人に対して、


あなたが辛い人生を送っているのは
過去生のカルマのせいです。

このようなことを言ってくる
スピリチャリストは
ハッキリ言ってクソです。


なぜなら、あなたは生まれながらにして
大きな罪を背負っている

そう言っているのと同じだからです。



ちなみに仏教では
輪廻転生を完全に否定しています。




この話の厄介な所は、

過去生のカルマや
遺伝のトラウマを否定することは
100%できないこと。



なぜなら、目に見えない世界のため
立証することが不可能だからです。



おそらく、科学がどれだけ進歩しても
証明することができないでしょう。



しかし、逆説的にいえば、
カルマがあることも100%立証できません。


ドイツ人の哲学者
カントは言いました。

我々、人間は五感を通じて
この世の全ての情報を認知している。


外部の世界の情報は
目や耳などを通じて
脳に届き、

その情報を元に
我々は思考している。


人間はこれ以外の情報を
認知することができない。



例えば、

「死後の世界があるのか？」

「三途の川や地獄があるのか？」

「超次元の世界はあるのか？」


そうした目に見えない世界は
人間には絶対に認知することができない。

なぜなら、人間が理解できる
範疇を超えているからだ。


だから、知覚できない世界を
考えることは意味がない。


と言いました。



今回の話で言えば、
前世カルマや遺伝のトラウマなどは
人間には絶対に認知できない情報です。



だから、人間が知覚できない情報を

『それは過去生のカルマです！』

そう伝えているスピリチャリストは

嘘をついているか、
そう思い込んでいる頭の悪い人か

このどちらかです。





またスピリチャルの世界では

妖精を観るワークとか
天使を観るワークなど

人間が知覚できない領域を
観るワークが沢山あります。


もし見えると言っている人がいた場合、

それは・・・


嘘をついているか、
そう思い込んでいる頭の悪い人か
麻薬でラリっている人か

このいずれかです。



もちろん、今回のテーマである

過去生のカルマや
遺伝のトラウマも同じ。



ということで、

前世のカルマや遺伝のトラウマ

こうした情報に振り回されないように
してください。



そんなことを言ってる人は、
やべー奴。



これが結論。


ぜひ、過去性のトラウマなどに
惑わされないように進んでいってもらえればと思います。


応援しています！

最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日も素敵な１日をお過ごしください。

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