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5月24日の日記。

日本では妊娠4ヶ月に入った。フランスでは妊娠3ヶ月。
この時期にオフィシャルな超音波検査でお腹にいる赤ちゃんを見てもらう。
超音波検査(エコー)はその前にも2回ほど受けたが、その時とは違って、しっかり詳細を確認する。

手足や、指の数、脳、背骨や内臓 etc..までしっかり見て写真を撮ってくれる。

フランスではこのエコーを受ける時期から安定期といわれているみたいで、このエコーを受けてから妊娠報告をする人が多い。
このエコーを受けた後は染色体異常での流産の確率はぐっと低くなるとみんなから言われる。
日本では安定期まで後もう1ヶ月ほど待たなくてはいけないけど、ちょっと気が楽になった。


エコーの際に夫が付き添いでくるために会社を早退して駆けつけてくれたのだが、いつも時間ギリギリか遅れてくる夫が約束時間の30分前くらいから私を待っていたみたいで、10分前に到着した私を見つけて、遅いよー!超心配したんだからー!と駆けつけてきた。
いつになく、ストレスフルな顔をしている。可愛い。

エコー中はずっと寝そべっている私の足をさすったり握りしめてくれて、夫の熱い手から私の足を伝って彼の優しさを感じた。
思わず泣きそうになる。

お腹の赤ちゃんの胎児名は mini pipou (ミニピプ)と自然に夫婦間で決まった呼び名(ニックネーム)で呼んでいるのだけど(理由は夫婦間の愛称の記事を読めばわかると思う。)、この時のミニピプはたった6cmほどの大きさ。
こんなに小さいのに体の臓器がもうこんなにできているなんて、すごいびっくりした。しかも動いている。
一気に赤ちゃんらしくなって、自分のお腹にいる実感が少し湧いてきた。

早く胎動を感じたいなぁ。

12週に入ってから、体調はすごく元気になった気がした。
気持ち悪さもほとんど感じないし、いろんなことに対するモチベーションが少しづつだけど出てきている気がする。
ただ、食事の面から言うと、赤身肉があまり食べられなくなった。
以前は感じなかった、豚骨らーめんを臭いって感じるし、少しなら大丈夫だけど、1人前のお肉(赤身肉)を普通に食べると下痢をするようになった。
味覚も食に対する体の反応も変わってきてて、面白い。


そして私もエコーを機に周りの家族や友達に妊娠を発表し始めた。

フランスの家族は涙を浮かべて、立ち上がってビズしてくれる。
想像以上にめちゃくちゃ喜んでくれるので、私もいちいち泣いてしまう。
涙腺がゆるまってしまって、もう大変。

とりあえず体調管理をしっかりして、運動もしっかりして妊娠生活を楽しみたい。

今の所、週5、6の頻度で朝1時間半くらい歩き、ジムには週3ペースで行って筋トレしている。もうちょっとヨガ系を増やして行けたらいいけど。

フランスでは今まで納豆をあえて買わずに生きて来たけれども、ついに納豆デビューをしてしまった。
もちろん納豆は大好物なのだけれど、こっちで買うと日本の3倍のお値段だし、売っている場所が我が家から少し遠いので、わざわざ買わなかったのだけど、もう我慢できなくなってしまった。
しかも鉄分が不足しがちな妊婦に良いらしい。Mgも豊富らしい。

そして1週間ほど前から納豆生活を始めているのだけど、もう、幸せすぎる。
一日に2パック行っちゃうこともあるくらい、私には納豆が必要だった。(涙)
納豆様ありがとうー。

つづく

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