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『战斗吧歌姬!』(リブドル)が最高にハマる件

みなさん、『战斗吧歌姬!』って知ってます?
中国のプラットフォームを始めとし、YoutubeやTwitterなどでも活躍している、「リアルタイム育成型バーチャルアイドル企画」。読み方は「じゃん どう ばあ ぐう じい」と読むらしいです笑
英語版タイトルが「ReVdol!」、日本版タイトルはその読みで「リブドル」となっていますね。
まだ、爆発的な人気を誇っているわけではありませんが、映像クリエイター総合誌である「CGWORLD」の最新刊で特集が組まれるなど、バーチャル界隈ではじわじわとファンを増やしてきているこのコンテンツ。
かくいう僕もCGWORLDの公式サイトで一目見たときから、ドハマりし、二日でショートアニメ一季を全話視聴してから、MVをヘビーローテーションしているところです!笑

今回は、この『战斗吧歌姬!』(以降リブドル)について、どこが僕的に推せるポイントか、そしてキャラ紹介、僕の推しランキングまでご紹介していこうと思います!

1.リブドルとは?

まずは、概要をご紹介します。...とは言っても冒頭で大体要点はお伝えしてしまったので、公式HPをベースにサクッと紹介します。笑
公式HP↪ https://revdol.com/
ストーリーは、あまり重要でもないので「突如原因不明の理由で世界がヤバイ!救えるのはアイドルだけ!目指せアイドル!救え世界!」とだけ申し、あとは割愛させていただきます笑(気になる方はHPへGO!)

コンセプトとしては、育成型アイドルプロジェクト。5人のアイドルの卵がCGアニメや生放送、SNSなどで人気を競い、最終的に3人が生き残るというシステムで随時人気投票をやりながら進んでいくファン参加型コンテンツです。バーチャルアイドルプロジェクトは、去年のVtuber元年から様々な企業やPが参加し、日本でも盛り上がりを見せ始めている新コンテンツですよね。そして、一番の魅力は「キャラの個性」です!
次の項目では待望のキャラ紹介をしていきます笑

2.キャラクター紹介!

主人公であるアイドルの卵たちは全部で5人!
特徴的なのは、それぞれ出身国が異なるということです。

2-1.李清歌(Li Qingge)

まずは、本国である中国出身の李清歌!
趣味が中国の伝統文化で、ザ・優等生キャラ。いつも落ち着いたお淑やかな雰囲気を漂わせており、バトル中にライバルに手を差し伸べるなど聖女ポジでもある彼女。日本では某委員長を初め、バーチャル界隈の清楚はすぐに崩壊するというのが定石ですが、中国のVには関係ないことです。
彼女には、生放送などで失態を犯さないよう是非気をつけて、バーチャル界の清楚を確立して欲しく思います笑

2-2.ローズ・バレット(Rose Bullet)

次に、イギリス出身。ローズ・バレット!
彼女は趣味がロック。伝統的な価値観を持つ両親に厳しく育てられていたものの、ロックに出会ったことで自分の夢が明確に。
両親の反対を押し切って、アイドルとして成功し説得するするため本バトルに参加しています。イギリスのロックミュージックやパンクというのは、クラシック教育に対する反抗だ!みたいなお決まりのステレオタイプ的ストーリー。
仲間思いで、ライバルであるはずの4人にも困ったことがあれば相談に乗ってあげたりと根が優しい。あれ?某音楽アプリゲームのボーカルの子に似てません?(もしかして:美竹蘭

2-3.イザベラ・ホリー(Isabella Holly)

そして、アメリカ出身のイザベラ・ホリー!
天真爛漫なアメリカンですね。笑
少し子供っぽいところがあり、自分の感情に率直なテンション高い女の子。
実は、養護施設出身という過去もあり、幼少期から中国進出までの間は、助け合いの精神で、自分より小さい子のお世話を積極的にしてきたので、実は面倒見が良くて家事万能という隠しスキルも持ってる強キャラ
何がとはいいませんが、アニメ的表現の一つに賢さはアレに反比例するというものがありますよね笑

2-4.カティア・ウラーノヴァ(Катя Урранова)

お次は、ロシアはモスクワ出身。カティア・ウラーノヴァちゃん!
5人の中では多分最年少(?)ロリコン御用達のキャラ
こちらもロシアキャラのステレオタイプという感じで、普段は無口なキャラ。でも趣味のゲームの話になると急に饒舌になるそのギャップもたまらないですよね笑
アイドルを目指すことになった理由は、国家からの要請。小さい頃から、アイドルになるために国から厳しい英才教育を受けてきたという、ソ連臭漂う過去のストーリーも。ロシアは未だに、五輪選手への英才教育などすごいですよね。
しかし、そんな彼女にもアイドルになって目指したい夢が!
それは、かわいい女の子を侍らすこと。笑 謎の多いキャラですが、ロシアっ子好きにはたまらないキャラですね笑

2-5.神宮司玉藻(じんぐうじ たまも)

みなさんお待たせいたしました!
最後を飾るは、我らが日本出身!ツンデレ女王の神宮司玉藻たんです!
日本人キャラというだけで、なんか親近感わいちゃいますよね笑
そんな彼女は、日本は京都出身。齢数百年を優に超すといわれている神宮司玉藻という「設定」を自称する中二病系ぼっちです笑
アイドルを目指したきっかけは、自分の中二趣味を学校のみんなに馬鹿にされ、それが悔しくて「いつか見返してやる!」と思った出来事だそうです。
ぼっちなので、友達の作り方がわからず、ついつい高飛車な態度を取ってしまうところも可愛いポイントです笑
最初に、楽曲披露をする際に「通りゃんせ」を歌った時は「日本語?!」とびっくりしましたが、普段のリアクションもたまに日本語が混ざることがあるんですよね。

ということで、ざっとキャラクター紹介をしていきました!ほんとに五人それぞれ十人十色で、それぞれに推しポイントがある個性的なキャラクターたちですよね笑

3.ここが好き!リブドルの推しポイント!

ということで、文字数もなかなかな量になってきたところで、サクッとここが良い!というポイントをさらっていきます。

**3-1.個性的なキャラ

**

度々になりますが、やはり個性的なキャラは大きな魅力です。それぞれに、違う属性があるので、どんな方でも自分の推しを見つけられる素晴らしいコンテンツです。また、キャラの国際色も豊かで、基本的なセリフは中国語で進みますが、細かいリアクションや仕草やバックグラウンドには、それぞれの母国の味が出ているのも日本のアニメやV界隈にはなかなかない特徴だなと思います。

3-2.マルチコンテンツかつグローバル展開

日本のバーチャル市場はKizuna AIを先駆けとして、四天王などが出てきて、爆発的に増えた2018年上半期から一年ほどで7000人を超えるなど、人数としては世界最大級のものになっています。しかし、その展開方法は未だYoutuber的なバラエティ寄りのコンテンツが中心で、リアルイベント展開などはしているものの、コンテンツの展開幅としてはまだ狭いことが現状です。
しかし、このリブドルは、高クオリティなCGアニメに、生配信、SNSやオリジナル楽曲、MVなど様々な展開をしており、極めつけが中国版Lineといわれる「WeChat」内のミニプログラムにて、人気投票や、応援ポイントなどファン参加型のコンテンツへと昇華しています。
また、積極的に日本語字幕を付け、Twitterでも日本用のアカウントや、日本用公式HP、公式ロゴ作成など、積極的に日本市場を狙い撃ちにしたコンテンツ展開をしています。
このような多国展開型かつマルチコンテンツ型のコンテンツ展開も、リブドルの大きな魅力の一つでしょう。

3-3.海外声優のレベルがここまで来たか!

声優というのは、日本独特の職業です。日本では、元々は俳優など畑違いの役者が、たまに声優をやるというやり方で、「声優なんて俳優ができないレベルの低いやつがやる仕事だ」という風潮があった時期もありましたが、アニメ市場の拡大とともに、声優独自の演技方法や個性が発達していき、巨大市場へと進化を遂げた経緯があります。
しかし、海外の声優市場というのはまだ決して大きいものではなく、コアなアニメファンは吹き替えではなく字幕で見る傾向にあることもあり、決してレベルが高いとはいえない状況だと思っておりました。
ところがどっこい、リブドルは、日本の声優と肩を並べるほど、比べて聴いても遜色ないほど高水準の声優を使っており、しかもマルチリンガルが当たり前という日本の声優にはない強みも持っているというバケモノ級の声優です。これには素直に脱帽です。
スタッフロールの声優欄にはそのままキャラ名が載ってるだけで、中の人は分からないというのが惜しいですが、中国アニメ市場はやはり注目しておかないとアニメオタクとして遅れてしまいますね。

4.僕的推しランキング!

さすがに、文字量が多くなりすぎたのでここは、ランキングだけにしておきます。どんなランキングになるかは、キャラ紹介の熱量を見れば明らかですからね笑
1位神宮司玉藻
2位
カティア・ウラーノヴァ
3位
李清歌
4位
ローズ・バレット
5位
イザベラ・ホリー
いかがですか?みなさんも、是非自分の推しを見つけて欲しいなと思います!笑

5.まとめ

いかかでしたでしょうか?リブドル、あなたもハマりそうですか?笑
なかなかの文量になってしまったので、まあかいつまんででも読んでいただければ嬉しいなと思います。
中国には、ことごとく驚かされることが多く、正直、今の段階では日本のコンテンツの方がクオリティがいい!と思うものも、数十年後、いや数年後には中心が中国に移っていくのではないかと思ってしまうことがあります。
特に二次元コンテンツに関しては、中国はやはり同じアジアとして文化的素養もあり、似通うスピリットを持っているように感じます。
日本人が作るコンテンツが中国と親和性が高いように、中国が作るコンテンツも日本人ととても親和性が高く、惹かれるものが多いですよね。
これからも、中国のアニメ市場にはなるべく注目していこうと思います!
それでは、再見(Zàijiàn)~!

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著者:内村修斗
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