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三国FX戦記 2021年10月第3週(10/18-10/22)

三国FX軍師のようへいです。

10月最終週のトレードに向けて
FX戦略会議を始めましょう!

はじめに、三国FXとは…

USD、EUR、AUD
3つの国の通貨
この中で最強と最弱を見極め、
トレードしていく
それが三国FXです。

戦略を立てる上で、
整理するのは次の2点

1. 最強王者・最弱国はどこか
2. 直近の覇者・敗者はどこか


具体的には、

1. 最強王者・最弱国

長期線を境に、
現在レートがどちら側にあるか

2. 直近の覇者・敗者

ローソク足の色
赤(陽線 ようせん)か、
青(陰線 いんせん)か

これをMonth・Week・Day
3つの時間軸で確認していきます
その結果は、次のようになります。

チャートは最後に添付していますので、
ご自身の目でも追ってみてください。

やり方が分からないという方は
以前の記事をご参照ください。

https://note.com/uchikura/n/nfd6ba4be9363

では早速まとめた結果を見ていきましょう
私のTwitterから抜粋したものです

【まとめ】



(Twitter)

【Month】


【Week】


【Day】


(さらに前週はこちら)  10/18~10/22


1. 三国FX概況
10月第3週(10月18日〜10月22日)


Week覇者はAUD、3連覇達成

Month、Week、Day
全時間軸で最強王者、三冠王の座キープ

原油高騰、資源高背景に、
10月トップ独走
原油は7年ぶり80ドル突破後
まだ止まらない、84ドルへ到達
一部、中東からは100ドルに達するとの声も

Week最下位はUSD、2連敗
倫理規定で揺れるFRB人事入替
パウエル議長交代か、続投か
ただ噂はあれど、動き無し
ドル買いも、人事入替も、
11月FOMCまで放置か

おおかたドル買いは飽和状態
対円で114円突破も、これは円の弱さ故
ドルの強さではない

8-9月とMonth2連覇、10月も勝ちたいところだが、Month3連覇は絶望的

Month王者をAUDに奪われたEUR

沈むUSDと最下位争い
現在はEUR優勢
このリードを守り切り、
絶対に避けたいMonth3連敗の不名誉

さて、ここからは三国FX戦記として
経済指標などのイベントを
見ていきましょう。

10月第3週を振り返る

まずは米国株の状況も見ていきましょう。

【NYダウ平均】
Week終値推移(単位:ドル) 
前週35,294.76
→35,677.03へ上昇 +382.27

今週は右肩上がり、35000ドル台キープ


【恐怖指数】
MAX 前週20.59 →今週16.32
大イベントこなし、恐怖指数は低下
16キープ

(1)経済指標

この週のメインは月曜日と木曜日
中国GDP、米中古住宅販売件数

結果は次の通り


(2)戦況

月曜日~時系列で見ていきましょう

①2021.10.18(月)
勝者EUR 敗者 AUD

3冠王者AUD、黒星スタート

今週のメインイベント、中国GDP

その結果は…

ネガティブサプライズとなりました
これを受けて、王者は黒星スタートに…


私ようへいのTwitterでは、毎朝「トレード前戦況」として前日結果を、
「まとめ」として当日の注目ポイントなどをツイートしています

日付は少しややこしくなりますが、
どうぞご容赦ください

下記ツイートのように、月曜日の結果は
翌日・火曜AMの
「トレード前戦況【Day】」として
ツイートしています



②2021.10.19(火)
勝者AUD 敗者USD



③2021.10.20(水)
勝者AUD 敗者USD
AUD2連勝

この日はEUR試練の日
消費者物価、改定ありか、なしか


改定なし、無風通過

④2021.10.21(木)
勝者USD 敗者 AUD

AUD連勝は2でストップ
USDは金利上昇、経済指標ポジティブで
勝利

その経済指標とは、中古住宅販売件数




そして、いよいよ最終日へ。

⑤2021.10.22(金)
勝者EUR 敗者AUD

最終日、制したのはEUR
トップ走るAUDは利益確定の敗北か

今週の覇者はAUD
Week3連覇達成

わずか2pips突破した三冠王となった前週
今週はさらに伸ばし、40pips差まで
王者の地位を確かなものにしました。

長期線1.56378
終値1.55983 


3. 三国FX概況
10月第4週(10月25日〜29日) 


明日、10/25(月)からの注目は…?

検索キーワード的に書いてみると…

①米国不安 パウエル議長 進退

②欧州中銀 ECB理事会 PEPP後の金融策

③エネルギー高 どこまで? 各国介入注意

引き続き①FRB人事
パウエル議長進退
来週のメインイベントは②ECB理事会
まず通貨安キープ路線は変わらない見通し
注目はPEPP終了後の金融施策、匂わせ発言がある

③のエネルギー高、原油84ドル、さらに上がるか
下落があるとすれば、米国、中国の介入
AUD最強に重要なポイントになる

3冠王AUD、10月覇者はほぼ確定
このまま王座維持なるか、
Week4連覇でUSDの持つ記録に並べるか
注目の10月最終週

【三国まとめ】
USD
・債務上限問題 一旦解決 12月まで安心
・テーパリング 11月決定確実
 規模は月1200→1050億ドル
・利上げ予想、2023→2022へ前倒し
・FRBメンバー入れ替え タカ派2名減少
 さらにパウエル議長の進退にも注目集まる
・金利上昇 前週1.574→1.636へ
ドル円は114円突破

AUD
・最大の貿易パートナー中国不調
 7-9月GDP前年同期比4.9%
・電力問題→石炭需要増加でAUD追い風
 も中国の介入、下落警戒
・向こう2年間利上げなし(中央銀行総裁)

EUR 
・悪化する景況感
・PEPP =金融緩和
 パンデミック緊急購入プログラム
 月800億ユーロの資産購入ペースから
 縮小発表も、
「テーパリングではなく、微調整」と総裁
・PEPP終了後の金融施策、発表なるか
・EUメインプレーヤー独の総選挙
 第1党交代、メルケル時代終焉


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それではまた、
FXの戦場でお会いしましょう

今回のブログに添付したように、
リアルなトレード状況、
毎日配信していますので
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https://twitter.com/youhei_kiseki/status/1444651620357206025?s=21


【前回記事】

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