三国FX戦記　2021年10月第2週（10/11-10/15)

三国FX軍師のようへいです。

10月第3週のトレードに向けて
FX戦略会議を始めましょう！

はじめに、三国FXとは…

USD、EUR、AUD
３つの国の通貨
この中で最強と最弱を見極め、
トレードしていく
それが三国FXです。

戦略を立てる上で、
整理するのは次の2点

1. 最強王者・最弱国はどこか
2. 直近の覇者・敗者はどこか

具体的には、

1. 最強王者・最弱国

長期線を境に、
現在レートがどちら側にあるか

2. 直近の覇者・敗者

ローソク足の色
赤(陽線 ようせん)か、
青(陰線 いんせん)か

これをMonth・Week・Day
3つの時間軸で確認していきます
その結果は、次のようになります。

チャートは最後に添付していますので、
ご自身の目でも追ってみてください。

やり方が分からないという方は
以前の記事をご参照ください。

https://note.com/uchikura/n/nfd6ba4be9363

では早速まとめた結果を見ていきましょう
私のTwitterから抜粋したものです

【まとめ】

(Twitter)

【Month】

【Week】

【Day】

(さらに前週はこちら)  10/1～10/8

1. 三国FX概況
10月第2週(10月11日〜10月15日)

Week覇者はAUD、2連覇達成

さらに…Month、Week、Day
全時間軸で最強王者、三冠王へ。

まさに最弱から最強へ
原油高騰、資源高背景に、
10月トップ独走

Week最下位はUSD
倫理規定で揺れるFRB人事入替、
タカ派→ハト派のリスクはあるものの、
公開されたFOMC議事要旨で
年内テーパリング開始→2022前半終了
→2022後半、利上げ
このシナリオは確定
だが…おおかたドル買いは飽和状態
対円で114円突破も、円の弱さであって
ドルの強さではない
8-9月とMonth2連覇、10月も勝ちたいところだが…11月FOMCまで放置、10月は厳しそう
それでも狙いたい
8月からのMonth3連覇

EUR
沈むUSDで、なんとかWeek連敗3でストップ。
なんとしても取り戻したいMonth王者
そして、なんとしても止めたい
Month3連敗


ここからは三国FX戦記として
経済指標などのイベントを
見ていきましょう。

10月第2週を振り返る

相場の注目トピックを
検索ワード的に書くのなら…

①米FOMC議事公開　テーパリング→利上げシナリオ確定　ドル買い一巡

②エネルギー高問題　インフレ懸念続く


次に米国株の状況も見ていきましょう。

【NYダウ平均】
Week終値推移(単位:ドル) 
前週34,746.25
→35,294.76へ上昇　＋548

週半ばまで下落続くも、
米イベントこなし、後半は回復
35000ドル台まで浮上

【恐怖指数】MAX 前週24→今週20.59
米FOMC議事要旨公開、消費者物価
イベントこなし、後半は16.29まで低下


（１）経済指標

この週のメインは水曜日でした。

結果は以下の通り
補足としてFOMC議事要旨
(Twitterより抜粋)

（２）戦況

月曜日～時系列で見ていきましょう

①2021.10.11（月）
勝者AUD 敗者EUR

米休場の中、AUD白星スタート

私ようへいのTwitterでは、毎朝「トレード前戦況」として前日結果を、
「まとめ」として当日の注目ポイントなどをツイートしています

日付は少しややこしくなりますが、
どうぞご容赦ください

下記ツイートのように、月曜日の結果は
翌日・火曜AMの「トレード前戦況【Day】」として
ツイートしています

②2021.10.12（火）
勝者AUD 敗者EUR
AUD 2連勝、EUR2連敗

最強と最弱、力関係の通り

この日はEURに追い討ちをかけるような指標発表がありました。

ZEW景況感。
その結果は…

③2021.10.13（水）
勝者EUR 敗者USD


今週のヤマ場は間違いなく、この水曜日

中国、英国、そして米国

イベントこなし、利益確定の動き
一旦、EURが勝利

この日のイベントとは…

まずは中国、貿易収支から。
ドキドキのオーストラリア

その結果は…

予想上回る好結果、ひと安心

そして英国GDPへ

こちらはネガティブな結果に…

そして21:30 
メインイベント始まる。

米　9月CPI消費者物価

結果は予想通り、物価は高値圏で推移

インフレ懸念高まる中、公開されたのが
9/21-22FOMC議事要旨

④2021.10.14（木）
勝者AUD 敗者EUR

イベント後、低下する恐怖指数VIX
回復する株価

リスクオンでAUD勝利
Week王者USDから奪還
Week、Dayの二冠王に。

そして、いよいよ最終日へ。

⑤2021.10.15（金）
勝者AUD 敗者USD
最終日、制したのは王者AUD
Day2連勝

USDは堅調にイベントこなすも、敗北

この日は米9月小売の発表
個人消費の強さが試される時

その結果は…

予想されたマイナス成長は回避するも、
前回下回るなど、
まちまちの結果となりました

原油高、つられて資源高
石炭需要増加でAUD最強

WTIは先週付けた8年ぶり高値80ドル上でステイ、82.47で取引終了
止まらない原油高

今週の覇者はAUD
Week2連覇達成

そして、ついに捉えたMonth王者EUR

長期線1.56383
10/15（金）終値1.56362

わずか2pipsだが突破！三冠王へ

3. 三国FX概況
10月第3週(10月18日〜22日)　

明日、10/18（月）からの注目は…？

またも検索キーワード的に書いてみると…

①米国不安　FRB人事　タカ派減少　テーパリング→利上げシナリオ　影響？

②中国　経済強さ　7-9月GDP

③エネルギー高　インフレ

なかなか動きのない米国、FOMCを運営するFRB人事
パウエル議長の後任の噂はあるが、
バイデン大統領はいつ動くのか。
タカ派の減少
FOMC議事要旨で確実となった年内テーパリング開始→2022終了、利上げ開始
このシナリオに影響あるのか

貿易収支は堅調に推移した中国
GDPはどうか
そして高値更新の原油
80ドル上でキープとなるか

3冠王AUD、このまま王座維持なるか
Week3連覇かけて、挑む第3週

【三国まとめ】
USD
・債務上限問題　一旦解決　12月まで安心
・テーパリング　11月決定確実
　規模は月1200→1050億ドル
・利上げ予想、2023→2022へ前倒し
・FRBメンバー入れ替え　タカ派2名減少
　さらにパウエル議長
・金利上昇　ドル円は114円突破

AUD
・最大の貿易パートナー中国不調
　電力問題→石炭需要増加でAUD追い風
・向こう2年間利上げなし(中央銀行総裁)
・10月下旬までロックダウン延長

EUR 
・悪化する景況感
・PEPP ＝金融緩和
　パンデミック緊急購入プログラム
　月800億ユーロの資産購入ペースから
　縮小発表も、
「テーパリングではなく、微調整」と総裁
・EUメインプレーヤー独の総選挙
　第１党交代、メルケル時代終焉


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それではまた、
FXの戦場でお会いしましょう

今回のブログに添付したように、
リアルなトレード状況、
毎日配信していますので
Twitterのフォローもお待ちしています

https://twitter.com/youhei_kiseki/status/1444651620357206025?s=21


【前回記事はこちら】

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