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三国FX戦記 2021年10月第1週(10/4-10/8)

三国FX軍師のようへいです。

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10月第2週のトレードに向けて
FX戦略会議を始めましょう!

はじめに、三国FXとは…

USD、EUR、AUD
3つの国の通貨
この中で最強と最弱を見極め、
トレードしていく
それが三国FXです。

戦略を立てる上で、
整理するのは次の2点

1. 最強王者・最弱国はどこか
2. 直近の覇者・敗者はどこか


具体的には、

1. 最強王者・最弱国

長期線を境に、
現在レートがどちら側にあるか

2. 直近の覇者・敗者

ローソク足の色
赤(陽線 ようせん)か、
青(陰線 いんせん)か

これをMonth・Week・Day
3つの時間軸で確認していきます
その結果は、次のようになります。

チャートは最後に添付していますので、
ご自身の目でも追ってみてください。

やり方が分からないという方は
以前の記事をご参照ください。

https://note.com/uchikura/n/nfd6ba4be9363

では早速まとめた結果を見ていきましょう
私のTwitterから抜粋したものです

【まとめ】

(Twitter)



【Month】

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【Week】

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【Day】

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(さらに前週はこちら)  9/27~10/1

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1. 三国FX概況
10月第1週(10月4日〜10月8(日)

Week覇者は、
前週惜しくも勝利を逃したAUD
最弱から最強へ。
10月トップの座、キープできるかが注目

レイバーデー以降、最強だったUSD
残念ながらWeek連勝記録は4でストップ
それでも狙う、8月からのMonth3連勝

最弱はEUR
Week3連敗、Monthでも2連敗
独政治不安、テーパリングが見えない金融政策。その結果はユーロ安
買う理由が見当たらない。


ここからは三国FX戦記として
経済指標などのイベントを
見ていきましょう。

10月第1週を振り返る

相場の注目トピックを
検索ワード的に書くのなら…

①米不安解消 債務上限 暫定合意 デフォルト回避

②エネルギー高 原油先物上昇 2014年11月以来 7年振り高値 経済悪影響

③雇用統計 ネガティブサプライズ


次に米国株の状況も見ていきましょう。

【NYダウ平均】
Week終値推移(単位:ドル) 

34,798.01
                ↘︎

       34,326.47↘︎
             34,256.27

前週終値よりも70ドル安、小幅下落
一時34000を割り込むも、
後半にかけて上昇、小幅下落で終了
2週連続の下落となりました。

10/5(水)のADP雇用統計が好調な結果となり、加えて米債務上限問題も一旦の解決となったことから、恐怖指数は低下、株価は緩やかな戻しとなりました。


【恐怖指数】MAX 前週24→今週24

週の前半は基準20を上回る推移。
前週並みの24まで上昇しましたが、
後半は19以下へ下降しました。
前述のNY株の動きと重なります。


(1)経済指標



(2)戦況

月曜日~時系列で見ていきましょう

①2021.10.4(月)
勝者AUD 敗者USD
AUD白星スタート
先週木曜日から3連勝


私ようへいのTwitterでは、毎朝「トレード前戦況」として前日結果を、
「まとめ」として当日の注目ポイントなどをツイートしています

日付は少しややこしくなりますが、
どうぞご容赦ください

下記ツイートのように、月曜日の結果は
翌日・火曜AMの「トレード前戦況【Day】」として
ツイートしています

②2021.10.5(火)
勝者AUD 敗者USD
AUD 破竹の4連勝

10月第1週
実質的なスタートは火曜から。
豪RBA政策金利、米ISM
2つの重要な経済指標発表がありました。


23時、米ISM非製造業は…

前週のISM製造業に続き、
ポジティブサプライズとなりました。
いずれも基準50よりも10ポイント上
60という好結果で推移


③2021.10.6(水)
勝者USD 敗者EUR

雇用統計の始まりはここから。
米ADP雇用統計、前哨戦。


雇用統計前哨戦
ポジティブサプライズで無事通過

ADP前哨戦を制したUSD
ここでようやく勝利。

④2021.10.7(木)
勝者AUD 敗者EUR

米国債務上限問題が解決となり、
恐怖指数は下降
安心感からリスクオン、
そしてAUD勝利。
強い…



そして、いよいよ最終日へ。

⑤2021.10.8(金)
勝者EUR 敗者AUD
最終日、制したのは最弱EUR
翌週月曜日は米国休場
休み前の手仕舞い、調整となりました。


原油先物80ドル 2014.11月以来
なんと7年振りの高値

ロシアのプーチン大統領が示した協力姿勢
米国からもSPR(戦略石油備蓄)を解放し、
市場安定を目指す考えが。
ただ米国については報道が交錯しており、
事実は不明。

水曜日の前哨戦ADPは好結果

しかし本番の雇用統計は…

19.4万人

ネガティブサプライズに…


それでも金利は上昇、1.6超え

大ゴケの雇用フライデーも、
11月テーパリング決定のシナリオに
変化なしとの見方がされました。


3. 三国FX概況
10月第2週(10月11日〜15日) 


明日、10/11(月)からの注目は…?

またも検索キーワード的に書いてみると…


①残る米国不安 FRB解体 パウエル時代終焉


②お騒がせ中国 リターン 恒大問題再び

③エネルギー高問題 インフレ懸念 解決目処

お騒がせ中国、国慶節から本格復帰
まだ支払無し、恒大集団
中国リーマンショックになってしまうのか

米国、FOMCを運営するFRBに走る不安
金利政策を決める立場の人間が株取引
2名辞任、パウエル議長にも迫る黒い影

月曜日は米国の祝日、コロンブスデー
本格的な動きは、10/12(火)から

金融政策決める立場のFRB
個人資産のリバランス
利下げを見越して株購入?
倫理規定違反で揺れるFRB

10月も惨敗した雇用統計
それでも11月テーパリング決定
2022年利上げのシナリオに影響なし
と、思いたいのですが…

倫理規定違反、タカ派メンバー辞任
さらにパウエル議長にも疑惑
タカ派退陣でハト派優勢に傾く可能性

最もテーパリングに近い通貨USD
Week連勝記録は4でストップ、
AUDにトップの座を譲る

雇用統計のネガティブサプライズ

ドル高トレンドはこのまま続くか

米国祝日明け、火曜からの動きに注目

【三国まとめ】
USD
・債務上限問題 一旦解決 12月まで安心
・テーパリング 11月までお預け
・利上げ予想、2023→2022へ前倒し
・FRBメンバー入れ替え タカ派2名減少
 さらにパウエル議長
・金利上昇 ドル円は2020.2以来、112円へ

AUD
・最大の貿易パートナー中国不調
 小売低迷、恒大集団問題、電力問題
・向こう2年間利上げなし(中央銀行総裁)
・10月下旬までロックダウン延長

EUR 
・恒大集団の影響大きめ
・PEPP =金融緩和
 パンデミック緊急購入プログラム
 月800億ユーロの資産購入ペースから
 縮小発表も、
「テーパリングではなく、微調整」と総裁
・EUメインプレーヤー独の総選挙
 第1党交代、メルケル時代終焉

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それではまた、
FXの戦場でお会いしましょう


今回のブログに添付したように、
リアルなトレード状況、
毎日配信していますので
Twitterのフォローもお待ちしています

https://twitter.com/youhei_kiseki/status/1444651620357206025?s=21


【前回記事はこちら】


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