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同期トップスピード出世✖️サラリーマン部長 気づきをガチ語り 〜人は忘れる生き物〜

今日やること、明日やること

来週やること

再来週、1ヶ月後、1年後…


あなたはどこまで、
そのやることを覚えていられますか?

最近のことを思い出してみてください

あなたが忘れてしまった、その仕事
依頼されたのはいつでしたか?

先週?
先々週?

完全に頭から抜け落ちていた時期

どのあたりに集中していますか?

先週依頼された内容?
先々週?

そこがあなたの壁です


最近あった、リアルガチな話

去年、会議で承認をもらいました

ECのキャンペーン参加に関する件です

ネットで買えば安い

これは常識ですよね

ECにつきものである割引

しかし、長年定価維持をしてきた我が社

メインは実店舗、オフライン

「ECとはそうゆうもの(安い)だ」

頭で理解はしているものの、
割引に関して承認をもらうのも一苦労でした

その理由は、

市場での値崩れにつながる

実店舗 既存の取引先に迷惑がかかる…

そんな懸念を持つ会社の上層部たち

協議の末、なんとか勝ち取ったルール

割引できる日にちは、
その上限を月に10日までとする


しかし…

実際、大型イベントは10日を超えてしまう…

そして、おそらく毎年超える…
(事前のリサーチ、想定不足ですね)


そこで昨年、この承認をもらいました。

ECの6月大型イベントについては、
例外として、10日以上の実施を認める
(※2020年6月に関して)

この承認を取ったのは5月終わり

承認はもらえたものの、
会議ではこのような指摘を受けました

このタイミングで遅すぎる
来年はもっと早くするように。

さぁ、一年後。
今年4月

私以外、誰も覚えていませんでした

担当の部下も、上長も。

仕事も多いので、もっと早く言ってください

人員不足を背景に、部下にこう言われる始末

君が覚えておくべきことだけどね…

私以外の記憶が消え去った2021年初夏でした  

来年
おそらく、また誰も覚えていないでしょうね

来年はこうしようね!
わかりました!そうします!

こうしたやりとりがされても、
会議承認というゴールに到達した後、
その喜びに酔いしれ、
指摘された課題は忘れてしまう

そしてまた同じことを繰り返す…

一年後はこうしよう

ここまでTO DOを管理できる部下だったら

なんとラクなことでしょう

私が忘れていても、部下が覚えている

部署としてやるべきことのモレが減ります

前置きが長くなりました。

じゃあ、どうやってやるの?

ですよね

記憶に頼るな、仕組みを使え

です

前提はこう。
「記憶力は頼りにならない」
「人は忘れる生き物」

だから、仕組みでカバーする

ノートに書く 
今週、今日やることを書き、
来週以降の仕事は別ページへ。

next week to doのページを作り、
3本の横線を描きましょう

縦に三つの枠が出来ましたね

三つの枠、上から

・来週やること
・再来週やること
・さらにその先やること

ここに放り込んでいくんです

来週以降。    
その時になって、やればいいことは、
その時思い出せばいい

それまでは忘れてオッケー

でも、3ヶ月後、半年後、一年後は?

何回もノートに書き写すのも疲れますね…

こんなときは、オンラインで。

来年の3月中頃のスケジュールに入れましょう


「4月ECキャンペーン 会議承認」と

必ず目にするものを使って、
どんな手を使ってでもリマインドする

記憶を呼び覚ます

ここまで長期間追跡できれば、
上司の信頼は厚くなります

記憶力ではなく、仕組みで。
その仕組みを考えるのは、改善しようという努力ですから

それこそ、その人の実力です

忘れない技術は、仕組み作り

自分が忘れやすい、高い壁がどこにあるのか
分析してみてください

それでは、また次回お会いしましょう。
さよなら〜

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