リモコンの接点を復活してみた
【はじめに】
リモコンを長く使うとボタンが効きづらくなります。
そこで簡単にできる修復をしてみたいと思います。
まずはリモコンを開けなければなりません。
うちにあるTVのリモコンはただ爪でハマっているだけなので、隙間にマイナスドライバーをねじ込んでパキッと開けます。
はじめは少し怖いです。
写真は精密ドライバーですが、リモコンに合うものであれば大丈夫です。
こんな感じで隙間に入れます。
開けてみたところです。
表側の裏にはボタンの裏に黒い部分があります。
反対側には緑色の基盤があります。
黒い部分をアップするとこんな感じ。
なんだかスジっぽいものが見えているのは基盤側の接点の跡です。
こちらは基板側のアップです。
緑色の基盤の上に黒い線が走っていますが、これが接点になります。
接点は模式的にするとこんな感じです。
黒いとよくわからないと思うので水色と赤色に色分けしています。
よく見ると触れ合っていません。
これをボタン裏の導体で触れることで通電します。
断面はこんな感じです。
横から見るとこんなかんじです。
黒い部分が導体になりますが、経年劣化で剥がれてしまい、接触不良を起こしています。
汚れを落とそうとして、拭いたりしても導体がはがれる原因になります。
接点の復活にはアルミテープを使います。
これはホームセンターで買ってきた700円くらいのモノですが、100均でも売ってます。
100均だと電気コーナーではなく、こんな感じでキッチンコーナーに売っています。
(コンロ周りの補修に使います)
接点に合うようにハサミで切り取ります。
ちなみにハサミでアルミを切るとハサミの切れ味がよくなります。
貼り付けた部分のアップはこちら。
接点を覆う形で貼り付けます。
あとは元に戻して完成です。
リモコンが効かないとイライラしますね。
これでスッキリします。
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