3/17の出来ごと 第8話
この記事は第7話の続きとなっております。第1話から第7話までを読んだ上でこちらを読むことをおすすめします。それではどうぞ!
お年頃な友と失っている私
さぁ今からは3vs3を終えて我々が何を駄弁っていたのかを少し紹介しよう。まず言っておきたいことが、我々は小・中学校の同級生であり、今年の3月に高校を卒業した身である。もちろん高校は別々の者もいれば一緒の者もいる。ここからわかる通り我々は思春期、生物学的に言えば発情期といえる年代であり、やはりどうしても会話の中で恋話と下ネタはどうしても出てきてしまう。主に恋話はA.M君から出ることが多い。まぁ誰が誰と付き合ったかとかいう話だ。恋話はやはりみんな気になるので耳を傾ける。そうするとこの発情期の連中たちは自然と下の方の話に持ってきがちだ。まぁ発情期だから仕方ないのだが。
因みに、私はこういう話の広げ方ばかりをするのはあまり好きじゃない。人の恋話を聞くには別にそこまで苦ではない。興味のある人には興味はある。下の話に関しては少しならいいが深掘りはあまりしたくない。それが本音だ。
もうひとつ言っておくと、私は恋愛に関してはほとんどわからない。恋のABCとかいわれてもさっぱりだ。私は高校生になってから恋心を失っている。1番発情すべきタイミングで発情できていないのだ。これは私の脳のメカニズムが壊れていると疑ってしまう。そんなことがこういう話になったときにいつも脳裏によぎるのが常だ。だが最近は少しだけ気力が戻ってきているのもあって、そんな心も戻りつつあるかもしれない。
ネタは噛み合わないが友は噛み合う
駄弁っているとたまに伝わらないネタなどが会話の中で蔓延ることがある。特撮ネタ(私)、アニメネタ、数学ネタ、ゲームネタ、プログラミングのネタなど色々だ。これだけのネタを全て熟知している人間はいないだろう。こういうとき私はどうしたらいいのか未だにわからない。
だがここからわかるのは、各々違う個性が垣間見えていること。各々の人に違う色がついていることが伺える。これが人間の面白いところだ。学校は同質性を求めてくるので嫌いだ。それで私は高校で病んだ。高校のクラスメイトは本当にみんな同じような奴らばかりでつまらなかったし、私は彼らと異なりすぎて疎外されていた部分もあった。これは非常に辛かった。(孤独は慣れているとはいえ)
ネタは噛み合わないが会話は何やかんや成り立っていた気がする。この原理は今の私にはわからない。いつかわかるのだろうか。友だからだろうか?
そんな駄弁りをしていたら時間が来てしまった。皆んなで片付けをして体育館を出た。そして私の企画は幕をとじた。しかしこの会合はまだ終わらなかった。
さぁどうなることやら、次回もお楽しみ!
※ラーメンは好物の一つです
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