男の子がピンクのランドセルを選ぶのはいじめられるからやめたほうがいい?

春から年長になる長女の「ラン活」ことランドセル活動を、ゆるく始めている。

ラン活は早く始めれば始めるほど選択肢の幅が広く、しっかり吟味して選べるということで、最近では年中の夏(!!)から始める人もいるらしい。

そんなに急ぐ必要ないじゃん……と思いつつも、やっぱり周りの活動を見ていると気になってしまうもので、気づいたらランドセルのカタログを3社取り寄せていた。

けれど、「これってランドセルのカタログなの?」と思うほどおしゃれなものばかり。目鼻立ちがくっきりした外国人の子どものモデルが、ピンクや紫や水色といった華やかなランドセルを背負っている姿は、もはや天使にしか見えない。

小学生になったら教科書や筆記用具を入れて背負っていく、生活の一部というものからは現実離れしている。

長女にカタログを見せても「これも可愛い」「あ、これもいいね」と悩ましげにするうえに、「もう困っちゃうー。これひとつしか選べないの?」と聞いてくる始末。

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