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30. クライアントの変化

雄大な自然と膨大な時間が生んだ、多様性の極地。ガラパゴス諸島。
着ている服なんて関係ない。
自分は自然か。あなたは自然か。自然とは、あるがままであるということ。
見た目や何かに、自分のパーソナリティを決めてもらってはいないか。
生き物たちは、ただ自然環境と共にその時を生きる。
@エクアドル、ガラパゴス諸島、イサベラ島





今年の4月に初めて有償のクライアントさんを持つようになり、今では有難いことに5人のクライアントさんと伴走させていただいている。

どなたも知れば知るほど興味深く、そしてそれぞれの素晴らしい在り方が内在している。
僕は、クライアントの人生がより良くなっていくこと、その一点にのみ注力をしてコーチングを提供している。
だけど、更に副次的な効果として、クライアントさんとの間に強い繋がりが生まれ、僕はもう彼らの人生を他人事とは思えなくなってきている。
それが、僕には嬉しい。

「3ヶ月は継続するとコーチングの効果が出やすいと言われています。」なんて、十分な経験がないながらも契約前には説明していた。
だけど、回数を重ねることによって大きな変化や気付きに出会うことが増えてきた。
それも、1人だけではなく、既に半数以上の方だ。

でも、逆説的に、「だからコーチングには終わりが来るのかな」なんてことも感じた。(ネガティブな意味ではなく)
今のところ、継続をやめることになった方はいないけど、基本的に具体的なテーマを持ってコーチングを受け始めることが多い。
そのテーマに関して、クライアント自身が何か大切なことに気付き、そして変化していく。

心のメンテナンス的な意味で何年も、時には10年以上も同じコーチを付けている方もいるらしいけど、元々の大きなテーマに関して、十分な気付きがあり、変化があり、そして自走していけるようになったら、そこで送り出していくのも、美しいコーチ・クライアント関係なんだろうと思う。

それでも、二人の間にある絆のようなものが無くなる訳じゃないし、また違うテーマが生まれてきた時には、コーチングを再開すればいい。
もしくは、コーチ・クライアントではなく、大切な友人関係になっていくような気もしている。


コーチングを学び始めた時には見えていなかった、そんな豊かな光を、今感じられている。

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