43. 1年間育児休暇を取ります。
世界一周最後の大陸、アフリカ大陸。
人間にそれぞれの文化や表情があるように、大地にもそれぞれ異なった表情がある。
文字や映像では感じ切ることのできないエネルギーが、地上の全てを包み込む。
@南アフリカ、ケープタウン
これが中学生の頃からの僕の夢。
良い父親の定義はわからないけど、少なくとも表面的になんとなく素敵なイクメン、というのは僕のイメージする”良い父親”像とは違う気がする。
もっと精神的にタフで、深く、力強い。
柔軟で、寛容で、ユーモアがある。
そんな父親になりたい。実は世界一周に行った目的の一つは、自己鍛錬の意味もあった。
具体的にどんな風に子どもと関わるのかはまだわからない。
子どもの性格にもよる気がするし、そもそも僕は子育て未経験。だから、経験しながら僕自身も学び、成長していくんだと思う。
育児休暇の間は、主に2つのことに注力することになる。
一つ目は当然育児。いつだって今しかない訳だけど、僕にとっては結婚して子どもが産まれてからが人生の後半部分だと思っているので、その始まりをじっくりと味わいたい。
そして二つ目はコーチング。育児の負荷はかなり大きいと思うけど、とは言えきっと今よりはコーチングに時間を割けると思う。
2023年の内にはプロ資格を取得して、より多くの人が、その人らしさを存分に発揮した充実感のある人生を歩めるよう、サポートしていきたい。
実は子育てについても、このコーチングへの思いと大きく重なるところがある。
これが僕の願いであり、良い父親、良いコーチの役割だと思っている。
何かを外から持ってきて、顔にファンデーションを塗り、頭には冠を乗せ、鎧やら盾やらを装備させて、立派な馬車に乗せてあげることがその人を豊かに大きくすることではないと思ってる。
時にはそんなシーンも大事かもしれないけど、それよりももっとその人の持つ内面の種が、栄養と水と光をたっぷりの受けて、”ジャックと豆の木”の木が雲の上にまでグイグイ空高く育っていくような、メイとサツキが夢で見た木々がグングン育つような、そんなイメージを持ってる。
不確かな時代。人生を豊かにしていく為に、僕はリスクも取るし努力もする。だけどそれ以上に今を楽しみ、充実した時間を過ごす。
まずは育休の1年間を、そんな時間にしていきたい。
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