38. 上級コースを受講することは、僕の人生にどんな変化をもたらすだろう

上級コースを走破し、そしてCPCCを取得することは、”成し遂げたな”という感覚と、深い繋がりを生んでくれると思う。

成し遂げた、という感覚

人の人生において、”全力で頑張った”、”成し遂げた”という経験はとても大きな財産になると思う。
僕自身、中学生の頃は部活を転々とし、高校生の頃は部活を頑張ってはいたけど、誇れるような成果を残すことはできなかった。
訳あって大学受験は指定校推薦で決めてしまったし、就職活動もマインドが合いそうな小さい会社に早々に決めた。

良かれと思って全部自分で選んだことだけど、正直に言って鼻高々に誇れるものはない。

だから、世界一周をすることに決めて、その準備として多くの本を読み、英会話を習得し、450万円を貯金して、1年7ヶ月間芯を持って旅をしたことは、自分の人生においての大きな財産になった。
旅を通して人として成長できただけでなく、「やり遂げたぞ」という誇らしい気持ちが今も胸の中にある。


コーチングをしていても、こんな経験・感覚の有無は人の心の中に強く残るものだと実感している。
具体的な話は避けるけど、学生時代にとても頑張っていた人、気持ちを込めた仕事を熱心に取り組んだ人はそのことを語り、
逆にその人にとって努力の余白を残して学生生活などを終えてしまった人もまた、後悔の気持ちと共にそのことを語っていた。


今の自分を誇らしいものにするのは、過去の自分

とにかく努力をしよう!というのとはちょっと感覚が違うけど、好きなことや真剣に取り組みたいものに一生懸命に取り組み、成し遂げることが、今や将来の自分自身に誇らしさを感じさせるのだと思う。
もちろんそれだけが誇らしさの種ではないけど、大きな要因の一つではある。

その為には、何に取り組むかというのがとても大切。
嫌いなことをひたすらに取り組んでも、疲弊するばかりで振り返ってみてもあまり良い思い出にはならないと思う。誇りにもならない。

だからこそ、自分の価値観に合うもの、好きなことを一生懸命にやるのが大切。
最初から「大好き!」ではなくてもいい。やっていく内に好きになっていくのも良い。

だから、僕はコーチングに出会えたことがとてもラッキー。


山を越える

僕は、きっとコーチングをずっと続けていく。
コーチ的な在り方が、僕のそもそもの在り方にとてもフィットするから。

その中で、今回の上級コースとCPCCは越えるべき特徴的な山になる。
それなりに大変だとは思うけど、振り返った時に誇りになるような過ごし方をしたい。そんな自分を誇らしく思えるように。


深い繋がり

コースを通して、2種類の深い繋がりを作りたい。
一つはコーチ仲間。
もう一つはクライアント。

仲間と同じ方向を見て、共に学び、切磋琢磨したい。
その先に、コースを終えてからも続く深い繋がりを作りたい。


クライアントとの深い関係を作る方が少し難しいかもしれない。
上級コースを進めるに当たって、5名以上の有償クライアントが必要になる。

正直、今は安心して5名以上を確保し続ける確証がない。
だけど、僕は上級コースとか関係なく、100%クライアントの為に関わりたい。

その為に、スタンスとして「上級コースで必要だからなんとかお願いしますm(__)m」ではなく、純粋に相手の為に在りたい。そして、頂く対価以上の価値を提供したい。

クライアントとの深い繋がりは、そんな関わり方の先にこそあるんだと思う。

自分で建てた灯台に向かって進む。一歩ずつ。

コーチングホームページ - rashiku -


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