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さらりと振り返る、コーチとしての歩み

11月15日に、コーチングのプロ試験を受けた。
手応えは正直いまいち。多分受かってない。

そんな中でも気持ちは前を向いていて、次のステージに進んだ感覚がある。それは、合否ではなく、この試験日を一つの区切りとして見ていたからだろうな。

前のめりになる気持ちもありつつも、このnoteではこれまでのコーチとしての歩みを軽く振り返ってみたい。
そんな機会はなかなかないし、なんとなくそうしてみたいと思ったのだ。


の前にプロ試験について軽く吐き出す

試験は、プロコーチに対して実際にコーチングセッションを行うというもの。
知識を問われるものではなく、ナマモノのセッションを行う。
それはTOEICのように能力が数字に表されるものというよりも、テニスの試合のように相性やコンディションによって勝敗が左右するものだと思う。

だから、今回落ちていたとしても、それはそれだよね。ということを伝えたい。
「俺もっとできるやつだから!」と主張したい、保身の気持ちから出ている声だということを、僕は自覚している(笑)


2019年11月

に、CTIの基礎コースを受けた。
3日間で15万円くらいかかる。僕にとっては大金。

受講者の何割かは会社のお金で参加していて、ちょっと羨ましかったなー(笑)

ところで、僕は基礎コースを受ける前から、「いつかはプロのライフコーチになりたい」と思っていた。

でも、今はその気持ちは変わってしまった。
もっとその気持ちが強くなっている。(藤井隆フィーチャー)

なんだかんだ、カッコ良すぎる。


話せば長くなるけど、2013年頃からコーチング(というか、人が本当に主体的に自分らしく生きていくこと)に興味があって、それから世界を旅して、帰国して仕事に揉まれて、2019年にやっと学びを始めた。

もう少し重めのストーリーはこちらのnoteから。


2020年

と言えば、コロナ禍が始まった頃。

学びの旅の1/10くらいしか進んでいないけど、それでも僕にもできることあるよな、と思って、個人的に勝手にボランティア的にコーチングの提供を始めた。

知り合いに声をかけるところから始まり、年の後半からはMatcherという学生が社会人に色々相談できるサイトに登録して、主に就活生に対してコーチングをしていった。

あれがコーチングになっていたのかは正直定かではないけど、大きな気づきを得た学生もいたし、カウンセリングを受けたことのある30代女性からは「正直プロのカウンセリングよりも良かった」というレビューを頂いたこともある。

ちなみに、基礎コースの次は応用コース、その次は上級コースと続くのだけど、それぞれのコース間にはかなり時間を空けた。
学んでもすぐに身にはできないと思い、実践の時間を作りたかったから。


2022年2月

にやっと応用コースを受け始めた。

そして、その直後に有償でのクライアントの募集を始めた。
金額問わず、有償化することがコーチ的には結構ハードルの高いことなんです。

ちなみに、上級コースに進むためには、有償の継続クライアントが5人以上必要。
どうせ上級に進むなら早くから経験を積んでしまおうと思い、まだ学びの旅は1/5くらいしか進んでないのに、謎に有償クライアントの募集を打ち出した。

それで嬉しかったことは、実際に一人のクライアントが付いたこと。

悔しかったのは、「僕が最初の有償クライアントになりたい!」と大きな応援と信頼の気持ちを持って連絡してきてくれた人がいたのに、僕の力不足で継続に至らなかったこと。

いいことばかりではない。
辛いことからも目を背けない。
そうやって、タフに、でも豊かに進んでいく。


2023年5月

に上級コースを修了した。
CTIを知らない人には、カッコつけて別名の”プロフェッショナルコース”と伝えている。凄そうに聞こえるかな、という打算で(笑)

コーチングは、スキルや知識もある程度は必要だけど、全くもって小手先での関わりではない。上手くいくパターンみたいなものもないし、全て出たとこ勝負。

コーチングが上手い人は合気道の達人みたいなもので、その人の在り方がまず整っている。そして、どんな攻撃を受けても流れるように対応する。時には相手に大きな衝撃を与える。

上級コースでは、そんな在り方を磨く期間だったなと、振り返ってみて今感じる。


4月には第一子が生まれ、新しいこれからに歩んでいく時期だった。

コーチの在り方・生き方としても、主体的に自分らしく生きていくことが、自分や家族の豊かな人生に繋がると思うし、こうした在り方がクライアントに対してもインパクトを与える一つの要素になると思う。
古民家に移住したのは、そうした思いも一つの理由だった。


2023年11月15日

のプロ試験の出来はボロボロだった。
前日に山に登ったり、温泉に入ってばっちり整えたつもりだったけど、試験中に平常運転できなかった。
瞬間的には良い関わりもあったと思うので、一縷の望みは捨ててはいないけど、合格は難しいだろうな。

プロ資格を取ったら、更にアクセルを踏んで英語コーチングや独立やセッションフィーの値上げなどを進めて行こうと思っていた。

心のブレーキを踏みかけたけど、そこで思い直した。

今のまま進んでいけば、いつかは必ずプロ資格を取得できるんだし、資格の有無で活動の制限が変わることも正直あまりない。

試験は上手くできなかったかもしれないけど、これまで積み重ねてきたものや、クライアントへのインパクトとしては、十分にプロのレベルになっていると思う。

だから、今は合否に関わらず、前に進んでいく気持ちをしっかり持ち続ける。


これから

どんな風に活動していくのか、どんなご縁でどんな道が拓かれていくのか、正直わからない部分も大きい。

それでも、この秋になってから一気に4人も継続クライアントが増えたり、大先輩コーチとのコーチング体験会の企画が進んでいたり、地域の方々への支援も始まりそうだったりと、これからの新しい何かに触れている感覚がある。

全く安定はしてないし不安も大きいけど、不安に操られるのではなく、自分の中の希望や光に従って生きていきたい。

そして、そんな風に、楽ではないかもしれないけど自分らしく豊かに生きていきたい人を、僕は応援していきたい。


まずは体験コーチングから


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