ハゼノキ育成記録③
みなさんこんにちは!7回連続でお送りしてきました全国のハゼノキ。ここで前半戦は終了しまして少し間を置いて再開したいと思います!ちなみに先週は島原藩のハゼノキに関して書います!そんな先週の記事はこちらから!ハゼノキの歴史をたどると歴史的な出来事や人物と不思議と巡り合う学びがありました!
さて今週は「ハゼノキ育成記録」の第3弾!そして今年最後のレポートになります!実は10月の末から葉っぱが全体的に白くなり黒い点々が出るようになってきました。すでに成長が止まってしまっている状況でしたが、そこから一気に葉っぱが萎れていく事になります。
■葉っぱの変化。病気発生?
11月1日の状態。もっとも成長の良かったな3号の苗です。写真右側緑の葉に対して中央と右側が薄い緑に変化しています。最初は気温が下がったせいだと思っていましたが一番左の葉の下が変色し始めています。黒い・は全体に広がっています。1号、12号も同様の症状が発生しています。
11月15日の状況。はやり右の葉は正常ですが中央から左は色もおかしいし。黒の点もかなり多[くなってきました。この時点で12号は完全に葉が落ちてしまいます。この辺りでやばいと思って調べ始めましたが、文献が全然出てこないので他の植物を参照にすると割と大丈夫そうな記事が多かったのでいったんはそのままで育成を続ける事にしました。
11月28日の状況。左側が完全に葉が落ちてしまいました。落ちたというよりはこれまでも枯れる際に見られた葉がクシャクシャになって枝から萎れるというパターン。ただ右の葉はやはりなんともなさそうです。これはもう冬期に入って紅葉せずに活動をやめたと見るべきなのだろうか。。。
■1号の状態。同じだけど元気に見える
一方で1号の11月28日の状態。完全に葉が落ちていますがどう見ても幹は生きていそうです。葉っぱは3号と同じくクシャクシャになって落ちました。1号を観察する限り、葉っぱの以上は問題は無いように思います。
残念なが12号だけは幹ごと枯れてしまいました。やっぱり1号と3号は強いのかもしれません。ただやっぱり思ったほど成長してないのでこのまま冬を越せるのか?とも疑問に思います。この結果をみると3号も幹の部分はかなりしっかりとしているので、問題ないとみるべきだろうなと考えています。枯れない限りこのまま育ててみようと思います。
そもそも幹だけになった枝はどのくらい水を上げれば良いのだろうか……今週末は櫨の実ちぎりのがうきは市と島原で開催されます!少しその際にアドバイスをもらって帰ろうと思います。
■ハゼノキを育成して
さて、半年かけてハゼノキの育成に始めてチャレンジしてみましたが、難しさを実感するとともにやっぱりやってみなければわからない!というワクワクと不安を味わうことができました。結果的に2本の苗が残ったわけですが、いよいよ錦江町に移動しての育成になります!
目標は先週お話をした本多木蝋さんのようなハゼノキの里山!道のりは遠いですが一歩一歩踏みしめて行きたいと思います!
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