見出し画像

合い言葉は「軽トラとチェンソーで晩酌を」 その3

3回に渡っての記事で今回が最終回。
どうすれば木の駅の事業性を改善するか。
答えは新たな木材需要の創出にあると思っている。

現在、『薪』が主な出荷材になっている。いくらコロナでキャンプ需要が増えたとはいえ、これが今後劇的に需要が増えることは考えにくい。なら、薪ではない形態で、広く一般家庭でも使用されるような用途開発が必要だ。そして、考えた結果がコレ。

画像1

『ウッドチップ』
日本ではあまり馴染みがないが、欧米では公園の遊具の下やマラソンコース、ドッグランなどで広く利用されている。クッション性が高く、土の庭に撒けば高い防草性能を発揮し、雑草の抑制ができる。保湿効果もあるのでガーデニングにも活用できる。数年経つと土に還るため、何より環境に優しい。
雑草対策で庭に砂利や防草シート、人工芝を利用している人はとても多い。これをウッドチップに代替できれば、かなりの需要が見込める。実際、自分の家の庭で使用しているが、いい感じ。

画像2

実際撒いたエリアは雑草の処理がメチャクチャ楽になった。
だが、事業化には問題もある。まずウッドチップを製造するにはチッパーと呼ばれる専用の設備が必要なこと。大量生産するにはかなり大型の機械が必要になる。2つ目は価格。一番安く買えるネットでも、土地1平米あたり約3、4千円もする。砂利や防草シートのほうがホームセンターで買えてかなり安い。輸送費がかなり掛かってしまっているのが要因。だから地産地消で消費できれば、かなりコストは抑えられる。後は専用のチッパーの導入。これにはウッドチップが有効活用できることを証明しないといけない。
テスト的に少量でウッドチップの販売を開始したが、コレがぜんぜん売れない。。。

画像3

興味のある方はPayPayフリマで、
#間伐材  ウッドチップ
で検索してみよう!

って商品コマーシャルじゃん。。。
ごめんなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?