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青葉の風テラスのこと①~2019年3月末民間運営スタート

まるで引っ越し
EKITUZIが終了したのが3月24日、そしてまるで引っ越すように3月29日から企画・運営を始めたのが仙台市地下鉄東西線国際センター駅2階の「青葉の風テラス」でした。
EKITUZIから直接トラックで運び込んだものも多数。

仙台市運営から民間運営へ
2015年12月6日の地下鉄東西線の開通時から2018年3月28日までは仙台市の直営となっていましたが、それが民間運営に移行したのです。
今回は、仙台のカフェ文化を作った老舗カフェ・モーツァルト、仙台のまちづくりやエリア・マネジメントを幅広く手掛けるNPO法人都市デザインワークス、そして弊社都市設計の三社JVによる運営です。

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公共施設の運営ではありますが、業務委託や指定管理者制度、PFIなどではなく、シンプルな目的外使用許可を含む賃貸借契約をベースとした所管する仙台市市⺠協働推進課との契約です。賃料は⽉額約30万円。
「事業展開の⾃由度が⾼いスキームを適⽤することで、⺠間主導による多様なアイデアやネットワークを⽣かした事業が可能になり、ひいては周辺エリアのさらなるにぎわい創出が期待できる」という狙いです。

僕たちはサービス業だ!
民間運営に当たって、いくつかのリノベーションも考えてましたが、とりあえず建物には手を加えないでほしいという仙台市の要望もあり、民間運営に代わったことをお客さんに伝えるためにどうするか?スタッフで知恵を絞りました。そこで打った施策はまた次回以降に書かせていただこうと思います。

ただ一つはっきり変わったと自負することは「僕らはサービス業だ」ということを徹底したこと。

イベントの企画をする機会も多く、よくある公共施設の指定管理とかはいかにも「管理」という色合いが強く、使う側の温度が上がりにくいことはよく経験していました。
それを「使ったお客さんには徹底的に満足していただきリピートにつなげる」という民間のサービス業なら当たり前の姿勢を徹底することにしたのです。

それが、6月以降の3ヶ月で前年と比較すると、イベント件数で34件から45件、イベント来場者数は1,585人から7,103人と4.5倍という数字の成果につながったのかと思っています。
最終的には2019年末までで122本のイベントを開催いたしました。

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