なにが良い出来事で、なにが悪い出来事なのか
私の古い知人が、突然難病に罹ったという連絡を受けました。
救急車で運ばれ、すでに数週間入院、退院後も社会復帰にはしばらくリハビリが必要、だと。
同年代の彼女からの連絡、本当にびっくりしました。
でも…。
年初の占いでは、今年は最高の年になるって言われたのに!とか、本人は毒づいています。
そうだね、でも…。
確かに、起こったことは最悪、超悲惨な出来事に思える。
でもさ…
あなたようやく止まれたじゃない。
バリキャリ時代の私でも、到底そこまでは頑張れないな…と思っていた相手の一人。
仕事も、遊びも、家庭も、全力で突っ走り続ける。
あちこち無理があることを自覚しながらも、自虐的なジョークを交えながら走って、走って…。
こうでもならなきゃ、止まれないところまで来ていたってことだよ。
本当の自分はそこにはないって、気付きなよ。
ターニングポイントのチャンスをもらえたんだよ。
何が自分にとって良いことで何が悪いことなのか。
単純に割り振れるものじゃないでしょ。
確かに、好きな人たちに囲まれて、好きな仕事をして、大きな心配はなにも無く…って人生は間違いなく良い人生、幸せって言える。
でも、いろんなことを経験して、ちゃんと学びがあって、さらに宇宙からタイミングを知らせてもらえる、カギが与えられるっていうのも、やっぱり良い人生と思うよ。
受け取ろうよ、今回こそちゃんと。
今、たくさんの人に大きなターニングポイントが示されているのを感じます。
単純な良い悪いという概念に縛られないで、
自分の心により深く寄り添えますように。
長年の公私に渡る不調和を正面から受け入れ、それを越える決意をし、様々な探究を実践。縁を得て、不調和の原因となる人間のマインドを紐解き解放していく内観法を会得。人がどこで躓くのか、何を勘違いしてしまうのかを共に見出すとともに、叡智に満ちた重要なメッセージを共有する活動をしています。