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黒魔道士のおもしろさ

最近になってはじめたFF14。最初のジョブは黒魔道士にした。

この黒魔道士というジョブ、かなりの曲者だ。最も初心者にお勧めできないジョブと言われることすらある。
(定番のシンプルな魔法使いジョブかと思ったのに...)

初心者的にムズかしポイント・おもしろポイントをまとめてみる。

管理する要素が多すぎる

  • MP

  • アストラルファイア

  • アンブラルブリザード

  • サンダー系魔法の継続時間

  • アンブラルハート

  • ポリグロット

ありえないぐらい多い。

名前が長くて効果が分かりにくいものもある。この名前で説明が書いてあるのがキツい。(しかも説明不足。フレアやデスペアの必要MPは書いてない。)

前提として、魔法の属性は4つある。

  • 魔法 (ファイア系) : 大ダメージ, 主なダメージソース

  • 魔法 (ブリザド系) : 小ダメージ, MP回復したいときに使用

  • 魔法 (サンダー系) : 継続ダメージ (火/氷と関係なく敵に付与しておく)

  • 属性魔法 : 特大ダメージ, 特殊ゲージで使用

そのうえでゲージの役割はこんな感じだ。分かりにくいで色で書く。

  • 赤ゲージ : 魔法で上がる → ダメージアップするがMP回復停止

  • 青ゲージ : 魔法で上がる → MP自動回復量アップ

  • 青ライン : 氷魔法 (上位) で付与 → 炎魔法がMP消費なく撃てるボーナス回数

  • 紫ゲージ : 赤/青ゲージの時間経過で増加・最大までいけば無属性魔法が撃てる回数+1

つまりゲージ管理と魔法の撃ち方としては、こうなる。

  1. 炎魔法で赤ゲージを上げて攻撃、MPがなくなったら氷魔法で青ゲージを上げてMP回復

  2. 余裕があれば青ラインつけてから炎魔法を撃つ

  3. 並行して雷魔法で継続ダメージ状態を敵に付与しておく

  4. 貯まったら無属性魔法も撃つ

(この他に、残りMP全消費で大ダメージの魔法を炎魔法ターンの終わり際に撃つ、詠唱時間をキャンセルできるスキルを適宜使うなど)

時間制限がきびしい

理屈は書いた通りなのだが、きびしい時間制限があるところが難しい。

ゲージは15秒放置すると0になる。
ゲージ0では上位魔法が発動できない。しかも最上位魔法 (~ジャ系) ではゲージ時間が延長されない。管理のために下位魔法を挟む必要がある。

そうやって上位/下位魔法を使い分けながらゲージ維持が基本になる。これが難しい。というのも、魔法の詠唱に時間がかかるうえ、回避のために1歩でも動けば詠唱がキャンセルされるからだ。

スキル回しのアドリブが多い

その結果、アドリブが非常に多くなる。

もちろん黒魔道士にも最も効率が良い魔法 (スキル) の使うパターン (スキル回し) があるが、回避でゲージが途切れる/順番を1つ間違えるなどがあると、すぐに予定が狂う

この難しさが面白い。

理想のパターンから外れてしまったところから復帰するために、魔法の性質を理解しておく必要がある。とりあえず高威力の固定コンボを撃ち続けてれば良いわけではなく、少し頭を使うところが面白い

  • MP余ってたがブリザガ撃ってしまったので、ついでにサンダジャ付与を更新しておこう

  • ブリザジャで青ラインつけずにファイガ撃ちはじめてしまったので、効率落ちるが撃ちきってしまおう

  • ファイジャ連打後に回避していたらゲージ消えそうになったので、迅速魔ファイヤで誤魔化そう

  • 移動でしばらく詠唱できなそうなので定期的にトランスして赤/青ゲージ絶やさず紫ゲージ貯めておこう

など。ミスなく魔法が回せる熟練の黒魔道士からすると変な行動に見えるのだろうが、素人なりに何とか魔法を回そうと画策できるのが面白い

「難しいのでおもしろい」というハードル

黒魔道士の面白さは、難しさに起因している部分が少なからずあると思う。だからこそ初心者泣かせなのだろう。

ポジティブに言い換えれば、遊びつづけると分かるおもしろさの伸びしろがある、と表現できるかもしれない。100時間以上遊んで、他ジョブを触る機会もあって、面白いと思えてきた。

ただし、初心者にとって情報量が豊富すぎるFF14を呪術師 (黒魔道士) で始めるのは、やはり自分としてもお勧めはできないかもと思う。

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