ハッピーエンド「チョコレートドーナツを見ての感想」

「絶望とは何だろう」
手や足がちぎれたとき?
自分がゲイだと知ったとき?
生まれてくる子供が、重度の障害を抱えていると知ったとき?
両親が交通事故で死んだ時?
小さ檻の中で何年も虐められて時?

どれだけ些細なことでも人は絶望を感じるだろう。
なぜか?そんなことは関係ない、絶望と感じるから、絶望なんだ。


では、絶望を感じならがら生きることができる人とは何だろう?
絶望の中でも食事と睡眠が守られていること?
良いや生きる希望を知っていることなんだと思う。

生きる希望を教えてくれる、人やストーリーに出会い
そして人知れずに絶望と闘い、希望を求め手を伸ばすのだろう。


私の人生は絶望の連続だった・・なんてことはなく、とても恵まれた人生を送っていきた。
だが恵まれた私は、私が生きる社会で絶望に日々魘されている人がいるという現実を、知ろうとはしなかった。

なぜだろう。
理由は一つだ、気持ちが暗くなるからだ。


世の中には知らなくても良いことがある。人はそのように言う。
なぜなら、その真実を知ったとこで、それらを助けられることができないからだ。

人は無力で非力だ、そして残酷だ。
ハッピーエンドはどこにあるのだろう?

私はできることならば、死ぬまで現実と向き合う精神を忘れてはいけないと思う。

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