お腹

潰瘍性大腸炎 悪化のサインを見極めよう

潰瘍性大腸炎は悪くなると一気に悪化するという厄介な病気です。今回は悪化する前のシグナルを読み取り、重症化を防ぐ方法をお伝えします。

【直腸のヒリヒリと血便】 

排便時に直腸のあたりがヒリヒリしてきたら、血便が出ていないか注意してください。血が混じっている場合は悪化している可能性があります。痔の場合もあるので、粘液が混じっていないか見て、混じっていれば悪化しているサインです。

【便が細くなる】

下痢だけでなく、便が細くなるのも悪化のサインです。何日も続くようでしたら、食事など見直した方が良いでしょう。

【粘液】 

便に白い粘液が混じってきた場合は、悪化してきている可能性があります。同時に血便が出ていないかも見てください。

【ガスが増える&独特の臭い】 

おならが増えたり、臭いが独特のものに変わってきたら注意してください。これも悪化のサインです。

【S状結腸の痛み】 

S状結腸は左の下腹部あり、もしここに痛みが出てきた場合は悪化のサインとして捉えてください。また、へその下を走っている横行結腸が痛む時もあります。


上記の症状が出た場合は、食生活を見直して主治医に相談しましょう。肉、卵、チーズ、チョコレート、ラーメン、コーヒー、揚げ物などはすぐにやめて食事の量を減らしてください。

タンパク質は植物性のものからとり、ビタミンやミネラルなどはサプリメントから摂取します。一時的に体重は落ちますが、治ってくれば元の体型に戻ります。

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