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休業と移住の話⑧ 徳島編

休業と移住の話 ⑧ 徳島編


淡路島で、

起業と住まいの

両方を叶えられる

土地、家に

残念ながら

出会えなかった私は

思い切って

5ヶ月の淡路島お試しぐらしに

終止符を打って、

徳島県に移動しました。



徳島県にも

各地に

お試し暮らし住宅があるので、

空き情報などネットで調べ、

徳島県内で唯一の村、

佐那河内村 と出会いました。


運良く

希望の期間が空いていたので

3か月の期限で

お世話になることにしました。


徳島県に移動したのは、

お隣りだったから。


お遍路さん

空海さんに興味があったし

徳島のお隣の香川県で

おうどんを食べたかったし、

愛知県に日帰りで行ける

ギリギリの距離

だと思ったからです。



で、徳島に移ったら、

今度はアルバイトせず、

家探しに専念するぞ!と

淡路島での生活とは違うやり方を

試みてみました。



とはいうものの、


今度こそ、

全く知り合いがおらず、、、

何をどうしたらいいのやら、、

めちゃくちゃ不安でした。



徳島に移動して4日目、

愛知県の友人が

徳島なら阿波藍だよ!

興味があるなら

ここに行っておいで~!と

伝統的な阿波藍を

大切に守っていらっしゃる

工房を紹介してくれました。


時間だけはたっぷりとある私は、

すぐに

阿波藍の工房に連絡してみました。



すると、、、、

ちょうど藍をたてるところだから

ぜひ!と、歓迎してくださり、

すぐに見学に行けることになりました。


こんなチャンス、

そんなにないことだし、

私、とっても運がいい!!


不安が吹き飛び、

ワクワクしながら

工房にお邪魔しました。


なんて美しい色なの!!!

私はすぐに阿波藍のとりこになりました。


藍の立て方、

染め方

先生の作品など

一通り見せていただいて、

お話ししていたら、

なんだかお互いに運命を感じ、、、


なんと、なんと、

その日のうちに、


今までは誰にも教えてこなかったけど

あなたなら教えてあげるわ!

と言っていただけて、、、( ;∀;)

阿波藍を

教えていただく流れになったのです。



翌日から早速

片道40分ほどの道のりを

毎日車で通って

阿波藍のことを学ばせてもらうこと

約一か月。


先生は

私の生活のことを

とても気にかけてくださり、

藍で生計を立てられるような提案を

いくつかしてくださいました。


でも、残念ながら

初期投資にお金がかかるし

生半可な気持ちでは

阿波藍を継ぐことはできないし

生計を立ててゆくのは

難しいと判断しました。



阿波藍はとても美しくて実用的。

とても惹かれたのは本当ですが、

仕事として阿波藍とかかわっていくことは

できないと思いました。


将来、

自分のものを染めたりできたら

それで満足。

という程度の気持ちでは

到底続けられないほど

阿波藍は奥深かったのです。



続きます

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