やっぱりこれはネタになるものの一つなんだ

フォローしているクリエイターさんが初めて買ったcdの話を書いていた。
こういう話、実はよくするし、わりと好きな話題というか、盛り上がることのできるものの一つだと思っているのだ。
ちなみに、俺が最初に買ったcdは、Paul LaineのDoriannaというシングルと、もう1枚マドンナの何かシングルだったと思うのだが、曲名を思い出せない。
これは購入した時期も思い出せる。1991年の10月か11月か、とにかくその辺りである。もう学校、今の視覚特別支援学校の寮に入っていた俺。その10月に自分専用のCDプレイヤーを買ってもらって最高に嬉しかったのだ。
そんな時期に寮のちょっとしたイベントで、夕食を外食にするというのと、買い物をしていいという日があったのだ。どうしてそうなったのかあまり思い出せないのだが。
そんな折、近くの小さめの書店で、cdの扱いもあったので、何か買ってみたというわけだ。しかし、その当時、あまりアーティストは知らなかった。今から30年以上前、インターネットなんてあるわけもないし、もっぱらラジオだけが音楽情報源というわけだ。
それでもなにか適当に見繕っていただいた2枚だったと思う。今配信で聞き直してみると、わりとロックなのだ。ただメロディ安のはっきりしたものを好むのは今と変わっていないと思う。
ちなみに、最初に買ってもらったアルバムは、その当時ヒット中だった、Michael JacksonのDDangerousと、BBoyz IIe MenのCooleyhighharmonyだった。
それぞれ、ディスクそのものはもう実家のどこかにあるか、つい先日母親の終活の一端として手放すことになってしまったかもしれないのだが、ありがたいことにどちらもデータで持っていたり、配信で聴くことができるようになっていたりするのだ。いい時代である。
そんなわけで、最初から洋楽ばかり聴いているのはどうしてなのだろう?と思って、いろいろ思い返しているとその理由になりそうなことは異いくつかありそうだ。
まず、父が音楽が好きで、週末の朝はいつもfm放送をやや大きめの音量でリビングでかけていたこと。
そして、そのころ、衛星放送で、音楽メインのチャンネルもあって、そこでは洋楽ばかりがかかっていたこと。
これらが合わさるとやはり洋楽好きの出来上がりというわけだろうか。加えてテレビよりラジオが好きだった俺にとって、洋楽の方が馴染み深かったのだ。
そんなわけで、びっくりすることに、音楽の趣味はあれから30ね二乗たった今でも大きくは変わっていないのである。
そして、このcdたちと出会った2年後から本格的に音楽を演奏する側になろうなんて、歌うのすら恥ずかしくて仕方なかったその頃の俺には想像すらできないのだが。

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